皆さんは馬単という馬券に、どのようなイメージを持たれるでしょうか?
多くの人は初心者向きではない、難しいなどを挙げると思われます。
三連単・三連複が売上で上位にくる現代ですが、その中で馬単は地味な存在のように感じます。
三連単よりずっと当たりやすいけど配当はそこそこ、それでいて難しいというなんとなく中途半端な印象です。
そんな馬単は、ボックスで買うのが有効と言われています。
馬単は中級者向きの馬券だと思うのですが、ボックスで買う場合はどのように買ったらいいのでしょうか?
この記事は馬単ボックスについて解説し、買い方のコツを紹介していきます。
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Contents
馬単ボックスとは?
当てるのが難しい印象のある馬単ですが、そもそもどのような馬券なのでしょうか。
馬単とは
1着・2着を着順通りに当てる馬券で、ボックスで購入すると選んだ馬のどれかが1着と2着に来れば当たりとなります。
馬単は正式名称を馬番号二連勝単式勝馬投票法といい、JRAでは1969年まで一時期発売していたようです。
そして2002年に再び導入されたので、古くて新しい馬券の種類と言えます。
そもそも競馬は1着を当てるものではないかという意見があり、1着2着どちらに来ても当たる枠連や馬連を否定的に考える人も多くいたようです。
またそれまで射幸心をあおるとして配当が高くなる馬券を発売しない傾向でしたが、2000年になるとその考えは大幅に薄れてきました。
そんな背景から馬単の再発売となったようです。
一方ボックスはどのような組み合わせでも当たりなので、馬単ボックスは馬連と同じではないかという見方もあります。
そのため馬単ボックスで馬連以上のプラス収支を考えた場合、買い方に工夫をしなければなりません。
馬単ボックスの的中率は?
ここでは馬単ボックスの的中率を18頭立てフルゲートの場合で紹介します。
18頭の場合の馬単の組み合わせは306通りとなり、1組購入した際の的中率は0.33%となります。
次に馬単をボックスで購入する時に、選んだ頭数によって的中率がどう変わるのかを一覧にしてみました。
頭数 | 買い目点数 | 的中率 |
---|---|---|
2 | 2 | 0.65 |
3 | 6 | 1.96 |
4 | 12 | 3.92 |
5 | 20 | 6.54 |
6 | 30 | 9.80 |
7 | 42 | 13.73 |
上記のように点数が多くなっても、的中率はなかなか上がってきません。
7頭42点でようやく的中率が10%を超えてきましたが、それだけ当てるのは難しい馬券と言えますね。
これが馬連ボックスの場合は、7頭で買い目点数は21となり的中率は馬単と同じ13.73%です。
このように馬連だと、馬単の半分の金額で的中率は同じとなります。
馬単はこれだけ難しい馬券なので、当たった時は高配当の見返りが欲しいですね。
馬単ボックスのメリット
馬単は難しい馬券ですが、もちろんメリットもあるので安心してください。
馬単の一番大きなメリットは配当が高いことで、ボックスで購入する場合も高配当の可能性があります。
馬単ボックスだったからこそ高配当を得られた例を、実際のレースで紹介します。
2023年2月18日、阪神競馬場第1Rは1着レクランスリール(8人気)、2着オシゲ(1人気)で決まりました。
配当は馬単が6330円、馬連が2230円で馬単が馬連の3倍近いものとなりました。
この理由は8番人気馬が1着で、1番人気馬が2着になったからです。。
1着2着の着順に関係のない馬連では、1番人気馬・8番人気馬の組み合わせを当てることはそれほど難しくはないと思います。
しかし馬単で8番人気馬→1番人気馬の馬券はなかなか買えないのではないでしょうか。
でもこれが馬単ボックスだったら、十分にありえますよね。
もし1着2着が入れ替わっていて1番人気馬→8番人気馬という結果だったら、馬単の配当は3000円前後だったのではないでしょうか。
そこを押さえながら裏目も購入できているということで、馬単ボックスは高配当が期待できるのです。
1着2着の着順を気にすることなく高配当も期待できる、これこそが馬単ボックスのメリットと言えます。
馬単ボックスのデメリット
では馬単ボックスのデメリットは何でしょうか?
