全国に競艇場は、最北・群馬の「桐生競艇場」から最南端・長崎の「大村競艇場」まで全24か所の競艇場が存在しています。
一般的に競艇は「インコース有利」というのが定説ではありますが、競艇場によってはそうでもない場も存在しています。
今回は全国24箇所の競艇場の特徴や水面特性などをご紹介します。
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関東地区
「関東」の競艇場を紹介していきます。
関東の3場(戸田・平和島・江戸川)はイン勝率が全国でも低い場に入っています。
こういった場の場合、確率的には難しいかもしれませんが1号艇を外すのも手かもしれないと思います。
関東水面は比較的難しい水面が多い傾向にあるようです。
しっかり場による違いを頭に入れておいた方がよさそうです。
桐生競艇場:通年ナイター実施!
所在地 | 群馬県 |
モーター | 減音 |
水質 | 淡水 |
干潮差 | なし |
桐生競艇場は、一年を通じナイターで開催されている場となります。
特徴としては標高の高い場所に場があるので他の競艇場より気圧が低く、モーターのパワーと出足が弱めであること。
また、冬~春は「赤城おろし」と呼ばれる強い追い風で水面が荒れることがあります。
風速5mを超える風の約80%が追い風という特徴を持っています。
傾向としては2メートルまでの追い風なら「イン有利」、3メートル以上だと2・3コースが優位になる傾向があります。
この競艇場はピットから第二ターンマークまでの距離が165mあり、枠なり進入が崩れる事が多々ある水面でもあります。
「風を見極める」というのがこのコースの攻略にもなるので、どこの場にも言えますが、ホームプールとしている「群馬支部」の選手は有利になってきます。
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戸田競艇場:まくりが決まりやすい水面!
所在地 | 埼玉県 |
モーター | 減音 |
水質 | 淡水 |
干潮差 | なし |
「インが弱い」水面としても有名なのがこの戸田競艇場。1コースの1着率は43.8%となっています。(2020/2/1~2020/4/30)
「イン最強水面」とも呼ばれる『大村競艇場』の同時期の1コース1着率が65.2%であることからもいかにインが弱いかが察知できると思います。
「インが弱い」最大の要因となっているのが場の形態にあります。
コースの幅が102.5m、1マークのバック側が70.5mと全国で最も狭い水面になります。
1マークがスタンド側に13m振られていて、1コースの艇はスタート直後斜めに走らなくてはいけない状態になっています。このため走る距離も長くなり、スタートで失敗すると包まれてしまう危険性は大きくなってしまいます。これこそが「インが弱い」最大の要因です。
逆にセンター勢はまっすぐ走り、1マークを鋭角に攻めることができるので「まくり」が決まりやすくなっています。まくりの発生率は全国でもトップクラスの水面と言えます。
「差し」に関して言えば、1マークのあたりが艇でごったがえすので、決まりにくいほうです。
インが逃げる為には「スタート」もそうですが、壁になる2コースの選手のスタートも必須条件となってきます。
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江戸川競艇場:唯一の河川使用の競艇場!
所在地 | 東京都 |
モーター | 減音 |
水質 | 汽水 |
干潮差 | あり |
「戸田競艇場」と同様にインが弱い水面であり、全国で唯一の「河川を使用した競艇場」になります。
イン1着率は46.7%となっています。(2020/2/1~2020/4/30)
河川を使用していることがあり、潮位・川の流れが存在し、強風が吹きやすい水面でもあるので「難水面」といえる場になります。
たびたびこの場でおこるのが艇がカエルのようにピョンピョンとはねているように見える「カエル跳び」のような状況。このような状況となると、着順の入れ替わりが激しく起ることもあります。
河川使用ですので潮の流れも非常に重要な要因になってきます。
- 満潮に向かう時間帯・・・下流から上流への流れ「上げ潮」
- 干潮に向かう時間帯・・・上流から下流への流れ「下げ潮」
場図の左側が下流となり、右側が上流になっています。この潮の流れと「風向き」によってこの水面は大きく傾向が変わってくるので他の水面よりも予想は難しいものになります。
地元の選手が多く活躍するのはこの場の特徴を把握できていないと攻略が難しいためでもあります。
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平和島競艇場:ダッシュ勢が絡みやすい!
