競馬の必勝法

競馬のワイドの上手い買い方は?儲けるための必勝法も解説

競馬のワイドの上手い買い方は?儲けるための必勝法も解説

ワイド馬券は3着までに入る2頭を選ぶ、他の馬券と比較すると特殊な的中条件となっている馬券の投票法の1つです。
この記事ではワイド馬券の特徴や上手い買い方、必勝法について解説します。

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競馬でワイドとは?

競馬でワイドとは?

ワイド馬券は正式名称が拡大馬番号二連勝複式(かくだいうまばんごうにれんしょうふくしき)と呼ぶ投票法の1つです。
1つの投票で2頭を指名し、指名した2頭がそれぞれ、3着以内に入れば的中となる馬券です。

普通馬番号二連勝複式(ふつううまばんごうにれんしょうふくしき)=馬連が、2頭を指名しそれぞれが2着以内に入れば的中なのに対し、ワイドは2着ではなく3着までが的中条件ですので、馬連よりも的中率は高く、純粋な的中率はフルゲート18頭立てのレースの場合、4番目に高い的中率を誇ります。

ワイドが登場したのは1999年と比較的歴史は浅く、当時有馬記念3年連続3着の記録を持った、ウマ娘でも人気のナイスネイチャが「ワイド」と書かれた紙を咥えた写真を使ったポスターが話題にもなりました。

その後、2004年に3連単が導入されたことで、WIN5を除き2023年現在の投票方法と同じ形態になりますが、2021年の段階で3連単、3連複、馬連に次ぐ4番目のシェアを誇っており、競馬ファンにも馴染みのある投票方法の1つです。

ワイドの大きな特徴は、馬連の組み合わせと同じく1着、2着の組み合わせ以外に、2着、3着の組み合わせと、1着、3着の組み合わせも的中となる点で、複勝と同じく基本的には同一レースで3通りの買い目が的中となります。

また、それ以外のワイドの特徴としては、複勝では7頭以下のレースでは2着までが対象となりますが、ワイドは7頭以下のレースでも3着までが対象となり的中条件は変わりません。

ただし、1着及び2着が同着だった場合は、3頭の馬で1、2着が決定するため、複勝と同じく3着までが対象と言うよりは、上位3頭が的中条件の対象になります。

逆に3着が同着だった場合は、合計で5点以上的中の組み合わせが発生します。
直近では2020年11月23日阪神競馬場の12Rで3着同着3頭となり、ワイドは同レースで7点の組み合わせが的中となり話題にもなりました。

このようにワイドでは、状況によっては特殊なケースになる場合もあるため、7頭以下のレースでの扱いや、同着の着順別のケースは知識として知っておくと、本番で戸惑うことがなくなります。
では次にワイドのメリット、デメリットを見ていきましょう。

馬券をワイドで買うメリット

馬券をワイドで買う最大のメリットは、馬連と比較すると純粋な的中率が高くなり、馬券が当てやすい点です。

フルゲート18頭で的中率1.9%と4番目に高い的中率ですが、10頭立のケースでは6.6%に上がり3番目に高い的中率になり、さらに7頭立てのレースでは14.2%に上昇し、複勝に次ぐ2番目に高い的中率となります。

また上述通り7頭以下のレースでは複勝は3着ではなく2着までが対象になりますが、ワイドは7頭以下のレースでも3着までが対象となります。
この的中率の高さを活かすためにも、フルゲートのレースよりは頭数の少ないレースが狙い目といえ、特に少頭数のレースではワイドは絶好の狙い目となります。

また、ワイド独自のメリットとしてダブル的中が可能という点も大きな特徴です。
複勝とワイドは的中となる組み合わせが3点となりますが、通常1点購入を行う複勝では2点以上的中するケースは基本的にありませんが、2点以上購入することが多いワイドでは、最大でトリプルで馬券を的中させることも可能です。

狙って2点以上的中させることは決して簡単ではありませんが、ダブル、トリプル的中の場合は大きな利益が出る点はワイドならではのメリットとなるため、ワイドで利益を出すためには馬の選定が重要と言えます。

馬券をワイドで買うデメリット

ワイドで馬券を買う際の大きなデメリットとなるのが、馬連と比較すると払い戻し金額が大きく下がる点です。
特に人気サイドの組み合わせを買う際には、最低で1倍台のオッズになるケースもよくあるため、人気サイドを買う際には基本的には1点買いや、オッズから購入を見送るケースも少なくありません。

特に7頭以下の少頭数のレースの場合、7頭立てで21点しか購入点数がないことから、純粋な的中率は高いですが、上位人気に投票が集中しやすく、基本的に穴を絡めなければ大きな利益を出すことができません。

このデメリットを回避するためには、ワイドの購入パターンを押さえて、オッズや状況に応じて使い分けることが重要となります。

ワイドで利益を出すための必勝法

ワイドで利益を出すための必勝法

ワイドのデメリットである払い戻し金額の低さを解消するためには、ワイドの購入パターンを押さえておくことが重要となります。

例えば馬連のように、人気の軸馬から手広く流すことで万馬券を的中させることができますが、ワイドの場合は人気の軸馬から買う場合、人気馬同士の組み合わせで5倍以下、穴馬でも10倍程度と配当がつかないため、ワイドで馬連以上に手広く買うことは基本的にはできません。