馬単ボックスのデメリットは、買い目が多くなってしまうことと馬連を買った方が有利な場合があることです。
それぞれを詳しく見ていきます。
買い目が多くなってしまう
馬単ボックスは選んだ馬の全通りの1着2着の組み合わせを購入することになります。
そのため1頭プラスするごとに、一気に買い目点数が増えてしまうのです。
5頭選ぶと20点、1頭増やして6頭にすると30点にもなってしまいます。
そして馬単ボックスは、要らない買い目も購入することになるデメリットがあります。
2着はあっても1着はなさそうな馬がいても、1着としての組み合わせも購入することになってしまうのです。
このように買い目を絞りたくても絞れないというのは厳しいですよね。
しかし絞り切れなかった馬券が当たって高配当になることもあるので、メリットとデメリットは背中合わせとも言えますね。
馬連の方が有利?
馬連ボックスを購入したときに、結果として馬連の方が払い戻しが多いというデメリットがあります。
これは馬単ボックスの最大のデメリットです。
実際のレース結果で説明します。
2023年2月18日阪神競馬場第6Rは、1着ウインルーティン(1人気)、2着ヴィンセドリス(6人気)でした。
配当は馬単が1530円、馬連が1150円です。
1着2着が入れ替わっていたら、馬単は高配当になったことでしょう。
しかし1番人気馬が1着となったことで、それほど高い配当にはなりませんでした。
そして注目したいのは馬連の配当1150円です。
馬単ボックスでこの2頭を買うとすると、買い目は2点となり最低200円が必要です。
同じ金額の200円で馬連を1点で買ったとしたらどうでしょう。
1150円×2で払い戻し金は、2300円となります。
これは馬単ボックスで的中させたものより高くなってしまうのです。
このような傾向は1番人気馬が1着になった時に多く見られるので、馬単ボックスを購入する際は十分に注意が必要です。
馬単ボックスの買い方のコツ
馬単の平均配当額は、12000円ほどと言われています。
かなり高額に感じますが、例えば10万馬券が一度出ると平均値は一気に上がってしまいます。
そのため平均値だと、いつもはどのくらいの配当なのかというのが見えづらいですね。
そこで該当レースの配当額を低い方から高い方へ順番に並べて、ちょうど真ん中になった中央値を確認してみます。
すると馬単の中央値による配当額は3600円ほどとなります。
こう見ると思ったほど高くないですね。
配当が3600円だとすると先ほどの買い目点数から、馬単ボックスは7頭以上は買ってはいけないということになります。
多くても6頭30点に押さないと、払い戻し額が馬券購入額を下回るトリガミになってしまうのです。
ではトリガミにならずに当てるにはどうしたらいいのかを次に紹介します。
3頭6点に絞る
トリガミにならないようにするために、馬単ボックスは3頭6点に絞り込むことをおすすめします。
これは馬単としてはあまり高くない配当を狙い、的中率を上げることで収支をプラスにする戦術です。
馬連ボックスの場合は選んだ馬が2着でもいいので、穴っぽい馬も入れた方がいいと思います。
しかし馬単ボックスは馬連のような馬の選び方をすると、買い目点数が2倍になってしまうので、できる限り絞り込みたいです。
まず過去の実績、コース適性、騎手との相性などを検討して自身の◎本命・〇対抗・▲単穴を決めます。
そして追い切り・パドックの直前情報をプラスして予想を確定させ、その3頭を馬単ボックスで購入するのです。
これだと当たる可能性が高くなる上に、投資額も極力抑えられます。
例えば馬単ボックスを1000円で購入した場合、買い目は6点なので6000円の投資です。
配当額の中央値は3600円ほどでしたが、この戦術はかなり本命サイドで買うので2000円の配当とします。
配当が比較的低い2000円でも、的中すれば20000円の払い戻しとなり、収支は14000円のプラスとなります。
高配当を狙うのも一つの手ですが、馬単ボックスは難しいだけに確実なヒットを積み重ねていく方が良いと考えています。
厚めに買う
馬単ボックスを3頭6点で購入する戦術を紹介しましたが、さらにそのボックス馬券を厚めに買うことをおすすめします。
配当額は低くても利益を最大化しようという考えです。
例を挙げて紹介します。
5頭で馬単ボックスを購入すると買い目は20点になり、それを1点1000円で買うと投資額は20000円です。
的中してその配当額を中央値の3600円とすると、36000円の払い戻しとなり16000円のプラス収支となります。
では馬単ボックス3頭6点を、5頭で買った時の20000円に近い金額で買ったらどうなるでしょうか。
3頭6点ボックスを1点3000円で買うと、投資額は18000円になります。
的中して配当額を本命サイドの2000円とすると、払い戻しは60000円で42000円のプラス収支です。
このように5頭で買った時がプラス16000円、3頭で買ったらプラス42000円なので、頭数は絞って厚めに買った方が良いことになります。
馬単ボックスは3頭6点を厚めに買うという戦術、良かったら試してみてください。
馬単ボックスを買わないのはどんなとき?
