競艇コラム

競艇の絶対に知っておくべきセオリー22選!知れば予想に必ず役立つ!

競艇の絶対に知っておくべきセオリー22選!知れば予想に必ず役立つ!

競艇は1952年に長崎県の大村競艇場で初めてのレースが実施されました。
したがって70年以上の歴史がある競技という事になります。
この70年という歴史の間、競艇ファンは1円でも多くの配当金を得るために様々な工夫を凝らしてきました。

そして今では多くの競輪ファンにとって常識となるような知識も数多く生まれています。
本記事ではそんな競艇の「セオリー」について詳しく紹介していきます。

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セオリーの意味について

セオリーの意味について

競艇のセオリーについて紹介する前に、まずはそもそも「セオリー」とはどういう意味を持つ言葉なのかについて解説していく事にしましょう。
日常的に「セオリー」という言葉を使っている人でも、その意味を説明してくれと言われると言葉に詰まる人も多いのではないでしょうか。

「セオリー」の語源はギリシア語で、「テオーリア」という言葉が元になっています。
テオーリアは「自分のことや物事に対して、本質を思い、考えること」という意味があり、この意味が転じて「自分の意見や考え」といった意味合いを「セオリー」という言葉が持つようになります。
現在ではセオリーは、「学説」「理論」という意味で用いられる事が多くなりました。

競艇にセオリーは存在する?

競艇にセオリーは存在する?

競艇には残念ながら世間一般で言うところの「攻略法」「必勝法」は存在しません。
競艇は人間同士の戦いなのでレースをパターン化する事が不可能な上、屋外で実施されるので天候の変化によってもレース結果は大きく変わるため、100パーセント成功する予想を確立できないというのが攻略法や必勝法が存在しない理由です。

しかし細かく見ていくと、「〇〇の時は〇〇だ」といった理論に基づいて説明できる事象が沢山あるのもまた事実です。

したがって競艇には様々なセオリーが存在します。
セオリーを沢山知っていれば予想精度は間違いなく高まるので、本記事で紹介するセオリーは頑張って全部覚えましょう。

競艇という競技の性質によるセオリー

競艇という競技の性質によるセオリー

どんな競技にもそれぞれ特有の性質というものがあり、その性質によって生じるセオリーにはどんな選手も抗うことはできません。
ここでは競艇という競技の性質によって生まれたセオリーを3つ紹介します。

この項目で紹介するのはセオリーという概念を超えて、競艇の予想をする上では「常識」と言っても良いものばかりなので、最優先で覚えるようにしましょう。

インコースが圧倒的に有利

競艇はインコースであればあるほど有利になる競技で、特に最も内側となる1コースのアドバンテージは凄まじいものがあります。
全競艇場の1着率を集計すると、約55パーセントを1コースが占めています。

この事は選手ももちろん知っているので、1号艇でスタートする選手は何がなんでも1コースから進入しようとするため、1号艇の1コース進入率は95パーセント以上です。
したがって1コースが圧倒的に有利と覚えるよりも、1号艇が圧倒的に有利と覚えておいたほうが良いでしょう。

1周目第1ターンマークでほぼ勝負が決まる

競馬や競輪は最終コーナーを回ってゴールラインを駆け抜けるまで誰が1着になるか分かりません。
競馬や競輪の場合、スタミナがなくなると勝ち目がなくなるので終盤までは牽制しながらもスタミナを温存し、最後の数百メートルに全てを賭けるといった走り方をするからです。

一方競艇のボートはガソリンが無くなったりエンジンが故障しない限りはトップスピードをずっと維持し続ける事ができるので、最初から最後までほぼ全速力でレースが進行していきます。

したがって一度前に出られると抜き返すのは非常に困難です。
競艇で後続の艇が1番前に出る最大のチャンスが1周目の第1ターンマークで、逆に言えばここを1番で通過した艇は高い確率でそのまま1着でゴールする事になります。

そのため、余程の事がない限り、競艇のレース予想は1周目第1ターンマークを周回するところまでの展開を考えるようにしましょう。
ただし、突出して高性能なモーターを所有している選手がいる場合はターン後の直線で前の選手を追い抜くという事もあります。

