2023年おすすめの競馬新聞を解説！あなたの予想スタイルに合った競馬新聞は？

最近はネットを中心に競馬予想をする人が増えていますが、豊富な情報を時間をかけて予想するなら、競馬新聞を活用するのがおすすめです。

実際に競馬新聞を活用することで得られるメリットも多いですが、この記事では現在発売中の競馬新聞の中でも特におすすめしたい競馬新聞を解説していきます。

競馬で予想に競馬新聞を使うメリットとは？

現在はスマートフォンやPCなどで手軽に競馬のレース情報や出走表などを確認することができます。
では、なぜ競馬予想に競馬新聞を活用する人がいるのでしょうか？
競馬新聞を使うメリットとデメリットは以下の通りです。

競馬新聞を使うメリット	競馬新聞を使うデメリット
軽量で持ち運びがしやすい	該当レースを探す手間がかかる
スマホの画面よりも字が大きく予想しやすい	リアルタイムの情報が確認できない
予想を直接ペンで紙に書き込める	掲載オッズと実際のオッズに誤差がある
調教タイムが確認できる	新聞購入のコストが発生する
厩舎コメントが確認できる
コラムなどで関係者の情報が聞ける

ではネットを中心に予想するスタイルと比較した競馬新聞を使うメリット、デメリットを詳しく見ていきましょう。

競馬新聞を使うメリット

現在ではネットを使ってレースの出馬表や馬柱を見ることが可能なため、人によっては競馬新聞は不要と思っている人もいるのではないでしょうか？

しかし実際には、今でも多くの人が競馬新聞を購入して競馬予想を行っています。
ここでは、競馬新聞を購入している人がどのような部分にメリットを感じているのかについて解説していきます。

軽量で持ち運びがしやすく、さらに直感的に情報が見やすい

まず、競馬場や場外馬券売場をメインに馬券を買う人は、競馬新聞の方が軽量で持ち運びがしやすいため、このメリットを活かすために競馬新聞を購入する人が多いです。

また、スマホの画面は小さく、文字を拡大するためには、その都度操作が必要になるため、直感的に情報が見やすい点も競馬新聞のメリットの1つになります。

競馬新聞は紙面に直接情報を書き込むことができる

そして、ネットでは予想の書き込みが基本的にはできませんが、競馬新聞は紙面ですので、自分の予想や買い目を直接紙面に書き込むことができます。

昔から競馬新聞を活用している人は、書き込みを行いながら予想するスタイルの人も多いため、現在も多くの人が紙面ならではの書き込めるというメリットを活かすために競馬新聞を購入しています。

調教タイムなど競馬新聞でしか確認できない情報がある

さらに、競馬新聞を活用する最大のメリットが、調教タイム、厩舎コメント、その他関係者情報を見ることができる点です。

ネット上で確認するためには、基本的にこういった情報は有料会員登録を行う必要がありますが、会員登録不要で競馬新聞を購入するだけで、これらの情報が確認できるため、予想プロセスに馬の実績以外の情報を活用している人の大部分は、競馬新聞を購入しています。

競馬新聞を使うデメリット

次にネットを中心に予想を行う人の視点で、競馬新聞を使うデメリットを見ていきましょう。

紙面のため予想したレースを探すのに無駄な手間がかかる

まず、競馬新聞では基本的に一日のレースが、順番に並んでいないため、予想をする際に該当レースを探す手間が発生します。
スマホやPCの方がレース番号を選択するという、直感的な操作で該当のレースをすぐに選択できる点は大きなメリットです。

競馬新聞毎にレースの記載される順番はある程度決まっているため、慣れてくればすぐに該当レースのページを選ぶことができますが、すぐに該当レースを選択できるようになるには慣れが必要です。

オッズなどは正確な数値を見ることができない

次に、ネットでは当日の馬体重やオッズなど、リアルタイムの情報を簡単に見ることができます。
競馬新聞だけでは見ることができないため、こういった情報は結果としてネットに頼る人が多いのも現状です。

また競馬新聞には予想オッズが記載されていますが、あくまでも想定オッズのため、実際のオッズとは異なることが多く、正確な数字を出すためにも、ネットでオッズを確認する人は多いのではないでしょうか。

このように予想だけでなく、リアルタイムの情報の確認ができ、購入もネット上から行えるため、予想から購入までの一連の操作がスマホやPCで解決する点はネットを活用する大きなメリットといえます。

ネットと違い新聞の購入費用がかかる

そして、ネットはスマホを利用している人や家でインターネット環境が整っている人であれば、無料で使うことができますが、競馬新聞は有料のため購入のコストが発生するため、この点は競馬新聞を使う大きなデメリットです。

