競馬騎手のイケメントップ3はこの人！心のイケメン騎手も詳しく紹介

テレビの競馬中継などを観ていると、騎手は大変な仕事だなと感じます。
時速60kmにもなる馬の背中に手綱1本で乗り、バランスを取りながら馬を誘導するのです。

しなやかで強靭な肉体と合わせ、落馬の恐怖に負けない精神力も必要だと思います。
そしてそんな危険と隣り合わせで騎乗する騎手は、いろいろな表情を見せてくれるのです。

レースでの力強い表情、勝利インタビューでのホッとした表情などは見ていてカッコいいと思います。
そんな真剣に生きている騎手達の中に、この人本当に騎手なのかと思えるほどのイケメンがいます。

この記事は、男から見てもイケメンと思える競馬騎手トップ3を紹介します。
またイケメンって、広い意味では顔だけではありませんよね。
男は顔じゃなくて心だということで、心のイケメンも併せて紹介します。

JRAのイケメン騎手トップ3

JRAには150人ほどの騎手がいるそうです。
その中に多くのイケメンがいますが、今回は独断と偏見で選ばせてもらったJRA騎手イケメントップ3を紹介します。

どんな顔立ちが好みかは人それぞれですが、このトップ3は皆さんに納得いただけるのではないかと思います。

浜中俊騎手

(引用元：UMAJO)

JRAイケメン騎手第3位は、浜中俊騎手です。
浜中騎手は1988年12月25日生まれ、福岡県出身のA型です。
黛騎手・幸騎手もA型で、トップ3が全てA型というのは何かわけがあるのでしょうか。

浜中騎手の風貌は、人気の中堅俳優さんみたいです。
ナイーブな心を持った大人の男性を演じたら、ピカイチというような感じがします。

浜中騎手はUMAJOに向けたメッセージで「競馬場は、とてもきれいで食べ物も美味しいのでレースや馬券以外にも、楽しんで頂けると思います」と言っています。
このように女性への気遣いができることが、人気の秘密なのかもしれませんね。

またやる時はやる騎手というところも魅力で、力強い騎乗スタイルは男から見ても惚れ惚れします。
浜中騎手の益々の活躍を期待したいと思います。

幸英明騎手

(引用元：UMAJO)

JRAイケメン騎手第2位は、幸英明騎手です。
幸騎手は1976年1月12日生まれ、鹿児島県出身のＡ型です。

アコースティックバンドで、ギター＆ボーカルを担当しているイメージがあります。
柔らかな笑顔が女性ファンの心を奪いそうです。

趣味はゴルフだそうで、先ほどの黛騎手とは違いアウトドア派です。
ただ偏食家のようで好きな食べ物はお菓子、嫌いな食べ物は野菜と答えています。

このあたりは子供みたいでなんだかとても可愛らしいですね。
ゴルフをやる大人の男性と、好き嫌いがある子供の一面が入り混じっているところも魅力なのかもしれません。

そして幸騎手と言えば、スティルインラブとのコンビが忘れられません。
2003年に牝馬3冠を達成し、16戦全てを幸騎手が騎乗しました。

トライアルレースで負けて、人気を落とした本番で勝つというレースぶりが注目されました。
勝つところを知っていたともいえるスティルインラブは、幸騎手と相思相愛だったようです。

黛弘人騎手

(引用元：UMAJO)

JRA騎手イケメンランキング堂々の第1位は、黛弘人騎手です。
黛騎手は1985年11月12生まれ、茨城県出身のA型です。

彼が街を普通に歩いていたら、ジャニーズに所属しているのではないかと思うことでしょう。
甘い顔立ちは優しそうで、とても厳しい騎手の仕事をしているとは感じられません。

黛騎手はインタビューで休日の過ごし方を聞かれた時に、DVD鑑賞・読書と答えています。
見た目にはぴったりのインドア派ですが、繰り返しますが職業は騎手なのです。

2023年4月16日現在、黛騎手はリーディング79位とやや不振です。
しかしイケメン度は堂々のリーディングトップクラスなのですから、胸を張ってほしいと思います。

黛騎手に惹かれて競馬を始めた女子は多くいるでしょうし、黛騎手目当てに競馬場に足を運ぶUMAJOも多いことでしょう。
黛騎手にはJRAのイケメン部長として、多くの女子ファンの獲得に尽力していただきたいと思います。

サイン会の実施や、写真集の発売、さらに競馬場のお昼時間に歌やダンスを披露するのもいいかもしれません。
UMAJO会員が一気に増えるような気がしますが、いかがでしょうか。

地方競馬のイケメン騎手は？

全国には15箇所の地方競馬場がありますが、どの競馬場にもイケメン騎手がいます。
ここでは大井競馬場のイケメン騎手、御神本訓史騎手を紹介します。

なぜ御神本騎手を選んだかというと、それは彼のイケメンぶりが2段階に分かれていてとても興味深いからです。
それは一体どんなことなのかを詳しく見ていきましょう。

御神本訓史騎手2015年までのイケメン度

(引用元：youtube)

