競艇のレース結果を見ていると、レースによって配当金が大きく異なる事に気づく事でしょう。
競艇は1号艇が圧倒的に有利だと言われていて、私たち競艇ファンはその規則に則って予想をして舟券を購入します。
レースはスタートしなければどのような結果になるかは分からないので、大勢の人が予想したのとは異なる結果になれば配当金は高額になります。
本記事ではそんな番狂せの究極系である競艇の過去最高配当ベスト10について、どのようなレースだったのかも含めて紹介していきます。
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目次
競艇以外の最高払い戻し金額はどのくらい?
まずは競艇以外の公営競技について、過去最高配当がどのくらいの金額になっているのかを調べてみる事にしました。
競馬 | 2,983万円 |
---|---|
競輪 | 476万円 |
オートレース | 1,571万円 |
競馬に関しては、やはり出走頭数が多いですし、単純に馬券を購入する人数が他の公営競技とは比べ物にならないほど多いので、配当金自体が巨額となるため、過去最高配当もずば抜けて高額になっています。
他の公営競技を見ると、オートレースだけ1,500万円と競輪と比べるとかなり高額になっていますが、これはオートレースの3連単全336通りのうち、331番人気の買い目が的中したためです。
しかも的中者はたった1名だったためこれだけの配当になったというわけです。
競艇の最高払い戻しが最近更新!高額払い戻しトップ10を紹介!
ここからは本題である競艇における過去最高配当について見ていく事にしましょう。
実は1位の過去最高払い戻しは2022年に更新されていて、当時はとても大きなニュースになりました。
この金額はそうそう更新されるものではないような超高額配当です。
それでは、10位から順に見ていきます。
第10位 514,810円
第10位は2013年10月に蒲郡競艇場で発生した514,810円です。
このレースもインコース3艇がA級、アウトコースはB級という企画レースでした。
ところが展示航走の段階で4号艇選手が前付けをし、インコース124、アウトコース356といった状況でのレーススタートとなります。
スタート直後、3号艇選手が4コースからのまくりを決めようとするも、4号艇選手がまくり差しをしたために妨害を受けます。
このまくり差しは見事成功し、このままゴールするのかと思いきや、なんと4号艇選手が単独事故によって落水失格となってしまうというアクシデントが発生。
その4号艇を追走していた人気薄の6号艇が1着でフィニッシュ、2着と3着は後ろで競り合っていた2号艇と5号艇が入り、人気薄選手たちの決着となった結果、50万円以上の超高額配当となりました。
第9位 534,930円
第9位は2020年11月に芦屋競艇場で発生した534,930円です。
このレースも出走表を見る限り1号艇にA級選手を配置して残りはB級選手という典型的な企画レースとなっており、当然当日の購入は1号艇に人気が集中、逆に6号艇は勝率1点台とお世辞にも舟券代を払おうという気持ちにはならなかったでしょう。
そして、このレースではなぜか5号艇の選手もまったく売れていないという状況でした。
5号艇選手は確かに勝率が低いですが、6号艇選手と比べるとそこまで他の選手との差がないため、普通ならもっと売れても良いはずです。
原因は分かりませんが、もしかすると2020年はSNSも普及しきっている状況なので、ネットで5号艇が不利となってしまうような情報が拡散されていたという可能性もあります。
ともかく、レースではスタート直後に1号艇が落水、2号艇と3号艇も出遅れるという大波乱のレース展開になり、事故に巻き込まれず抜け出した5号艇が1着でゴール、2着には3号艇が入り、3着には最も人気が無かった6号艇が入るという結果になり、超高額配当が発生しました。
先ほど紹介した徳山競艇場と合わせて、2020年は競艇ではめったに発生することがない50万円以上の舟券が2度も出るという稀有な年になっています。
第8位 535,520円
第8位は2020年11月江戸川競艇場で発生した535,520円です。
このレースはオールレディースとなっていて、出走選手はすべて女性選手となっています。
なかでも4号艇の竹井奈美選手は女性選手の中でもトップクラスの成績を残しているレーサーであり、カドから一気にまくりを決めてくれるのではと多くのファンが期待して舟券を購入するという状況でした。
一方で5号艇と6号艇の選手は出走選手の中では成績が低く、特に5号艇の選手は勝率2点台と飛び抜けて低いため人気を大きく落としていました。
ところがレース結果はこの人気薄の6号艇と5号艇がそれぞれ1着と2着でゴールイン、荒れることが多い江戸川競艇場でもここまでの配当になるようなレースはそうそう発生するものではありません。
第7位 537,990円
第7位にランクインしたのは2003年12月に若松競艇場で発生した537,990円です。
