競艇にはさまざまな種類の舟券があります。
単勝や複勝といった初心者でも当てることができる舟券は運や勘でも当てることが可能ですが、2連複や3連単など複数の着順を当てなければならない舟券は予想をしなければ的中させることが非常に困難です。
本記事では予想の基本となる「展開予想」について詳しく解説していきます。
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目次
展開予想とは?
展開予想とはレース前に公開される「出走表」やレース前に実施される「展示航走」をチェックし、それらのデータをもとにレースがどのように進行していくかを予想することです。
競艇のレースは毎回出走する選手の顔ぶれが異なります。
そして、全く同じ顔触れの選手たちのレースになったとしても、天候もモーターの能力も、選手のその日の調子も全て前回とは異なる条件となります。
「展開予想」は競艇の舟券を的中させるうえでは必ずおこなわなければならない最初の作業といえるでしょう。
展開予想は基本的に1周目第1ターンマークまででOK
展開予想と聞くと、スタートからゴールまですべての流れを予想しなければならないと考えてしまう人が多いのではないでしょうか。
確かに競馬や競輪の場合はゴール部分までレース展開を予想しなければなりません。
競馬や競輪はレース終盤あたりではそこまでスピードを出さずに走ります。
ポジション争いをすることはあるものの、レースを決定づけるような争いが行われるようなことはないでしょう。
レースの決着がつく場面は、競馬ならば最終コーナーを回るあたりから、競輪ならば最終周回に入ってからで、そこからゴールまではすべての競走馬、選手が全力で走るため、逆に言えばこの部分の展開予想にもっとも力を入れる必要があります。
ところが競艇の場合、ゴール直前まで展開予想をする必要はほぼありません。
結論から言うと、競艇のレースにおいて展開予想が必要となるのはスタートをしてから1周目の第1ターンマークを周回するまでです。
こう書くと、「こんなに短い部分の展開予想だけで大丈夫なのか?」と思ってしまうかもしれませんが、競艇という競技の性質を知ればこの部分の予想だけで問題ないことが理解できます。
競馬や競輪では各競走馬、各選手が自力でコースを周回しますが、競走馬も選手もロボットではないので、能力差に大きな開きがあります。
どれだけ前を走っていてもその馬や選手の能力が他の馬よりも大きく劣ってしまっていると、最終直線で能力の高い馬や選手にあっという間に抜かされてしまうでしょう。
最後までどうなるか分からないからこそ、ゴールの直前まで展開予想をしなければならないというわけです。
一方、競艇では各選手が競艇場側が提供するボートに乗り、そのボートを操縦してコースを周回します。
そして搭載されているモーターももちろん競艇場側が提供しているものです。
このボートやモーターは基本的に全く同じ性能となっています。
全員同じボートに乗ってスタートした場合、直線部分で後ろの艇が前の艇を追い抜くことが非常に難しくなります。
追い抜くチャンスがあるとすればターン部分、しかも一番最初のターン部分が最大のチャンスです。
先頭の艇が最初のターン部分で後ろの艇に抜かされずに周回できれば、それ以降はよほど選手の技術に差があるか、ターンを周る際にミスをしなければ1着の座は揺らぐことはありません。
これらの理由から、競艇の展開予想はスタートから最初のターンマークまでを予想するだけで良いといわれているのです。
それぞれの艇が狙っている必勝パターンとは?
展開予想をする際には、それぞれのコースがどのような展開になれば有利になるかを知っておいて損はありません。
本項目では1号艇から6号艇までの各艇がどういった展開になれば自分にとって有利になるのか、言い換えればそれぞれの艇に乗っている選手が狙っている必勝パターンを解説していきます。
ちなみに競艇ではスタート位置に着くまでに自由にコースを変えることができるのですが、現在はほとんどのレースで「枠なり進入」となっているので、1号艇から6号艇はそのまま1コースから6コースを走るものとして話を進めていきます。
1号艇
競艇は1号艇の1着率が50パーセント以上になっているので、この番号でスタートできるという時点で大きなアドバンテージを得ることができます。
したがって1号艇の選手は何が何でもこのポジションを死守することを念頭に置いてレースに挑むことでしょう。
1コースを先頭で走ると競艇で圧倒的な比率を誇っている「逃げ」という戦法を取ることができます。
これらの事を総合すると、1号艇の必勝パターンは、「誰よりも早くスタートをして誰よりも早く第1ターンマークを回る事」に尽きます。
2号艇
1号艇の次に有利なのが2号艇です。
2号艇の必勝パターンは、「1号艇よりも先に第1ターンマークに到達してターンを回る」か「1号艇の内側から差して抜くか」のどちらかです。
当然スタートで1号艇よりも先行できるかどうかで取るべき行動が大きく変わります。
先行できればまくって第1ターンマークを回ることを狙いますし、1号艇に先行されればすぐさま1号艇の内側に潜り込んでターンの際に膨らんだ隙を伺います。
3号艇
現在の競艇は1コースから3コースまでと、4コース以降でスタートがはっきりと分かれます。
4コース以降はかなり加速してのスタートとなるため、3号艇は4号艇以降のダッシュスタートを真っ向から受ける「壁」の役割をすることとなります。
必勝パターンは、内側の2艇よりも先行して一気にまくって先頭に立つというものですが、内があの2艇に先行できずに同じスタートとなると2号艇の動向によって取るべき行動が変わります。
2号艇が差し狙いならば外からまくるか2号艇が差したのに便乗して差すかを瞬時に選ばなければなりません。