御神本訓史騎手は1981年8月25日生まれ、1999年に益田競馬場でデビューしました。
デビュー後は早くも頭角を現し、2000年と2002年は益田競馬場のリーディングジョッキーとなります。
天才と言われてもおかしくない活躍ですね。

リーディングジョッキーになった2002年に益田競馬場が休止となったため、御神本騎手は大井競馬場に移籍します。
その後落馬事故に遭いますが必死のリハビリを経て、2005年から復帰して勝ち星を重ねます。
そして2013年には、南関東リーディングジョッキーになりました。

逃げて良し、差して良しの天才的な騎乗スタイルは見ていて怖いくらいの切れ味を感じました。
笑顔を見せず何を考えてるか分からないような顔で馬にのる御神本騎手は、ダークなイケメンという印象です。

一方で天才だからこその重圧もあったのか、調整ルームに入らないなどの違反を繰り返し、その度に騎乗停止処分を受けていました。
そしてついに当時交際していた女性を調整ルームに入れてしまうという、とんでもない不祥事を起こします。

ここまでくるとやんちゃも行き過ぎな感じがしますね。
これが原因で2015年に騎手免許の更新ができず、御神本騎手は馬に乗ることができなくなりました。

2017年以降のイケメン度

(引用元：youtube)

騎手免許が更新できなかったとしても、御神本騎手はあきらめませんでした。
いろいろ考えたのだと思いますが、やっぱり騎手でやっていくことを決意したのでしょう。

2016年の試験も不合格でしたが、2017年に騎手免許試験に合格し復帰しました。
そこからの御神本騎手は、2015年までの御神本騎手とは全くの別人のように活躍します。

表情はおだやかになり、真摯に馬に向き合う姿勢が見られて、温和なイケメン騎手に生まれ変わったかのようです。
騎乗回数を意識的に減らしているようで、1回1回を大事に乗っている印象です。

騎乗回数が少ないために2022年は89勝止まりで、南関東リーディングは第10位でした。
しかし、勝率19.3％・連対率33.0％はトップ3の騎手たちと遜色ない数字です。

少ないチャンスをしっかり活かす、こんなところもイケメンですね。
イケメンとして2つの顔を持つ御神本訓史騎手、これからも堅実な騎乗で活躍を続けてほしいと思います。

心のイケメン騎手トップ2

イケメンとは何か、顔だけ整っていればいいのでしょうか。
強く優しい心の持ち主もイケメンと言えますよね。

そこで心のイケメン騎手トップ2として、JRA代表の武豊騎手、地方競馬代表の的場文男騎手を紹介します。
レジェンドと呼ばれる二人のエピソードを振り返り、そのイケメンぶりを見ていきましょう。

武豊騎手

(引用元：武豊オフィシャルサイト)

武豊騎手は1969年3月15日生まれ、JRAリーディングジョッキー18回、通算成績4000勝以上など数々の記録を更新し続ける日本競馬界のレジェンドです。
競馬はあまり詳しくない人でも、武騎手の存在は知っているのではないでしょうか。

そんな武騎手のイケメンさは、やはり馬との関わりで発揮されるようです。
いくつかのエピソードを紹介します。

サイレンススズカと武豊騎手

(引用元：3分でわかった気になる名馬　JRA)

武豊騎手との名コンビとして知られる馬の1頭に、サイレンススズカがいます。
サイレンススズカは逃げを得意としていましたが、なかなか勝ち切れませんでした。

そんな時に武騎手と出会います。
武騎手は、サイレンススズカを無理に抑えないで行かせるという騎乗をします。
普通の馬なら玉砕するような逃げでも、サイレンススズカは違うと見抜いていたのです。

するとサイレンススズカは水を得た魚のように覚醒し、楽しく気持ち良さそうに走り出しました。
サイレンススズカの気持ちをすぐに汲み取るところは、心のイケメンの発揮といえますね。

そしてこのコンビはバレンタインステークスから連戦連勝、秋には毎日王冠を制し、天皇賞(秋)に駒を進めます。
天皇賞(秋)でいつものように軽快に逃げるサイレンススズカでしたが、4コーナー手前で離脱し場内は騒然となりました。

競争中止となったサイレンスズカは、左前肢の骨折で安楽死の処置がとられました。
この夜、武騎手は泣きながらワインを飲み泥酔したそうです。

普段の武騎手は酒に強いようなのですが、生まれて初めて泥酔したと語っています。
そこまで馬のことを思える武騎手は、やはりイケメンです。

後のインタビューで、史上最強馬とも言われるディープインパクトに挑むとしたらという質問に、武騎手はサイレンススズカで挑むと答えました。
サイレンススズカへの深い愛とリスペクトが感じられるエピソードですね。
　