所在地 | 東京都 |
モーター | 減音 |
水質 | 海水 |
干潮差 | あり |
インの弱い水面として有名な平和島競艇場です。関東の「戸田」・「江戸川」・「平和島」の3場で毎年インの弱さを競っているような感じです。
平和島は昔から4コース・6コースが「買える」競艇場でもあります。
4コースの1着率は12.8%、6コース1着率は2.8%、2・3着率は26%となっています。
この数値は全国でも上位の数値となっています。
またこの水面は3桁配当が圧倒的に少なく、千円台の配当に次いで万舟券がでやすくなっています。1コースが弱い水面という事が影響している形です。
1マークのスタンド側が37mと絞り込んだ水面となっていて、インの艇が後手を踏んでしまった際にはセンター勢の攻めが届きやすく、イン艇のマイシロ(ターンに必要なターンマークとの距離)が少なくなりイン逃げが決まりにくくなっています。
1マークのスタンド側は戸田競艇場と同様に狭くなっていますが、バック側は十分な広さがあるので、握って回ることが充分に可能な水面となっています。
また、平和島では「差した艇が内側から伸びる」という特徴も持っている水面です。
関東の競艇場の中で唯一の「海水」水面で、海水の場では浮力が淡水よりも働くことがあり、体重が重い選手でも活躍する傾向にあるようです。
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多摩川競艇場:日本一の静水面!
所在地 | 東京都 |
モーター | 減音 |
水質 | 淡水 |
干潮差 | なし |
関東平野で防風林に囲まれていることもあり、風の影響を受けにくく、「日本一の静水面」と言われているのが多摩川競艇場になります。
また、全国の競艇場の中でも屈指の広さを持つ水面でもあります。
淡水はよく「硬い」と言われるようですが選手からは「握った時に乗りやすい」と選手からは好評の水面です。
1マークのバック側が108mと広いこともあり、どのコースからも全速で攻め込むことができる水面です。
このことからも多摩川では「スピード戦」となることが多いです。
1コースからでも全速勝負が出来る水面ですので、スタートがどのコースにおいても重要な鍵となってきます。スリットをのぞかせることさえできれば、どのコースからでも勝負になってきます。
一昔前までは4カド全速まくりや、2段まくりが多摩川の代名詞とも言えていました。
しかし近年はイン選手が全速で握って回ることが増えてきています。センター勢は握ることもそうですが、差しも考えるようになり、多種多様な状況となってきています。
「臨機応変」な舟券購入が求められているのが現状です。
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東海地区
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浜名湖競艇場:広大な水面!
所在地 | 静岡県 |
モーター | 減音 |
水質 | 汽水 |
干潮差 | あり |
全国でも有数の広大な水面を誇るのが浜名湖競艇場。
静水面で思い切り握って勝負できるのが特徴の水面です。
艇と艇の間隔が広いので、角度を付けた「まくり差し」も入りやすく、1コース1着率は54.0%(2020/02/01~2020/04/30)となっています。
春・夏は「向かい風」、秋・冬は「追い風」傾向になっていて、1コース1着率は春夏=約52%、秋冬=約57.5%と風の影響がまともに出ている感じです。
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蒲郡競艇場:通年ナイター開催!
所在地 | 愛知県 |
モーター | 減音 |
水質 | 汽水 |
干潮差 | なし |
1マークのバック側は全国一の広さで、握って回れる全国有数の高速水面。
風の影響も少なく穏やかな水面であるため、スピード戦が繰り広げられるのが蒲郡競艇場です。
年間を通じてナイター開催を行っていて、インの強い水面でもあります。
ただ、センターからのまくりもきき、多彩なレース展開が見られます。2マークでの逆転劇も多く、迫力のあるレース展開になることが多いのも特徴です。
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常滑競艇場:海水面でも潮位一定!