3連単以外で稼ぐことは難しい

1号艇が圧倒的に有利であるというのは競艇を楽しんでいる人ほぼ全員が知っているセオリーです。
したがって舟券は1番が絡んだものが最もよく売れますし、レース結果も同じく1号艇が3着以内に入る買い目で決着します。
そのため競艇ではよほどピンポイントで狙わない限り高配当の舟券を当てる事ができません。

舟券で最も高配当が期待できるのが3連単で、3連単の売り上げは舟券全体の売り上げのうち90パーセント以上を占めています。
そんな3連単でも本命決着になれば配当は10倍前後にしかなりません。

それ以外の舟券は更に配当が下がる上に、全体の売り上げが少ないので、レースによってはひとつの買い目に数千円程度投資しただけでもオッズが下がってしまいます。
これらの理由から、競艇は3連単以外で稼ぐ事が非常に難しくなっています。

レースを選ぶ際に知っておきたいセオリー

レースを選ぶ際に知っておきたいセオリー

競艇の舟券を的中させるのにもっとも重要なのはと問われたらどのように答えるでしょうか。
「本命選手を見極めること」と答える人もいるでしょうし、「出走表を隅々まで見ること」と答える人もいるでしょう。

しかしそれ以上に大事なのが「レース選び」です。
適切なレースを選ぶことができれば本命選手を選び間違えることはないでしょうし、出走表でも数々の有益な情報を得ることができるでしょう。
本項目ではレース選びをする際に役立つセオリーを3つ紹介します。

競艇場によって「1号艇1着率」は大きく異なる

先の項目で1号艇が1着になる確率は全競艇場の平均で55パーセント以上と解説しました。
しかし55パーセントというのはあくまでも全ての競艇場で実施された全レースの集計結果です。

実際は各競艇場ごとに1号艇の1着率は異なっています。
しかも全体的に55パーセントに近い数字になっているという訳ではなく、実は最も1号艇1着率が高い競艇場と最も低い競艇場ではなんと20パーセント以上もの差があります。

この差は無視できるような数字ではありません。
とにかく当てたいと考えているのであれば、1号艇1着率が高い競艇場のレースで勝負しましょう。
1号艇の1着率は毎年微妙に変化しますが、常に上位に名を連ねる競艇場は以下の5つです。

1号艇1着率が高い競艇場

  • 大村競艇場
  • 芦屋競艇場
  • 徳山競艇場
  • 下関競艇場
  • 住之江競艇場

逆に1号艇1着率が低い競艇場5つも紹介しておきましょう。

1号艇1着率が低い競艇場

  • 戸田競艇場
  • 平和島競艇場
  • 江戸川競艇場
  • 鳴門競艇場
  • 桐生競艇場

1号艇1着率が低い競艇場はその分高配当となる決着になりやすく、穴狙いの人にとってはおすすめの競艇場といえます。

「追い風」はインコース有利「向かい風」はアウトコース有利

競艇は屋外で行われる競技という事もあり、天候の影響を直接受けます。
とはいえ、多くの公営競技にとって悪影響となる雨による変化はそこまで大きくありません。

しかしその一方で風による影響はとても大きくなります。
風によって最も大きく影響を受けるのが「スタート」です。

追い風になれば動き始めからトップスピードになるまでの時間が短縮されますし、逆に向かい風になると風の抵抗によってトップスピードに到達するまでに時間を要することになります。

競艇は水上で行われるため、陸上競技のようにスタートラインに揃って一斉にスタートといった始め方ができません。
そこで各艇が待機位置で合図を待ち、合図が出たらタイマーがゼロになった瞬間にスタートラインを通過できるように加速する、といった特別なスタート方式を採用しています。

待機位置に到達するまでは進入コースを自由に選択できるため、各艇はより有利なポジションからスタートしようとします。
そのため、インコースの艇はどうしてもスタートラインに近い位置からのスタートとなり、逆にアウトコースの艇は十分な距離を確保できます。

