競馬中継を楽しむといったら、それまではテレビが主流でした。
しかし最近は情報通信技術の向上に伴い、ネットでも中継されるようになったことから、パソコンやタブレット、あるいはスマートフォンで楽しむ人も増えてきました。
特にスマホは1人1台持っているような身近な物で、手軽に使える便利さがあることから、自宅はおろか出先や電車の中でもすぐに見ることができ、非常に便利な物と言えます。
今回はその便利なスマホを使って競馬中継を楽しむ方法を探り、しかもこのような時節柄を考慮して「無料」で見られるものに限定し、有料のものは対象外にしてご紹介します。
最後までどうかお付き合いください。
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Contents
無料で見られるのは2つの手段
スマホを使って無料で競馬中継を楽しめるものといえば、ネット中継とラジオ中継の2つ。
お手持ちのスマホに、テレビのワンセグ機能が付いているものでしたらテレビ中継も入りますが、iPhoneのように付いてないものもあるので、ここでは割愛します。
ネット中継でしたら、中央競馬なら「GREEN CHANNEL WEB」のレース中継が有名ですが、こちらは月額制の有料中継であり、使い勝手がよくないという声も多々寄せられるように。
そこで2023(令和5)年3月25日からJRA(日本中央競馬会)ホームページにおいて、レースのLIVE中継が開始されるようになり、利用者にとっては便利になりました。
地方競馬でしたらNAR(地方競馬全国協会)の「地方競馬ライブ」のほかに、ニコニコ動画の「ニコニコ競馬チャンネル」で、全国の地方競馬のレース中継が視聴可能です。
ラジオ中継でしたら「radiko」アプリを使うことにより、全国の中央競馬レース中継を流しているラジオNIKKEI(日経ラジオ社)をはじめ、各局の競馬中継を聞くことができます。
これらの件について、詳しい話は以下に展開していきますので、ご確認ください。
ネット中継で楽しめるコンテンツ
ネットで競馬中継を楽しめるコンテンツを、以下にご紹介します。
JRA公式サイト
2023(令和5)年3月25日から、JRAの公式サイトで「レースライブ」が始まり、各競馬場のレースをLIVEで視聴できるようになりました。
それまでJRAのレース中継をネットで見る場合「GREEN CHANNEL WEB」の一択であり、あとはJRA公式サイトのレース結果欄に、各レース確定後の競走動画が掲載される程度でした。
NARのLIVE中継は無料であるのに対して「GREEN CHANNEL WEB」は有料であり、手軽にレースを視聴できないという声が数多く寄せられ、JRAも一考することに。
そこでこの「レースライブ」が生まれたというわけです。
視聴方法は非常に簡単であり、事前の会員登録なども必要ありません。
JRA公式サイトにアクセスして「出馬表」→開催当日の各競馬場のボタンをクリックすると、このような画面が出るので、「レースライブ」のボタンを押すと中継画面になります。
レース中継は縦型のままだと見にくいので、レース中はこのように、横型にしてフルスクリーンにしておくと、見やすくなるでしょう。
ただし動画はレース中のみ起動しており、レースが行われていない時間は、各競馬場の発走時刻一覧表が、このように出てきます。
これでしたら出先などで中央競馬のレースを、LIVEかつ無料でチェックすることができます。
ただし「GREEN CHANNEL WEB」のように、レース中継の中でパドック解説やレース予想などは行われませんので、その点だけ注意が必要です。
あくまで中継だけ見たい、パドック解説やレース予想など要らない!という人にとっては、うってつけのコンテンツであるといえるでしょう。
なお、LIVEでレースを見逃してしまったという方のために、これまで活用されてきたJRA公式サイト「レース結果」欄右側の「レース映像」も引き続きご利用いただけます。
「レース映像」ボタンをクリックすると動画が映り、レース終了20分後から視聴可能です(審議等があった場合、更新が遅れる場合あり)。
また重賞と日本馬が出走した国際G1競走限定にはなりますが、YouTubeにあるJRA公式チャンネルにもレース映像があり、レース終了後こちらで視聴することもできます。
先日開催されて、日本馬が優勝したドバイターフおよびドバイワールドカップのレース映像も含まれており、感動をもう一度味わいたい方におすすめです。
NHK PLUS
NHK(日本放送協会)で放映されている番組を、リアルタイムで視聴できるアプリです。