一方で2号艇がまくりをねらってくれれば内側に大きなスペースが生まれるので、内側から一気に2艇を差すことができます。
総じて難しい判断を迫られるポジションなので、3号艇で1着になった選手がいるならばそれ以降のレースは要注目しましょう。
4号艇
奪取スタートが可能な艇のなかで最も内側に位置するのが4号艇です。
4号艇の必勝パターンは単純明快で、スタートタイミングをピッタリに合わせるような加速し、内側の3艇よりも先んじて第1ターンマークに到達、一気にまくるというのが最善の戦法となりますが、逆にインコースの艇に先行されてしまうとかなり厳しくなります。
4号艇がターンをする際に内側に切り込んで回り込むようなまくりをすると内側の3艇のスピードが完全に殺されてしまい、レースは大荒れになるので4号艇の選手がどのようなターンをするのが得意なのかを注視しましょう。
5号艇
5号艇になるとやはりポジション的にはかなり不利となり、勝率はかなり低くなります。
5号艇にとってチャンスが訪れるのは「4号艇より内側の艇がまくりを狙った時」で、他の艇がまくりを狙うことによって必然的にターンマークの内側に大きなスペースができます。
そこへ一気に切り込んで差しやまくり差しを狙うというのが必勝パターンです。
5号艇は4号艇と連動することが多いので、4号艇が1着となりそうなレースだと呼んだ場合は「4-5」「5-4」といった舟券を購入することを検討してみましょう。
6号艇
6号艇の勝率は全競艇場で5パーセント程度となっているため、舟券で1着にするにはあまりにもリスクが大きすぎます。
自力で何とかできるような位置ではないので展開がもつれたときや、ほかの艇がターンに失敗して大きく流れ、内側を一気に差せるときくらいしか勝ちパターンとはならないでしょう。
スタート時の展開パターンを想定するのも重要
1号艇から6号艇までの必勝パターンを見ると、スタートダッシュをいかに他の艇よりも先んじて決めるかが非常に重要かに気づくのではないでしょうか。
したがってレーススタート時にどのような状態になっているのかを予想するのも展開予想では大切になりますし、スタート時の各艇の位置を予想できればどの艇が先に解説した必勝パターンを実行しやすいかが見えてきます。
一直線
全ての艇が全く同じ位置、つまり一直線でスタートとなった場合に最も有利になるのはもっともインコースを走る事が出来る1号艇です。
このスタートパターンというのは各選手の実力差がほとんどなく、なおかつ全ての選手がトップクラスの成績である事が多く、G3以上のグレードレースでよく見かける事でしょう。
特に1号艇がA1級選手の場合、ほぼ間違いなくイン逃げ決着となります。
内凹み
助走距離が短い、あるいは向かい風の時などになりやすいのが内凹みでのスタートです。
この状態は内側の3艇がスピードに乗り切れてないのでアウトコースの艇が断然有利になります。
中でも4号艇にとっては必勝パターンであるまくりを決めるのに絶好の展開です。
そしてそれに連動して5号艇も上位に食い込む事が多いでしょう。
更に4号艇が内側に切り込むように斜行してまくりを決めるとアウトコース3艇の決着となり、高配当が期待できます。
中凹み
3号艇と4号艇が出遅れた時に中凹みスタートとなります。
この状態だと5号艇と6号艇はすかさずインに切り込む事でまくりを決めやすくなります。
ただしインの2艇がしっかりと伸びた場合は1号艇の逃げや2号艇の差しによる決着になる可能性が高いです。
外凹み
アウトコースの艇が全て出遅れる、又はモーター性能が悪いと外凹みのスタート展開になります。
こうなるとアウトコース3艇にとっては絶望的で、インコース3艇の堅い決着となるでしょう。
1号艇がA級選手ならイン逃げがほぼ確定します。
イン屋選手がいるとスタート位置が大きく変わる
上記の解説は「枠なり進入」となった場合に当てはまるのですが、競艇選手の中には何が何でもインコースを狙ってくる「イン屋」と呼ばれる選手が居ます。
彼らが出走すると時には4号艇に乗っていても平気で1コースを奪取してくるので、出走表の枠順がアテになりません。
イン屋選手は人数が少ないので覚えてしまうのが最も確実な対策ですが、選手の名前を覚えていなくても選手番号が3,500番より新しければ、イン屋選手は居ないと判断して間違いありません。
展示航走は必ずチェックしよう
競艇がスタートから第1ターンマークまででほぼ勝敗が決するという事は、以下2点が非常に重要である事が分かります。
ポイント
- スピードに乗った状態でスタートのタイミングをいかに合わせられるか
- スピードをほぼ落とさず内側のスペースが極力ない状態でターン出来るか
そして競艇ではレース前に「展示航走」といって、本番さながらの条件でスタートやターンを観客の目の前で披露してくれます。
レース前の展示航走は必ずチェックするようにしましょう。
まとめ
競艇の舟券を当てるには展開予想をすることが必須です。
競艇のレースは1周目第1ターンマークでほぼ決着するので、そこまでの各艇の動きについて展開予想しましょう。
各艇の必勝パターンを考慮しつつ、どのようなスタートになるかを予想する時より正確な展開予想ができます。
各艇の必勝パターンをまとめると以下のようになります。
各艇の必勝パターンまとめ
- 1号艇はイン逃げ
- 2号艇は1号艇よりも先行するか差し狙い
- 3号艇はイン2艇をまくるかインを突いた差し
- 4号艇はダッシュスタートを決めてまくり
- 5号艇はインが開いた隙を突いての差し
- 6号艇は展開に恵まれた際の差し
また、スタート位置の展開については以下4パターンあります。
スタート位置の展開の種類
- 横一直線
- 内凹み
- 中凹み
- 外凹み
この4パターンの中でどの状態になるかにより有利不利が大きく変わります。