したがって、追い風になれば女装距離が短くてもトップスピードに到達しやすくなるのでインコースの艇が有利になり、逆に向かい風だとインコースの艇が風の遅行によってなかなかスピードが出せなくなるため、アウトコースの艇が有利になります。

しかし、追い風になるとスピードがつくので思っているよりも早くスタートラインに到達してしまい、フライングが発生する恐れがあるので、インコースの艇に乗っている選手は普段よりも慎重なスタートをすることが多いという点は考慮しなければなりません。

「風速5メートル以上」は荒れやすい

向かい風、追い風に関係なく風速5メートル以上になると水面に大きな波が立ちやすくなりますし、場合によってはその波が「うねり」を発生させる事もあります。
うねりは目視で確認できないため、ベテラン選手でも気づかないままうねりに巻き込まれて転覆してしまう事も多々あります。

それ以前に風が強い日は至る所で白波が発生しているので、まともに走ることすら難しいといった状況になります。
したがって風速5メートル以上の風が吹いている日のレースは荒れることが多いです。

穴党の人であれば風が強い日は狙い目のレースとなりますが、風の強い日は予想が困難になるので、本命決着のレースをメインとしている人は舟券を購入しない方が良いでしょう。

各コースに関するセオリー

各コースに関するセオリー

競艇はコースごとに特徴が大きく異なり、選手は自分が搭乗することになる艇の特徴を最大限に活かせるような走りができるように作戦を考えます。

そのため各コースごとの勝ちパターンがあり、その勝ちパターンはそのまま各コースのセオリーと言い換えることもできます。
本項目では各コースの勝ちパターンをそのままセオリーとして紹介します。

1号艇はとにかくスタートが大事

1号艇は最も有利な条件でレースに臨む事ができます。
1号艇が狙うのは誰よりも早くスタートして、真っ先に第1ターンマークを回る事ただひとつです。
それさえクリアできれば道中でミスをしない限り1号艇の勝ちがゆらぐことはないでしょう。

したがって、1号艇はいかに完璧なスタートができるかが肝になります。
1号艇選手の「スタートタイム」は必ずチェックするようにしましょう。

2号艇は3号艇よりも早くスタートできるかが重要

2号艇が狙うのは、1号艇がターンした際にインコースに進入し、内側から1号艇を抜き去る事です。
そのため、2号艇は1号艇よりはほんの少しだけスタートを遅らせなければなりません。

しかし3号艇よりも遅いと3号艇にまくりを決められてしまい、2号艇の勝ちはほぼ無くなります。
1号艇よりも遅くスタートしつつ、3号艇には遅れないようにするという難しい技術を要求されるのが2号艇なのです。

3号艇は「まくり」を決めたい

3号艇の理想は1号艇と2号艇よりも早く第1ターンマークに到達し、まくりを決めるといった流れです。
まくりを決めるためには、インコースの2艇がスタートをミスして出遅れるか、自分が完璧なスタートを決めてインの2艇よりも前に出るかのどちらかになります。

もちろん他力本願で勝ち続けることはできないので、3号艇の選手はとにかくインの2艇よりもベストなタイミングでスタートしたいと思いつつレースに臨んでいます。

トップクラス選手の4号艇は要注意!

4号艇はそのまま4コースからスタートすることが多いのですが、4コースは「カドと呼ばれているポジションで、十分助走をつけてスタートする「ダッシュスタート」するアウトコースの艇のなかではもっとも内側に位置することになります。

4コースは「差し」「まくり」「まくり差し」と三つの決まり手をすべて決めるチャンスがありますし、一気にスピードに乗せる事ができればインコースの程をまとめて抜くことができます。

もちろん成功させるには高い技術と勝負所を見極める経験が必要ですが、SGレースで常に名前をみかけるようなトップ選手が4号艇だった場合は要注意です。

5,6コースが舟券に絡むかはインコースの艇のスタート力に左右される

5コースと6コースはインコースからかなり距離があるため、いかに卓越した技術力を持っているトップ選手であっても、自力で上位に入着することは非常に難しいです。

特にインコースの艇が揃ってスタートし、壁のようにターンを周回されると成す術がありません。
このコースが上位に入るかどうかはインコースの艇に乗っている選手のスタート力によって大きく変わってくるでしょう。