このように、競馬新聞とネットを比較すると、メリットやデメリットがいくつか存在します。
様々な理由から多くの人が競馬新聞やネットを使って競馬予想を行っていますが、理想を言えば自分の予想スタイルと合致した予想ツールを選びたいですね。

現在ではJRAホームページで予想は可能

(引用元：JRA)

上述の通りネットの普及した現在では、ネット環境さえ整っていれば競馬新聞がなくても予想をすることは可能です。

ネットで予想する際に多くの人が活用するのが、JRAホームページに掲載される出馬表ですが、実際に公式の出馬表を活用し予想するメリットもあります。
では、ネット予想の代表ともいえるJRAホームページを使うメリットを簡単に見ていきましょう。

JRAホームページの出馬表を使うメリット

まず、予想から購入まで1つのサイトで完結する点がJRAホームページを活用する大きなメリットです。
現地購入や場外馬券売場で購入する人を除き、現在多くの人はインターネット投票で馬券を購入していますが、インターネット投票を行うためにはJRAホームページからログインする必要があります。

そして、馬柱で予想するだけでなく、オッズや当日の馬体重もホームページから簡単に確認可能で、レース結果も簡単に見ることができます。
このように予想から馬券購入まで一連の操作が全て1つで完結する点は、ホームページを活用する大きなメリットです。

さらに、ホームページでは予想印が一切無い点も、人によっては大きなメリットといえるでしょう。
他のネット上の出馬表では、予想印が掲載されているサイトも多いですが、公式サイトでは予想印は一切掲載されていません。

初心者であれば、印を参考に買うケースもありますが、ある程度慣れてくると、予想に影響を及ぼす可能性がある印は見ない人が多いです。

ですから、競馬新聞や他のネット上のサイトであれば、出馬表から目を逸らして、馬柱だけを見る人が多いですが、そもそもJRAホームページでは印がありませんので、目を逸らす必要なくじっくり予想することができます。

JRAホームページの出馬表を使うデメリット

JRAホームページ出馬表を使う際のデメリットといえる部分は、出馬表が横組みで記載されている点です。
特に縦組みの出馬表に慣れている人は、敬遠する人も多いですが、そもそも書かれている情報は同じですので、慣れてしまえばこのデメリットも気にならなくなります。

また、厩舎コメントや調教タイムを確認することもできないため、この2つを予想プロセスに組み込んでいる人は、競馬新聞やネット上の別のサイトを活用する必要があります。

他にもネットやパソコンに疎い人や、PCやスマホを持ってない人などは、情報を確認することができないため、ホームページの情報を活用することは不可能です。

JRAホームページで予想をしたことが無い人の中で、今回紹介したデメリットの部分が気にならない人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

おすすめの競馬新聞を解説

競馬新聞は大きく分けると競馬を専門に扱う競馬専門紙、スポーツ全般を記事にするスポーツ新聞、ネット新聞の3つがありますが、今回は2023年現在、競馬予想をする際におすすめの競馬新聞を6つ解説していきます。

豊富な情報量が最大の特徴の競馬ブック

(引用元：競馬ブック)

競馬新聞と言えば誰もが最初に名前が浮かぶのが、この「競馬ブック」ですが、競馬新聞の中でも在籍するトラックマンの数は他社と比べても非常に多く、トラックマンが直に取材を行い得た豊富な情報量が、競馬ブックの大きな特徴です。

特に予想は基本的に本命よりの予想が多く、極端な穴狙いはないため、印に惑わされずに冷静に豊富な情報を分析しやすく、予想に専念することができます。

また、掲載されている予想オッズも、リアルタイムのオッズに最も近いと言われるぐらい優秀で、前日予想でも実際のオッズに近いオッズを元に、買い目の計算ができる点も便利です。

競馬ブックを使いこなす上でいくつか注意点があります。
まずは、馬柱が横組である点です。

その他の競馬新聞やスポーツ新聞は基本的に縦組みで書かれているため、縦組みの馬柱をメインに予想している人は、競馬ブックを使いこなすには慣れが必要となります。

また、全レース掲載は基本的に発行元所属の地域がメインであり、関東版は関東、関西版は関西、さらに、ローカル開催の場合はローカル版を購入する必要があり、基本的には1場をメインに購入する人向けの競馬新聞です。

全てのレースの情報をチェックするためには、最大で3つ購入する必要があるため、全場購入を行う人には競馬ブックはあまりおすすめできません。

どの競馬新聞を買えば良いのか迷っている人には、これらの注意点が気にならないのであれば、ぜひともおすすめしたい競馬新聞が競馬ブックです。

見やすさや重視や穴狙いの人におすすめの競馬エイト

(引用元：競馬エイト)