所在地 | 愛知県 |
モーター | 減音 |
水質 | 海水 |
干潮差 | なし |
伊勢湾の東岸に位置している常滑競艇場。
もちろん水面は海水ですが、外海とは水門で隔てられていて、他の海水の場と異なり干満による水位の変化はありません。
比較的広い水面で、スピード感満点のレース展開が堪能できる水面となっています。
向かい風の場合はスタートがやりにくくダッシュ勢が活躍することも多いようですが、穏やかな水面状況なら、内でも握って旋回できるためインが強い傾向になっています。イン勝率は56.7%(2020/02/01~2020/04/03)
コース幅が狭く、スタートが横一線となった場合には2・4コースが不利になります。
また本番ピットが他の場より長く、巧く出走しないと他の艇と当たりピット離れが遅れてしまいます。
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津競艇場:基本はインから
所在地 | 三重県 |
モーター | 減音 |
水質 | 汽水 |
干潮差 | なし |
1マークホーム側の幅が全国でも二番目に広く、海のそばにあるため淡水ではありますが、半海水に近い水面なのが津競艇場になります。
基本的にはインが強い水面で風の影響が少ない春・秋はインから狙える水面となっています。イン1着率は春:61.0%、秋:64.8%(2019年)となっています。
太平洋からの南風の通り道になっていて、夏場はその季節風にさらされ、冬場は鈴鹿山脈からの吹き降ろしをまともに受ける立地となっていて、強風が吹くと水面状況は急激に悪化します。
この風の影響もあり、インの1着率が夏:54.1%、冬:58.9%(2019年)と春秋に比べて低下する傾向があります。
5m以下の風ならそこまで気にすることもないようですが、それ以上の強風には注意を払う必要性があるようです。
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近畿地区
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三国競艇場:強い追い風なら「差し」有利!
所在地 | 福井県 |
モーター | 減音 |
水質 | 淡水 |
干潮差 | なし |
周囲を小高い丘に囲まれた長方形型のプール水面が三国競艇場です。
淡水で流れはなく、硬い水面となっています。年間を通じてホーム追い風が多く、インが主導権を握る傾向が強いです。
インコースの強さは数字としても現れていて、2連対率:70%・3連対率:80%越えとなっています。
スタートライン上のコース幅が62mと全国有数の広さとなっていて、アウトの選手は1マークから遠く届きにくくなっています。
その間に1コースの艇が逃げているというパターンが多くなるため、インが強い水面となっています。
インが敗れるのは風を受けて流れたときで、2・3コースからの差しが決まるようになり、また進入が乱れたレースは4・5コースからのまくり差しが決まりやすくなる傾向にあります。
いずれの場合も6コースはターンマークから遠く不利となります。
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びわこ競艇場:インは・・・??
所在地 | 滋賀県 |
モーター | 減音 |
水質 | 淡水 |
干潮差 | なし |
日本最大の湖・琵琶湖の南端に位置しているびわこ競艇場。
淡水で水が硬く、標高も高い位置の場になります。
1コースが極端に弱い水面となっているのが大きな特徴の1つでもあります。
2019年のデータではインの1着率は48.8%、春期にいたってはインの1着率は40.8%となっています。
要因として考えられるのは以下の項目となっています。
- 標高が高いため燃費効率が悪く、一瞬の出足に影響が及んでいる
- ホームストレッチでは外伸び、逆にバックストレッチでは内伸びの水面特性があるので インがまくられやすく、さされやすい
- 1マークの振りが大きなレイアウトのため、同体のスタートならセンター、アウトが有利
いずれにしても多彩な決まり手で楽しむことができるレース展開が期待できます。
またびわこは特有の「うねり」があり、例年「波乗り巧者」「びわこ巧者」が活躍しています。
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住之江競艇場:プール型水面!