インコースの艇が出遅れたり、バラついたりすれば5コースまたは6コースの艇がまくり或いはまくり差しを決めてインコースに入るチャンスが生まれるため、車券圏内に入る可能性が出てきます。

そのほか知っておくと良いセオリー

そのほか知っておくと良いセオリー

ここまでさまざまなセオリーを紹介しましたが、競艇ではそれ以外にも沢山のセオリーがあります。
すべてを紹介すると膨大な文章になるので、ここではこれまでのカテゴリには当てはまらないセオリーを5つに厳選して紹介します。

「重賞レース」ではモーター性能が勝敗を大きく左右する

G3以上の重賞レースには出走条件があり、その条件を満たさなければレースに出走することすらできません。
そのため、グレードレース、特にG2レース以上に出走できるのは実力上位の選手、もっとはっきり言えば「A1級選手」しか出走できません(一部例外はあり)。

ここまでの実力者しか出ないレースだと選手の能力差はほとんど無いに等しいです。
したがって、どのコースからスタートできるかが勝敗の大きな分かれ目になりますが、もうひとつ「モーター性能」でも差をつけることができます。

トップ選手は整備力にも優れているので、良いモーターを引き当てることができれば更にその性能を引き出せるような調整をして多少の不利を覆すことが可能です。
グレードレースでは普段以上に「モーター性能」に注目しましょう。

インコース選手が頼りなければ荒れる可能性大

競艇はインコースが圧倒的に有利なのはこれまで何度も説明した通りです。
したがって基本的に1号艇から3号艇までの選手で舟券を組み立てることになりますが、レース全てでインコースの選手が有利になるというわけではありません。

例えばレースによってはインコースがB級選手でアウトコースがA級選手といったレースもあるでしょう。
インコース選手に信頼がおけないようなレースだと競艇ファンもインコース決着にはならないかもと疑念を抱くようになるため、結果として高配当となる可能性が高いです。

クラスが1つ違えば能力差は大きく異なる

競艇選手はB2級からA1級まで全部で5つのクラスに分かれています。
それぞれのクラスには「ボーダーライン」があって、そのラインを超えるような活躍をすればクラスがひとつ上がり、逆にボーダーラインを満たすことができなければクラスがひとつ下がります。

クラスが一つ違うと選手の能力差は明確に違います。
同じ条件でB1級選手とA2級選手が勝負した場合、何かしらのアクシデントがなければA2級選手が負けることはほぼないと思っておいてよいでしょう。

初心者は「1号艇1着率が高い競艇場のモーニングレースを狙え!」

競艇を始めたきっかけとなるレースは、恐らく「SGレース」と答える人が圧倒的に多いのではないでしょうか。
SGレースは注目されますし、有名な選手が多数出場します。

競艇のことをほとんど知らない人でも名前くらいは知っているような選手が出場するので、確かに初心者が「舟券を買ってみようかな」と思う気持ちになりやすいですが、SGレースに出場している選手は展開さえ向けばどんなコースからでも1着を狙えるような人たちばかりです。
したがって、実はSGレースは予想が難しく、競艇初心者にはあまりおすすめできるレースではありません。

初心者におすすめのレースとはズバリ、「1号艇1着率が高い競艇場のモーニングレース」です。
競艇場の中で特に1号艇1着率が高い競艇場については先の項目で紹介しました。

それらの競艇場の1号艇1着率が高い理由は、コースの形状なども確かにありますが、最も大きな要因は「意図的に1号艇1着率が高い番組構成になっているから」です。
競艇場で実施されるレースは大部分が運営側が出走する選手を決めています。

そして、モーニングレースが設立された最大の理由は「仕事に行く前にこれまで競艇をやったことが無い人も競艇にチャレンジしてもらうため」であり、モーニングレースの第1レースは「1号艇にA級、残りはB級選手」といった番組表を意図的に組んでいます。