次は馬単ボックスを買わないときについて見ていきます。
馬単ボックスは、圧倒的1番人気がいるときと単穴候補がいない時は買わないのがおすすめです。
これらの時に馬単ボックスを買うと、いくら買い目を絞り込んだとしてもマイナス収支になってしまうことがあるからです。
では、それぞれを詳しく解説します。
圧倒的1番人気馬がいるとき
圧倒的1番人気馬とは、単勝倍率が1倍代の場合のことを言うようです。
JRAの1番人気馬の勝率は30%前半ですが、単勝倍率が1倍代の馬はより高い確率で1着になるでしょう。
そしてその馬が1着になると、馬単の配当額は極端に下がるので注意が必要です。
一例として2023年2月12日東京競馬場第1Rを紹介します。
このレースの1着は圧倒的1番人気のキープブライトンで、配当は単勝150円でした。
そして2着に2番人気のホウオウドラッカーが入り、馬単は370円とかなり低い配当だったのです。
馬単を買う時の特徴として、1着馬を固定し2着馬を数頭流すということがあります。
そして圧倒的1番人気馬がいるときはそのような馬券が買いやすいので、よく売れて配当が低くなるのです。
仮に馬単ボックスで3頭6点にしぼったとしても、配当が370円ではマイナス収支となってしまいます。
そんなことから、圧倒的1番人気馬がいるときは馬単ボックスは控えた方が無難だと思われます。
単穴候補がいないとき
馬単ボックスの3頭6点購入で、最も嬉しいのはどんな時でしょうか?
それは1・2・3番人気馬でボックスにした際、3番人気馬→2馬人気馬で決まる時ではないでしょうか。
この組み合わせが6点の中で一番高配当になる可能性が高いからです。
そこで▲単穴候補がいないようなレースでは、馬単ボックスは見送ることをおすすめします。
馬券を買う時は、ある程度夢を見ることが大事だと思います。
この組み合わせが来たら家族で美味しいご飯が食べられるとか、仲間に酒をおごれるとか、そのくらいのことは考えてもいいですよね。
しかし馬単が当たっても少ししかプラスにならないと、がっかりしてしまいますね。
そんなことから単穴候補がいなく固く納まりそうな時は、レース自体を見送るか他の馬券を検討する方が良いと考えます。
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まとめ
この記事は馬単ボックスについて解説してきました。
この記事をまとめると次のようになります。
まとめ
- 馬単は1着2着を着順通りに当てる馬券
- 馬単の的中率は18頭立てで0.33%
- 馬単ボックスは高配当になる可能性あり
- 馬単ボックスは買い目点数が多くなることがデメリット
- 馬単ボックスの買い方のコツは3頭6点を厚めに買う
- 馬単ボックスは圧倒的1番人気馬がいる時は買わない
- 馬単ボックスは単穴候補がいない時は買わない
馬単は当てることが難しく、中級者向けの馬券と言えます。
そのためここでは的中率を重視して本命に近い馬達を選び、その馬のボックスを厚めに買う戦術をご紹介しました。
一方で、収支がマイナスになる場合についての注意点をあげました。
それを考えると、馬単ボックスを買って良いレースというのはかなり絞られてきます。
馬単ボックスを買っても良いレースは、1日12レース中の半分、6レースくらいなのではないでしょうか。
それ以外のレースは枠連や馬連にするか、または見送るという選択も必要ですね。
レースそれぞれの性質を見極めて、馬単ボックスの的中率を上げていきましょう。