所在地 | 大阪府 |
モーター | 減音 |
水質 | 淡水 |
干潮差 | なし |
ボート界の最高峰レースであるSGグランプリ(優勝賞金1億円)を、過去29回(2019年時点)も開催しているのが住之江競艇場です。
ボート界のトップに立つためには、住之江水面を攻略することが選手にとっても必須になっているといっても間違いではないと思います。
コンクリート護岸に囲まれ、工業用水を使用しているために水面は硬いようです。
ボートが跳ねやすい淡水の為、ほとんどの選手が「乗りやすさ」「回りやすさ」に重点を置いて調整してきます。
1マークの振り幅が6mと小さく、インの選手が斜行して走ることなく充分に回りシロをもって旋回できるので、インが強い水面となっています。
2019年のイン勝率は59.4%で、全国平均の55.5%より高い数値となっています。
インの有利な展開が多いのは事実ですが、2マーク付近に引き波が残るため逆転劇がよくみられます。このため決まり手として「抜き」も多い傾向にあります。
基本的に5m以上の強風が吹くことはなく平均して穏やかな水面と言える場になっています。
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住之江競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
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尼崎競艇場:屈指の「静水面」
所在地 | 兵庫県 |
モーター | 減音 |
水質 | 淡水 |
干潮差 | なし |
屈指の静水面として知られるのが尼崎競艇場です。
水質は淡水の為硬めですが、技がききやすく、スピーディーなレース展開を見る事ができます。
5mまでの風ならばレースに影響はさほど出ないのですが、6mを超えるような強風になってくると向かい風の際は、スロー勢の立ち上がりが鈍くなり、まくり が決まりやすいです。
また、追い風の際は、1マークで握ると強風にあおられ、舟が流れるため、差し(特に2コース)が有効となる傾向にあります。
以前はセンターが決まりやすいと言われてきた水面ですが近年はインが強く、2019年の平均イン1着率は57.0%ほどとなっています。
これは1マーク・2マークが一直線となっているために選手がスタート時にまっすぐ走れることが要因としてあげられます。
しかし、しっかりとした力がないと逃げが決まらないことも。対岸の広い1マークは、センター、アウト勢も思い切ったターンができるため、しばしば全速まくり、全速差しも決まります。
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尼崎競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
別名、センタープール。 諸説ありますが、尼崎市の中心(センター)としたい、というのが由来の競艇場です。 駅名になっている通り、ほぼ競艇場専用の駅があり、非常にアクセスしやすいこともあり、毎節多くの人が ...
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四国地区
四国地方にある2つの競艇場の紹介になります。
鳴門競艇場:小鳴門海峡に接する場
所在地 | 徳島県 |
モーター | 減音 |
水質 | 海水 |
干潮差 | あり |
小鳴門海峡に接した海水の水面ですが、防波堤があるので大きな波やうねりが出ることはありません。
スタートラインから1マークに向けて内側に狭くなっていて、隣の艇との間隔が狭いので差しを狙いにくく、インコースも難しい水面となっています。
『伸び型にして、スタートを決め、まくる』というスタイルが最も決まりやすい水面で、どのコースからでも勝負することができます。
また海水面なので干潮差があり、干潮ならまくり、満潮ならイン有利になります。
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鳴門競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
全国に24ヶ所ある競艇場。 大きな水面、狭い水面、海水・淡水などそれぞれの場にそれぞれの特徴があります。 今回ご紹介するのは鳴門競艇場です。 基本的な施設の情報から、「舟券」攻略に役立つであろうデータ ...
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まるがめ競艇場:通年ナイター水面
所在地 | 香川県 |
モーター | 減音 |
水質 | 海水 |
干潮差 | あり |
海水面の丸亀は潮の満ち引きがあり、競走に大きな影響を及ぼします。
満潮時・・・水面が高く不安定になり、うねりも出てきます。全速ターンは難しくなり、イ ンや内コースの差しが有利となります。
干潮時・・・水面は穏やかな状況となるので、全速旋回が容易になり、まくりやそれに乗じ たまくり差しが増える傾向になります。
風向きは通年北風となり、スタート方向に向けての向かい風となっています。
しかしながら、天候の変わり目などには強い追い風が吹くこともあるので注意が必要です。
コース進入はほぼ枠なりと思って問題ないかと思います。
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丸亀競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
オールナイター開催となって早10年が経過した丸亀競艇場(ボートレース丸亀)ですが、年々人気が上がり、売り上げも上がっている屈指のナイター競艇場になりました。 昔ながらの丸亀競艇場は、インが強いというイ ...
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中国地区
中国地方にある4つの競艇場の紹介になります。
中国地区の4場は全てが海水の競艇場となっています。
児島競艇場:干満でレースに違いが!