例えば福岡競艇場で2023年6月2日に実施されたレースはモーニングレースなのですが、第1レースでは1号艇にA2級選手、残りの選手がB級選手が配置されていました。

そしてレース結果は1号艇選手が圧倒的速さでスタートを決め、そのまま1着になっています。
多くの人が1号艇選手の舟券を購入するので配当はかなり低くはなってしまいますが、3連単を的中させたときの喜びを味わいたいと考えている人は一度1号艇1着率のモーニングレースにチャレンジしてみてください。

初心者は「イン屋」が出走するレースは避けよう

競艇の選手は様々な戦法を用いますが、なかでも厄介なのが「イン屋」という選手たちです。
イン屋の選手はとにかくインコースからスタートするのが好きで、4コースや5コースからでも平気で1コースや2コースからのスタートを狙おうとします。

そのような動きをすると待機位置がどんどん前になってしまってスタートが難しくなるのですが、イン屋の選手はそのような事はお構いなしです。

イン屋の選手の中でもトップクラスの成績を維持し続けている「西島義則」選手のコース別進入率を見ると、見事に1コースと2コースが大部分を占めていて、3コースより外側から進入した確率はたった8パーセントしかありません。

イン屋の選手が出走すると「出走表」通りの進入にはならないので予想がとても難しくなります。
したがって、イン屋が出走しているレースは競艇初心者は手を出さないほうが良いでしょう。

イン屋を調べるには「コース別進入率」を調べるのが一番早いですが、登録番号3,000番台後半の選手にはイン屋の選手はほぼ存在しないので、登録番号をチェックするというのはイン屋の選手を探すのにかなり有効な手段です。

データ見るよりレース見ろ

近年は優れたデータベースサイトが多数登場し、非常に使い勝手がよくなっています。
データベースサイトは瞬時に数値などを好きな時間にチェックできるので、現在重要視されている「タイムパフォーマンス」が良いということもあり、レースを観ずにデータばかり見ている競艇ファンも多いのではないでしょうか。

しかしデータはあくまでも数値しか見れませんが、レースではデータでは分からない選手の操縦技術などを直接確認できます。
全選手のレースを見るのは大変ですが、気になっている選手や軸にしようと考えている選手の前走などはしっかりチェックしておきましょう。

現在はリアルタイムでレースを見れなくてもレース映像はいつでも好きな時にチェックできるので、自由時間が確保できたときにまとめて観るとよいでしょう。

強気な4コース買う価値あり

競艇のレースで本命決着になるか、荒れるかの判断をする際に最も有効な判断基準となるのが「4号艇選手の能力とモーター性能」です。
インコース選手が強く、2,3号艇もしっかりとスタートを決めてくれればアウトコースの艇は何もできないので本命決着になる可能性がとても高いです。

しかし逆に4号艇の選手がA1級トップクラス選手でモーター性能も高ければ積極的にスタートを決めてまくりを決めてくるでしょう。

4号艇がまくりを決める際にインコースに切り込んでくると、インコース選手が引き波を直接受け、速度を大きく落としてしまいます。
すると5コースと6コースの艇は4号艇に続いてまくりを決めて前に出ることができ、アウトコース3艇でレースが決着します。

アウトコース3艇でレースが決着すると高配当になる可能性が非常に高いです。
強気に攻める気配を感じる4コース(たいてい4号艇)は、積極的に舟券を購入しましょう。

安目買わずで高目も買えず

競艇は最大6艇でなおかつインコースが圧倒的に有利なので人気が集中しやすく、平均配当は低くなりがちです。
するとオッズが安すぎるという理由でなかなか車券を買わない人が出てきます。

しかし利益が少なくても的中して配当金を得ることができるならば舟券を買わなければもったいないです。
「安いから舟券を買わない」という人に限って本命から外れた舟券で高配当を狙ったり、無理に荒れるレースに挑戦したりしてお金を無駄に失っているものです。

そのような事をしなくても、着実に的中を狙えるレースでコツコツと利益を積み重ねることができれば最終的に大きな利益となるでしょう。
天邪鬼にならずに、本命と決めた買い目通りに舟券を購入するようにしてください。