視聴できるのは総合テレビと教育テレビの2種類で、それ以外の放送(衛星放送等)は見ることができません。
またこのサービスはNHKと受信契約を交わしている人向けのサービスとされており、未契約者でも視聴は可能ですが、放送中も画面の右下に契約を促す文言が出たままになります。
なおNHK(総合テレビ)の競馬中継は、以下7つのG1レースに限定されており、すべてのレースが視聴できるわけではありません。
- 皐月賞
- 天皇賞(春・秋)
- NHKマイルカップ
- 東京優駿(日本ダービー)
- 菊花賞
- 有馬記念
netkeiba.com(アプリ版)
これから先はすべて地方競馬専門のアプリとなります。
まずは競馬情報の総合サイトであるnetkeiba.com。
地方競馬全場のレース中継を放映しておりますが、スマホにアプリを登録した人限定のサービスとなっており、パソコンでは視聴できませんので、ご注意を。
ニコニコ競馬
動画配信サイト「ニコニコ動画」にある競馬情報サービスで、こちらも地方競馬全場の中継を行っております。
こちらもほかのサービス同様に、記入したコメントが画面に流れるようになっており、中継と一緒にコメント内容も楽しめるのが特徴です。
ただしアクセス数が増えると、混雑緩和のために有料会員であるプレミアム会員が視聴を優先され(月会費550円)、無料視聴者は視聴ができなくなる点に注意が必要です。
YouTube Live
主催者が自ら中継を配信している例として、YouTube Liveがあります。
こちらは岩手公営(盛岡・水沢)と浦和以外の全場の中継が配信されており、上述の競馬情報配信サイトを利用しなくても、リアルタイムに競馬中継を楽しめるサービスです。
nankankeiba.com
南関東4競馬場(大井・川崎・浦和・船橋)が運営する公式ウェブサイトで、開催日程・情報はもとより、馬券購入・レースデータ閲覧、そしてレースLIVE視聴ができます。
オッズパーク・楽天競馬・SPAT4
あとは公営競技の投票券を買えるオッズパーク、楽天競馬、SPAT4の3サイトです。
楽天競馬とSPAT4は、すべての地方競馬場のレースをチェックできますが、オッズパークは門別と南関東4競馬場以外の全競馬場のレースのみチェックできます。
サイトによって視聴可能な競馬場と、そうでない競馬場がありますので、注意が必要です。
地方競馬ライブ
そして、地方競馬の総本山ともいうべき存在の「地方競馬ライブ」があります。
当然のことながら、全国各地方競馬場のレースをリアルタイムに確認できるだけでなく、開催されている競馬場のすべての動画サイトにアクセス可能という優れものです。
したがって自分の好きなサイトで視聴できるよう誘導もされており、ここまで至れり尽くせりの誘導をしてもらえるのは嬉しい限りではないでしょうか。
ラジオ中継
ラジオ中継については「radiko」アプリを使って、全国各地のレースを楽しむことができます。
「radiko」はスマホを使ったラジオであり、ネット通信機能を使って配信・受信しているので、自宅や外出先にいながらにしてラジオを聞くことができるアプリです。
以下に、各ラジオ局が配信している競馬中継番組について紹介します。
中央競馬
東日本
◯ラジオNIKKEI第1放送(全国版)
※青森放送、東北放送(宮城県)は、土曜・日曜の15時〜16時でネット
※IBC岩手放送は、G1レースのみネット
◯ラジオ日本(神奈川県)
・日曜競馬実況中継 日曜 9時30分〜16時35分
※山梨放送は、土曜・日曜の15時〜15時55分でネット
◯ニッポン放送(関東広域圏)
◯TBSラジオ(関東広域圏)
(『爆笑問題の日曜サンデー』内のコーナー)
◯文化放送(関東広域圏)
◯STVラジオ(北海道)
・『草野あずみのハッピー競馬』 日曜 15時〜17時(2023年4月9日スタート)
◯ラジオ福島(福島県)
※非開催時はラジオNIKKEI第1の中継をネット(土曜・日曜の15時〜16時25分)
◯新潟放送(新潟県)
※非開催時はラジオNIKKEI第1放送の競馬中継をネット(放送時間は同じ)
西日本
◯ラジオNIKKEI第2放送(全国版)
※長崎放送は、長崎県域が土曜・日曜の15時〜16時、佐賀県域が日曜の15時〜16時でネット
◯MBSラジオ(近畿広域圏)
※以下の放送局は、15時〜16時でネット
西日本放送(岡山県・香川県)
中国放送(広島県)
山陰放送(鳥取県・島根県)
山口放送(山口県)
RKB毎日放送(福岡県。10月〜翌年3月)
LOVE FM(福岡県。4月〜9月)
宮崎放送(宮崎県)
※熊本放送(熊本県)は、G1レース開催時のみ放送(15時30分〜16時)