所在地 | 岡山県 |
モーター | 減音 |
水質 | 海水 |
干潮差 | あり |
瀬戸内海に面しているのが児島競艇場になります。
潮位の干満によって水面状況は変化し、それによってレースの流れも変わってきます。
満潮時は水面のうねりの影響によって、ターン時に艇がバタつきやすくセンターからのまくりが大きく流れてしまうケースがあります。
したがって、満潮時にはインコース(1・2コース)が特に有利です。ただし、ンコースの艇であってもこのうねりを攻略できないことには連を外す可能性もあるので注意は必要です。
逆に干潮時には一転して水面状況は穏やかとなり、まくりなどのスピードを活かしたターンが決まるようになります。
潮の干潮の差は2~3メートル、海水の濃度が濃い影響からか体重による差が出にくいのではというのが選手の声です。
また風の影響はほとんどないのも特徴のひとつです。
1コースの1着率は通年でおおよそ57%ほどで、時期によっての大きな変化はみられません。
他のコースも1着率は大きな変化は見られないのですが、3コースに限っては少し季節によって1着率に変化が見られます。
春夏季が1着率:9.5%、秋冬季が1着率:11.9%となっていて、寒い時期の方が3コースは頭として狙えるようです。
場の特徴としてはピットから第2ターンマークまでの距離が101mと短いことがあげられます。このため枠番そのままの進入になることが多くなっています。
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宮島競艇場:最大潮位差4m!
所在地 | 広島県 |
モーター | 減音 |
水質 | 海水 |
干潮差 | あり |
日本三景の1つである「宮島(厳島)」の対岸に位置しているのが宮島競艇場です。
児島競艇場同様に瀬戸内海に面した競艇場で、最大4mを超える潮位差があり、スタートが揃いにくい「難水面」でもあります。
2マーク側から海水の出入りがあり、「追い潮」「向かい潮」が存在します。
満潮時は水面がうねり、難しい水面になると言われます。まくりがききにくく、また満潮に向かう際には2マーク側から1マーク側への「追い潮」となるので、基本的にはインが有利になります。
逆に干潮時には2マーク側に向かう「向かい潮」となります。こうなるとインのダッシュが付きにくくなりアウトが有利な傾向になります。水面は穏やかな状況なのでまくり同士の決着などが見られるようになります。
1マークをスタンド側に大きく振ってあってセンター有利な水面ですが、スタートの難しさからスリット後全艇横並びが多く、結果としてはインが有利な傾向となっています。
干満の差の激しさによって時間によっては水面からの景色の見え方がまったく変わってくるので、スタートに関しては走り慣れた選手が絶対的に有利になります。
また宮島はピットが斜めに配置されていて第2ターンマークまでの距離がどの艇も大差がなくなっています。これにより、進入体系がほかより変わりやすい傾向にあります。
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宮島競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
「日本三景」の一つに数えられる「厳島」。その対岸にありのが宮島競艇場です。 全国に競艇場は24ヶ所あるわけですが、場所によって競艇場も様々です。 今回は「宮島競艇場」の紹介をしていきます。基本的情報か ...
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徳山競艇場:イン有利水面!
所在地 | 山口県 |
モーター | 減音 |
水質 | 海水 |
干潮差 | あり |
笠戸湾の奥に位置していて周囲を囲まれた独特な地形のために強風が遮られるという特徴を持った水面です。
そのため、年間を通じて緩やかなホーム左横から追い気味の風で安定しており、コンディションは比較的に穏やかとなっています。
1コースの1着率は60%を超えるイン有利水面で、風向きや強さが安定していてインから握って旋回しても流れにくいというのが要因の1つになっています。
それでも大潮時の満潮に向かう時間帯、いわゆる上げ潮時には水面がざわつく傾向にあるようで、これに少し強めの風が重なると「うねり」が出ることもあります。コーナーでは1コースの艇が流れ気味になり2、3コースからの差しが決まりやすくなります。
「水面図」からもわかると思いますが、バックストレッチは全国でもトップクラスの広さになっています。
1マークを思い切って旋回することが出来るので「まくり」にでる選手も多く、これが決まると大きな配当が出るようになります。
宮島競艇場同様に干満差が激しい水面になるので、走り慣れた選手の方がスタートに関しては有利になります。
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今回は徳山競艇場について紹介していこうと思います。 徳山競艇場ってどんなところだろう?どこにあるんだろう?と思う方はたくさんいらっしゃると思います。 ここでは基本的な情報から舟券を買うのに参考になる情 ...