このように馬連と同じく感覚でワイドを買っていては利益を出すことができないため、ワイドで利益を出すためには、ケースに応じた買い方の使い分けが最も重要となります。

ここでは、実際にワイドで利益を出すために必勝法となる、ワイドの購入パターンを具体的に解説していきます。

自信がある時は1点に絞る

ワイドの1つ目の購入パターンは、馬券に絡む可能性の高い馬で勝負する場合は1点に絞って買うやり方です。
上位人気馬を買うというよりは、自分の中で馬券に絡む可能性が高いと判断したら、オッズを問わず1点で勝負し、その他の馬券は買わないのがベストです。

馬連であれば片方が3着に入り馬券を取りこぼす可能性も高いため、万が一に備えて2点以上購入してもよいですが、3着までを含むワイドで買うことにより的中率を下がり確実性は高まりますが、払い戻し金額は下がってしまうため、2点以上の購入は利益の面から控えた方が賢明です。

また、1点しか買わないとはいえ、2倍未満のオッズを買ってしまうと見返りが少なく、不的中のリスクのあるローリスクローリターンのギャンブルとなるため、こういったケースでは1点買いといえども購入は控えた方が良いでしょう。

開幕週の短距離戦などは展開の予想がしやすく、強い馬2頭が理想の枠順を引いたケースなど、自分の中で自信のあるレースでは、馬連よりもワイド1点購入の方が、万が一の取りこぼしを防ぐことができ、結果として的中率が高くなるため、このようなケースではワイド1点購入が特におすすめです。

トリプル的中も狙えるワイド4頭ボックス

次に紹介するの購入パターンはワイド4頭ボックスです。
ボックスとは選んだ馬全ての組み合わせの馬券を買うことですが、ワイドは馬連と同じく4頭ボックスで6点購入となります。

一般に超高額配当を除いた馬券の平均配当は馬連が1500円前後、ワイドが600円前後と言われていますが、馬連の5頭ボックス、ワイドの4頭ボックスは丁度この平均配当に収まっており、払い戻し金額が下がるワイドでは4頭ボックスが平均配当からもおすすめの購入パターンです。

そして、ワイド4頭ボックスの最大の魅力は、ダブル的中やトリプル的中が狙える点です。
軸馬を決めて流す買い方ですと、ダブル的中は可能でも、ワイドの的中馬券は軸馬がいない組み合わせも必然的に発生するため、この軸馬がいない組み合わせを押さえることができません。

その点、ワイド4頭ボックスでは自分の選んだ4頭のうち、3頭が1、2、3着を独占した場合、トリプル的中となり大きな払い戻しを得ることができます。

ワイド4頭ボックスの組み合わせは理論上は4パターンですが、ワイド4頭ボックスでは選ぶ馬4頭全てが人気サイドだと、的中しても見返りは少ないため、最低でも穴馬は1頭以上は選ぶようにしましょう。

また、人気馬同士の組み合わせはトリガミとなるケースも多いため、トリガミとなる馬券は金額を上乗せしたり、ボックス買いではなく敢えて1点買いで勝負するなどの切り替えが必要です。

波乱の可能性が少ないと判断したら、上位人気3頭と穴馬を1頭狙い、トリプル的中を視野に入れた購入が理想です。
それに対し、人気馬2頭に穴馬2頭の組み合わせであれば、波乱も視野に入れ的中率と払い戻し金額のバランスを取ることができます。

さらに、人気馬1頭と穴馬3頭の組み合わせは、的中率は下がりますが、穴馬同士の組み合わせも発生するため、トリプル的中に加え、ワイド万馬券など思わぬ高配当を的中させることができる夢のある買い方に変化します。

状況に応じて、この3パターンの買い方を使い分けることが、ワイド4頭ボックスで利益を出すためのポイントです。

手広く狙えるワイド流し馬券

ワイドにボックス買いがあるように、馬連と同じくワイドも流し買いは基本的な購入パターンの1つです。
そして、ワイド流しでは軸馬が人気サイド、穴馬で購入点数が大きく変わってきます。

人気サイドの軸馬から流す場合は、最高で6点、穴馬から行く場合は10点程度を目安に、実際のオッズと照らし合わせて購入点数を調整しましょう。

馬券に絡んだ3頭中1頭は2桁人気の人気薄が絡むケースも多いのが実際の競馬のレースですが、この人気薄が絡むケースを想定して、穴馬を確実に拾って的中させるイメージとなります。

ですから、人気サイドで攻める場合はワイドの平均配当である600円を意識し、確実に穴馬を中心に購入し、人気サイドの組み合わせは流しではなく1点買いで勝負することが重要です。

逆に穴馬を軸に据える場合は、人気薄同士の組み合わせよりも、上位人気を交えて手広く流しダブル的中を狙うのが理想の買い方となります。

上述の通りワイド流しでは軸馬が絡まない組み合わせの的中馬券は拾うことができないため、トリプル的中は理論上不可能です。

ですが、予想と買い目がが上手くハマれば、軸馬と選んだ馬の3頭が馬券に絡み、ダブル的中することも十分可能であり、特に穴馬を軸に据えるワイド流しでは、積極的にダブル的中を狙っていきたいところです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はワイド馬券の特徴やワイド馬券で儲けるための、具体的な3つの買い方やそのポイントを解説しました。

1点買い、ボックス、流しの3つのポイントを確実に押さえて、ケースに応じて使い分けることがワイドで利益を出すための重要なポイントです。

特に本命狙いはトリガミになるケースが高いため、購入金額を増やしたり、1点買いに切り替えるなど、適切な対応を行い利益に繋げていきましょう。

  • この記事を書いた人

中森

競馬歴22年の中森です。 競馬だけで生活しています。 独自のリサーチと情報収集力で競馬予想サイトの真偽を見極めるコラムを執筆しております。
競馬予想に役立つような情報を発信中。

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