ディープインパクトと武豊騎手

(引用元：3分でわかった気になる名馬　JRA)

武豊騎手が最強馬と言っているのが、ディープインパクトです。
記憶にも記録にも残る大活躍した名馬でした。

そんなディープインパクトと武豊騎手のエピソードです。
圧倒的1番人気になったダービー当日、返し馬を終えたディープと武騎手は発走を前にして輪乗りをしていました。

そこでディープが急におとなしくなったので、武騎手がどうしたのかと思っていたら、ディープは前脚を折って寝ようとしていたようです。

大一番前でも全く動じずに寝ようとするディープ、武騎手もびっくりしたことでしょう。
それでも優しく発走地点まで導き、ダービー馬にしてしまう武騎手はイケメンですよね。

普通馬がそうなったらあせってしまうと思うのですが、急がず馬に寄り添いながら導く武騎手はステキすぎます。
ディープインパクトはもうこの世にいませんが、彼の残した子供たちと武騎手とのコンビが楽しみです。

0.1秒差体内時計のイケメンぶり

武豊騎手は正確な体内時計を持つイケメンとしても有名です。
2023年の大阪杯は武豊騎手騎乗のジャックドールが、スターズオンアースの猛追を振り切り優勝しました。

これまでジャックドールはGⅠで勝てそうで勝てなかったのですが、武豊騎手によってGⅠ馬の仲間入りとなりました。
勝利ジョッキーインタビューで武騎手は、今日の馬場だったら59秒くらいで逃げたかったと語っていました。

実際は0.1秒差の58.9で1000ｍを通過しました。
この絶妙な逃げのペースがハナ差勝利に繋がったかと思うと、なんてイケメンなんだろうと思います。

早くても遅くてもだめ、このタイムで通過しなかったら他馬に抜かれていた可能性がありました。
このように強くて優しくてカッコいい武豊騎手は、間違いなくイケメンですよね。

的場文男騎手

(引用元：東京シティ競馬)

地方競馬代表の心のイケメンは、的場文男騎手です。
的場騎手は1956年9月7日生まれ、2023年4月現在66歳になりますが、バリバリの現役で活躍しています。

若い時にしたトレーニングのおかげで今も元気に馬に乗れているという的場騎手の体は、無駄な肉が全くなく鋼のようです。
今も毎朝5・6頭の調教に乗るという的場騎手のイケメンさを紹介します。

大井の帝王と呼ばれて

的場文男騎手は大井競馬場での実績がずば抜けていることから、大井の帝王と呼ばれています。
40歳くらいまでほぼ大井一筋、それ以降は南関東4競馬場を中心に乗り出しましたが、近年はまた大井のみで騎乗しています。

これまで地方競馬の通算最多勝記録は、佐々木竹見さんの7151勝でした。
そしてようやく的場騎手がその記録を更新した時に、1勝や10勝抜いたくらいではダメだと思ったそうです。
少なくとも100勝くらいは差をつけてからやめようと考えました。

これは佐々木竹見さんの7151勝という大記録を、追いかけ続けてきたからこそ絞り出された言葉ですね。
佐々木竹見さんをリスペクトする気持ちが伝わってきて、的場騎手のイケメン度合いがいかに大きいかがわかります。

その後的場騎手は7400勝も突破しているので、佐々木竹見さんにはかなりの差をつけました。
的場騎手自身いつやめてもいい感じなのですが、ご本人はまだまだ頑張るようです。
やめるのは結果がついこなくなったときと話す的場騎手はカッコよく、間違いなくイケメンです。　

どうしても勝てないレース

そんな的場騎手がどうしても勝てないレースがあります。
それは東京ダービーで、39回騎乗して2着は10回もあるのに1着はありません。

東京ダービーは3歳3冠レースの一つで、大井の帝王がこのレースだけ勝てないというのは、大井の七不思議の一つとも言われています。
1番人気で騎乗したこともありますが、それでも勝てません。

現役を続ける以上まだチャンスはありますが、的場騎手自身はもう諦めたと言っています。
しかし東京ダービーに勝てなかったからこそ、佐々木竹見さんの記録を大幅に更新できたと言えるかもしれません。

また勝たなくてはという呪縛がなくなった今こそ、ポンと勝ってしまうような気がします。
東京ダービーの勝利後に電撃引退、そんな引き際が的場騎手にはふさわしいかもしれませんね。
　　　　

騎手イケメンのまとめ

この記事は騎手のイケメンについて解説してきました。
この記事をまとめると次のようになります。

今回は独断と偏見でイケメン騎手を選ばせてもらいました。
競馬場で実際に見る騎手のみなさんは、テレビや写真よりもずっとイケメンです。

それはそこで戦っている勝負師としての顔が、間近で見られるからだと思います。
真剣に仕事している人の顔は美しくカッコいいです。
ぜひ競馬場に足を運んで、間近でイケメン騎手たちを応援してあげてください。