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下関競艇場:通年ナイター水面!
所在地 | 山口県 |
モーター | 減音 |
水質 | 海水 |
干潮差 | あり |
2017年から全国で6番目のナイター開催がスタートしたのが下関競艇場になります。
他の場よりも高い位置にあるLEDを使った照明灯で、全国で最も明るいナイター場になります。
ピットから2マークまでの距離が173mあるのでインが深くなることは少なく、主導権を握る形になり、おおむねインの1着率は60%を上回る数字になっています。
「おおむね」という言葉を使ったのは四季のうち夏場のイン1着率のみが53.4%と他の季節に比べ7%程率が落ちているからです。
夏場はバック側の横風、冬場はスタンド側からの横風がよく吹きます。この横風がスタート付近で向かい風が追い風に変わり思わぬ勇み足(フライング)ということがあります。
また向かい風はまくり、追い風はインという一般的なセオリーはここには当てはまらず、微妙に変わる風を読み切った選手が好成績を残す形となります。
この横風が夏場のイン勝利率に影響を及ぼしている可能性があるわけです。
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下関競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
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九州地区
九州地方にある5つの競艇場の紹介になります。
若松競艇場:通年ナイター開催!
所在地 | 福岡県 |
モーター | 減音 |
水質 | 海水 |
干潮差 | あり |
福岡県に3つある競艇場の1つで、通年ナイター開催なのが若松競艇場です。
1マークの振り幅が9mと比較的小さいこと、正面岸までの距離が短いことから先に回ることが出来る1コースが有利なコース形態になっています。
1コースの1着率は55.8%になります。(2019年5月1日~2020年4月30日)
2マーク後方から潮が出入りし、満潮時には1マークが潮だまりになります。
満潮時にはインが有利となり、干潮に向かう時間帯はまくりも決まるようになります。
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若松競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
現在のSG競走の始まりである全日本選手権競走が初開催されたことから、「ダービー発祥の地」でもあるのが若松競艇場です。 福岡県内にある3つの競艇場(他に芦屋競艇場・福岡競艇場)の1つですが、一体どのよう ...
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芦屋競艇場:モーニングレース開催!
所在地 | 福岡県 |
モーター | 減音 |
水質 | 淡水 |
干潮差 | なし |
若松競艇場同様に福岡県にあるのが芦屋競艇場です。
2010年7月より公営競技初のモーニングレースを実施しています。当初の第1レース開始時刻は午前9時20分台でしたが、現在の第1レース開始時刻は8時40分台へと早まっています。
1コースの1着率が61.7%(2020年2月1日~4月30日)と一見「インコースが強い場」という印象を受けますが、これは番組編成によるものが大きく影響しています。
一般戦において、1コースにA級選手を組む番組編成が多々行われているために、「インが強い」という状況になっています。ちなみにA級レーサーが組まれていないレース(おもに第6レース)のインコース1着率は44.9%にまで落ち込んでいます。
水面はほぼ東西方向に広がっていて、近隣の若松競艇場とは水面とスタンドのレイアウトが逆になっています。当然のように風向きも逆となり、若松が追い風ならば、芦屋は向かい風という感じとなります。
水質は淡水で硬め、多摩川競艇場に似て「静水面」と言われています。静水面ですので、若手選手の積極的な攻めも決まることが多い水面です。
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芦屋競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
今回は全国に24ヶ所ある競艇場の中から、芦屋競艇場を紹介していこうと思います。 基本的な施設の情報や「舟券」に役立つデータ紹介まで、様々な角度で紹介していくので参考にしてみてください。 目次芦屋競艇場 ...
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福岡競艇場:イン受難だがアウトも受難な水面!