競馬エイトは近年競馬中継などのTV番組に出演するトラックマンが多く在籍している、産業経済新聞社が発行する競馬新聞です。

競馬エイトの最大の特徴は、3場開催で全てのレースが馬柱や予想印付きで掲載されている点や、カラー紙面を採用しており馬柱が見やすい点が特徴となります。
また、馬柱もメジャーな縦組みを使用しているため、横組みの馬柱が苦手な人も安心です。

競馬ブックと比較すると予想は穴狙いも多く、豊富な情報を元に購入者自ら穴馬を分析する競馬ブックに対し、トラックマンが積極的に穴馬を根拠を元に進めるため、予想スタイルが穴狙いの人は、根拠が明確に記載される競馬エイトはおすすめの競馬新聞といえます。

純粋な情報量や、自分で情報を分析できる人にとっては競馬ブックの方がおすすめできますが、それでも縦書きの馬柱やカラー紙面、さらには掲載レース数などで差別化はされているため、競馬エイトは競馬ブックと並びおすすめしたい競馬新聞の1つです。

豊富な情報量と夕方に買える点が特徴の東京スポーツ

(引用元：東スポ競馬)

スポーツ新聞の中でも、競馬に一番力を入れているスポーツ新聞が東京スポーツ社が発行する東京スポーツです。
国内で発売されているスポーツ新聞の中では、競馬紙面に割いているページが最も多く、豊富な情報量が特徴です。

競馬専門紙の多くは夕方に買うことができますが、スポーツ新聞の中で夕方に購入できるのは、東京スポーツのみなので、前日からじっくりと予想をすることができます。

スポーツ新聞なので情報量は競馬専門紙と比較すると劣りますが、それでも情報量が豊富な点と夕方買える点は東京スポーツの最大の特徴であり、リーズナブルな値段が売りのスポーツ新聞ですが、迷ったら東スポと言えるぐらいおすすめできるスポーツ新聞です。

日刊スポーツとスポニチ

(引用元：スポニチ競馬Web)

今回紹介するスポーツ新聞2つのうち、日刊スポーツは朝日新聞系列の日刊スポーツ社が、そしてスポニチは毎日新聞系列のスポーツニッポン新聞社が発行する、それぞれ大手スポーツ新聞です。

日刊スポーツはコンピ指数という日刊スポーツ独自の指数が掲載されており、この指数を使った馬券の買い方の本が出るくらい、一部競馬ファンの間では有名な指数のため、コンピ指数が見れるという点から日刊スポーツはおすすめのスポーツ新聞の1つです。

また、スポーツ新聞の多くは、関東圏と関西圏でそれぞれ、記事の内容や紙面が大きく異なっていますが、スポーツ新聞の中でも競馬ブックと同じく横組みの馬柱を使っているのは、唯一関西圏（関東圏のスポニチは縦組み馬柱を使用）で発売されているスポニチのみです。

競馬ブックの紙面やJRAホームページの出馬表に慣れている人には、関西圏のスポニチは見やすさという点から一押しのスポーツ新聞と言えます。

ネットを使うならnetkeiba.comがおすすめ

(引用元：netkeiba.com)

現在では各種競馬新聞社が、ネットで閲覧できる新聞を発行していますが、競馬予想にネットを活用するのであればnetkeiba.comがおすすめです。
厳密には競馬新聞とは言えないかもしれませんが、ここではnetkeiba.comもネットの競馬新聞の１つとしておすすめします。

netkeiba.comの良い点は、特に公式でもあるJRAホームページと比較した場合に、有料会員であれば厩舎コメントや調教タイムを確認できる点が大きく優れています。

特に月額1,027円のスーパープレミアムコースでは、馬柱付の出馬表を見ることができるようになり、ネットのため当日の馬体重やオッズなどもリアルタイムで表示されるため、JRAのネット投票であるIPAT連携機能を使えば、netkeiba.com1つで予想から購入まで全て完結することができ大変便利です。

また、有料会員になると騎手や厩舎など関係者のコラムを見ることができ、より一歩深い競馬関係者の知識を得ることができます。
他にも予想に関する情報やプロ予想、指数予想など、豊富な予想材料を有料プランでは見ることができます。

ネットで予想から馬券購入まで1つのサイトで完結させたい人は無料体験期間で有料プランを体験することができるため、まずは無料体験でnetkeiba.comの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は2023年現在でおすすめできる競馬新聞を5つ紹介しました。

競馬新聞購入の費用が惜しい人は、ネットのみで予想することもできますが、予想の精度を上げるには、やはり新聞の情報は積極的に活用したいですよね。

競馬新聞それぞれに特徴があるため、良い点と気になる点を事前に把握しておき、自分の環境に最適な競馬新聞を選ぶようにしましょう。