◯ラジオ大阪(近畿広域圏)
◯CBCラジオ(中京広域圏)
※非開催時は同番組のMBS版をネット(放送時間は同じ)
◯ラジオ関西(兵庫県)
※MBSラジオが制作を受託しており、実質的には『GOGO競馬サンデー!』の土曜日版
※山陽放送(岡山県)、山陰放送、中国放送は15時〜16時でネット
中央競馬については放送している局が多く、特に東日本ではラジオNIKKEI第1放送を、西日本ではMBSラジオの中継をネット受けしている局が多く目立ちます。
ラジオNIKKEIは競馬場の場内実況を担当し、MBSラジオもOBを中心に熟練のアナウンサーが揃っていることから、両局とも実況の精度には定評があることも影響しているでしょう。
またローカル競馬場(札幌・函館、福島、新潟、中京)開催の場合は、地元の放送局が独自に番組制作している例が多く見受けられます。
それだけ競馬開催が、その地域の人達の身近なものになっているということでしょうか。
なおプロ野球中継を放送する関係で、競馬中継を中止して、後からレース結果を録音放送する場合もありますので、当日のラジオ番組表をよくご確認ください。
地方競馬
◯IBC岩手放送
日曜 15時15分頃(『のりこの週刊おばさん白書』に内包)
または 日曜 17時〜18時25分(夕方のレースがある場合)
◯ラジオ大阪
※園田競馬のナイター開催期間中のみ放送。
※園田競馬場の特設スタジオから公開生放送されており、楽天競馬公式YouTubeチャンネルにて、その様子がライブ配信されている。
反対に地方競馬はラジオ中継の数が極端に少なく、確認できたのは岩手と兵庫のみ。
考えてみれば、地方競馬は全体的にネットに活路を見出しており、最近は馬券発売だけでなくレース中継もYouTubeや地方競馬ライブが主体ですので、仕方がない話かもしれません。
有料サイトの裏技を使う(お試し無料的なもの)
ここまで「無料」で楽しめるコンテンツにこだわって、ご紹介してきました。
しかし、有料サイトのコンテンツであっても、「無料」で利用できるものもあります。
無料でコンテンツを試してもらい、気に入ったら有料で利用してもらうことで、加入促進を図っているということでしょう。
そんなコンテンツを、いくつかご紹介します。
DAZN
東京シティ競馬の一部レースを放映していることで知られている同サイト。
2016(平成28)年に日本で最初にサービスを開始した時の料金は1,890円(税込)でしたが、2023年現在では当時のほぼ倍である3,700円(税込)まで跳ね上がる強気の価格設定。
これではなかなか利用しようという気にはなれませんが、一つだけ方法があります。
auないしUQモバイルの5Gまたは4G LTEのスマートフォンを契約し、さらにUQモバイルは「くりこしプラン +5G」へ加入してDAZNに登録するのです。
こうすれば登録後3か月間は無料で利用できますので、無料期間が終了する前に解約すれば、実質無料で利用できます。
JRA-VAN スマホアプリ
レース検討に必要な情報やパドック映像などを確認でき、レース終了から3分後にはレースの動画も視聴できるという優れもので、これ一つで検討から結果確認まですべて可能です。
料金は1か月あたり、Android版が550円、iPhone版が600円(ともに税込)ですが、登録後1か月は無料でお試し利用ができますので、登録して1か月近く無料で利用できます。
しかし最近はJRA自体が、ホームページで「レースライブ」として中継を無料放送するようになりましたし、地方競馬も無料中継の媒体が増えてきました。
そのためレース中継については、無料で利用できるものを探す必要がなくなり、今後は情報収集や検索という目的で、極力無料で利用できるコンテンツを探すことになるでしょう。
まとめ
以上「スマホを使って、無料で競馬中継を楽しむ方法」をご紹介してきました。
今回の記事をまとめると、以下のとおりになりました。
まとめ
- スマホを使って無料で競馬中継を楽しむならば、ネット中継かラジオ中継のどちらか。
- ネット中継で、中央競馬ならJRA公式サイトの「レースライブ」が群を抜いて便利。
- 地方競馬のネット中継はどれも充実しているが、NAR「地方競馬ライブ」が別格か。
- ラジオ中継なら「radiko」を使えば、全国の競馬場のレース中継が聞ける。
最後に1つだけ注意喚起を。
いくら「無料」で楽しめるといっても、スマホを使う以上、中継を楽しむには通信が必要ですから、当然のことながらパケット通信料がかかってきます。
使いすぎると、その分だけ通信料が発生することになり、余計な出費につながりますので、くれぐれも使いすぎには御注意を。