所在地 | 福岡県 |
モーター | 減音 |
水質 | 汽水 |
干潮差 | あり |
福岡に3つある競艇場の1つとなる場です。全国屈指のイン受難水面で、アウトも受難な水面となっています。
福岡競艇場は那珂川の河口に位置していて、1マークは那珂川の川面に半分以上張りだしていて、風向き、風力、潮の干満によって独特の「うねり」が発生します。
満ち潮のときは、1 マーク付近で海水と淡水がぶつかり合い、複雑なうねりを発生させます。とくに北や北東の風が強いときは、博多湾からの波も加わり、より複雑なうねりとなります。
この「うねり」がやっかいなのは、選手が視覚的にうねりの強弱を判断出来ない点にあります。スタート時に選手は1マーク付近までいかないとうねりの状況をとらえることができません。コーナーで旋回に入ったところで「うねり」に気づき、スロットルレバーから手を放す何ていう状況も起きてしまいます。
特にセンターから外の艇がまくりを狙おうとして、うねりに乗ってしまい、まくり不発に終わってしまうシーンが多いです。
うねりがあるときに、まくろうとするなら、スリット過ぎで他艇より 1 艇身以上飛び出して 1 マークまでに内に寄る、いわゆる「絞めまくり」以外には、アウト艇の出番は少ない状況になります。
うねりがない静水面の時はアウト勢も握っておもいきり旋回出来る水面になります。
年間を通じて1コースの勝率は30%ほどしかありません。これは1マークがスタンド側に、2 マークが発走ピット側に大きく振られていることも大きく影響しています。これは全国的にほぼ同じ状況ですが、福岡はとくにインの回りシロが少なく、高度な旋回技術が求められれいます。
イン・アウトが比較的弱い水面ですので3コースがよく連がらみをする水面です。
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福岡競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
今回は全国に24ヶ所ある競艇場の中から、福岡競艇場を紹介していこうと思います。 基本的な情報から、舟券購入に役立つデータまで。どのような特徴や特色があるのかを紹介していこうと思います。 目次福岡競艇場 ...
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からつ競艇場:広い水面、スピード優先!
所在地 | 佐賀県 |
モーター | 減音 |
水質 | 淡水 |
干潮差 | なし |
全国でも有数の広さを誇るのが唐津競艇場で、全速旋回のスピード戦が繰り広げられます。
艇と艇の間隔が広くなることから「まくり差し」の率が高く、バックストレートで内が伸びる事から「差し」も決まりやすい傾向が見られます。
ピットから第2ターンマークまでの距離は178mあり、これは全国1で、待機行動時間も1分50秒と最も長い。ピット離れで進入が変わることも多く、1号艇がインを取る確率は全国より若干ではあるが低めとなっています。
水面は東北方向にレイアウトされていて、年間ではおおむね追い風が50%、向かい風が40%という割合になっています。
ただし、ほぼモーニング開催状態の唐津では、陸風・海風の影響で前半レースは「向かい風」、後半レースは「追い風」と1日の中で風向きが変化することも多いようです。
向風の強さでレースの流れが変わる傾向があり、弱めならインとカド、強いとまくり差しが決まる傾向があります。
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唐津競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
からつ競艇場は、競艇の盛んな九州の佐賀県に位置する競艇場です。 隣接する福岡県や長崎県からも多くのファンが来場することもあって、駐車場は広く直行バスも多く運行されています。さらには施設も綺麗で充実して ...
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大村競艇場:競艇発祥の地!
所在地 | 長崎県 |
モーター | 減音 |
水質 | 海水 |
干潮差 | あり |
日本最西端の競艇場で、1952年に正式にボートレースが国内で始まったのが大村競艇場になります。このことから「競艇発祥の地」と言われています。
大村湾に面しているため、干満差があり、満潮時にはうねりを生じる事があります。(但し干潮時とたいして差はない)
大村競艇場の代名詞とも言えるのが「イン最強水面」であるということになります。
イン勝率は65.2%(2020年2月1日~4月30日)となっていて、春季においては71.4%(2019年3月1日~5月31日)となっています。
これは時間帯によって風向きが微妙に変わることがあり、スタート勘がつかみにくく、ダッシュ勢が攻めにくいという事が要因として考えられています。
大村の舟券を購入する際はインを軸として考えるのが最も勝利への近道となります。
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大村競艇場の特徴!水面特性やコース別成績・予想への使い方を解説!
大村競艇場は、日本最南端かつ最西端の競艇場であり、昭和27年4月に国内で初めて正式に競艇が始められた「競艇発祥の地」と言われる歴史ある競艇場です。 大村競艇場と言えばインが強く、1号艇の勝率は日本国内 ...
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