基準艇を早く探しておけ

出走表をチェックする際に真っ先に目につくのは「オッズ」ではないでしょうか。
しかしオッズはあくまでも競艇ファンによって生まれたデータです。

競艇ファンはプロではなく99パーセント以上が素人なので、オッズに振り回されるような予想をしていると舟券は当たりません。
競艇の出走表を見て真っ先に行うのは基準艇を見つけることです。

オッズに左右されず、直近の成績や勝率、スタートタイムなどを見て、そのレースの主導権を握りそうな選手を探しましょう。
競艇はインコースが強いのでつい1号艇や2号艇の選手を基準艇にしてしまいがちですが、レースによっては3号艇より外側の選手を基準にしなければならない事もあるでしょう。

基準艇が見つかったら、その選手が「勝つ展開」と「負ける展開」を考えてどちらになる確率が高いかが見えてくると自然と購入する買い目も決まってくるのではないでしょうか。

筋を買うなら筋違いも買え

競艇には「スジ舟券」というものが存在します。
例えば1号艇が逃げるようなレースだと2号艇や3号艇がそのまま3着以内に入ることが多いですし、4号艇がまくりを決める際はインコース3艇が着外になることが多いので、5号艇と6号艇がスジ舟券となります。

しかしスジ舟券を買うならばスジ違い舟券も買っておいたほうがよいでしょう。
例えば4号艇がまくりを決めた際にターンを上手く回れずに膨らんでしまうと、5号艇がその内側を突いて差しを決めて4号艇よりも先行する可能性も十分あります。

もちろん絶対そうなるとは言い切れませんが、4号艇が1着になる舟券は高配当が期待できるので、多少買い目を広げる価値は大いにありますし、もし5号艇が1着になれば万舟券も狙えるでしょう。

久々の優出は優勝せず

競艇は完全実力主義ですが、同時にコンマ01秒を争うシビアな競技です。
ちょっとした判断ミスで全然勝てなくなることもありますし、逆にたまたま作戦が上手くハマったりモーターの調整が適切だったりすると突然好成績になったりすることもあります。

直近のレースでなかなか予選を突破できなかった選手が久しぶりに優勝戦に進出したとします。
競艇ファンがそういった選手の心理を想定する場合、「久しぶりに優勝戦に進出できたからそのままの勢いで優勝も狙いたい」と想像するのではないでしょうか。

確かにそういった心理状態の選手が大部分であることは事実ですが、実は競艇選手のなかには久々の優出で決して優勝を狙おうとしない選手も一定数います。
特にベテラン選手にこのような傾向が見られるのですが、彼らが見ているのは優勝ではなく優勝戦の賞金です。

このような考えの選手の場合、予選などでは積極的なスタートを決めていたのに優勝戦になるととたんにスタートが慎重になります。

これはフライングによる失格を防ぐためで、優勝戦は無理に1着を狙わなくても上位に入れば予選とは比べ物にならない賞金を獲得できますが、フライングで失格になれば当然賞金はゼロですし、更に30日間の斡旋停止という手痛いペナルティも科せられます。

両者を天秤に賭ければ無難にまとめようとする気持ちも分からなくはないですが、このような考えで優勝できるほど競艇は甘いものではありません。
「久々の優出は優勝せず」というセオリーは選手の心理状態を上手く表現した言葉だと感じます。

まとめ

ここまで競艇に関するセオリーを紹介しました。
かなり沢山のセオリーを紹介しましたが、個々に紹介したセオリーはほんの一部で、それ以外にもまだまだ沢山のセオリーがあります。

全部を覚える必要はないですが、セオリーを覚えておけば競艇の舟券を購入する際に非常に役立つでしょう。
セオリーというのは競艇の舟券を購入していけば自然と身についていくものだったりもしますが、あらかじめ知っておけば何も知らない人よりは確実に有利な状況で競艇をスタートさせることができます。

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  • この記事を書いた人

近藤

競艇歴15年の近藤です。競艇だけで生活しています。
独自のリサーチと情報収集力で競艇予想サイトの真偽を見極めるコラムを執筆しております。
競艇予想に役立つような情報を発信中。

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