このレースは男女混合栓で、1号艇と5号艇がA1級選手となっていて人気が集中していました。
そして2号艇と6号手が女性選手だったのですが勝率も低く、他の選手と比べても抜きんでて勝率が低いので圧倒的人気薄でした。
ところが結果はこの人気のなかった2号艇と6号艇でワンツーフィニッシュ、3着にはA1級である5号艇が入ります。
この買い目は3連単120通りの買い目の中で最低人気であったため、50万円以上の配当金となりました。
第6位 554,930円
第6位は丸亀競艇場で2020年3月に発生した554,930円です。
このレースでは1号艇のA2級選手とカドの4号艇からの出走であるA1級選手に人気が集中、一方でアウトコースの5号艇6号艇はまったく売れていないという状況でのレースでした。
しかし、ふたを開けてみるとその全く売れていない5号艇と6号艇が抜け出し、結果的に6号艇がゴール、5号艇が2着に続くという大波乱の結果となり、超高額配当が発生しました。
第5位 579,900円
第5位は芦屋競艇場で2016年5月に発生した579,900円でした。
ちなみにこの配当は3連単ではなく、何と2連単での配当です。
このレースはこれまでと同じく1号艇にA1級選手が配置されていて、残りはB級選手、そして6号艇選手は勝率が0点という有様で全く売れていませんでした。
その6号艇の組み合わせの中でも6-4という買い目は最も人気薄であり、レース前のオッズでも他の買い目と比べても飛びぬけて高いオッズとなっている状況でレースはスタートします。
ところがレース結果は全く売れていなかった6-4で決着したため、2連単では考えられないような超高額配当となったのでした。
2連単でのこの配当は恐らく今後も更新されることはないのではないかと言われています。
第4位 595,550円
第4位は2019年1月、第2位と同じく徳山競艇場で発生した595,550円です。
このレースは1,3,5号艇がA級選手、2,4,6号艇がB級選手でした。
特に6号艇選手はここまで2着一回を取ったのみで残りは全て6着と散々な結果であり、しかも6号艇での出走ということもあって、誰もこの選手が舟券に絡むと予想していませんでした。
したがって6号艇が1着になっただけでどの着順でも10万舟券になるような状態で、その中でも6-4-3が圧倒的に売れていなかった状態でレースがスタートしたのですが、ふたを開けてみればこのまったく売れていなかった6-4-3で決着、59万舟券というとんでもない高配当が発生しました。
第3位 650,610円
第3位は2016年3月に三国競艇場で発生した650,610円です。
このレースも1号艇にA1級選手が配置され、残りはB級選手という典型的な企画レースであり、更に2号艇から6号艇の選手もここまで目立った成績を残せておらず、1号艇の価値はだれが見ても明らかでした。
2位の徳山競艇場でのレースと同様に1号艇に人気が一点集中していたことでしょう。
しかしレースが始まると第1ターンマークでごちゃついていたところを6号艇選手が上手く抜け出して先頭に立ちます。
その後B2級選手の3番、5番が抜け出し、結果は6-3-5と全選手B2級選手での決着となりました。
1号艇A1級選手が着外、出走選手の中でB2級だった3選手がすべて舟券圏内に入ったことによってこの高額配当が発生したのだと考えられます。
第2位 682,760円
第2位は2011年5月に徳山競艇場にて発生した682,760円です。
長らくナンバー1に君臨し続けていたので、競艇の高額配当ナンバー1として覚えていたという競艇ファンも多いのではないでしょうか。
このレースは1号艇にA1級選手が配置されていました。
しかもただのA1級選手ではなく、このレースで1号艇で出走していた鳥飼眞選手はG1レース優勝経験もあり、勝率も7点台とこのレースでは圧倒的に高い数値でした。
そして残りの選手は全てB1級で、このレースは1号艇が元々有利な企画レースとなっています。
そしてB1級選手の中でも4号艇選手は勝率が1人だけ3点台ともっとも低く、展示航走の進入隊形でも大外の6コース進入となっていたことからまったく売れていませんでした。
そしてレースがスタートすると3号艇と6号艇がフライングによって反則となってしまいます。
その後4号艇が上手く抜け出して先頭に立ち、そのまま1着でゴール、続いて6号艇、2号艇が2着と3着に入ります。
恐らくこのレースの1号艇は通常のレースとは比べ物にならないほど売れていたでしょうから、その1号艇が1着になれなかったこのレースではオッズが一気に跳ね上がり、68万円越えという驚異的な高配当となりました。
第1位 761,840円
これまで1位だった配当(現在2位)は10年以上更新される事はなく、この記録は未来永劫超える事はないのではと考える競艇ファンもいるほどでした。
しかし2022年、ついにその記録が更新されます。
しかも数千円単位の更新ではなく、何と2位の金額を8万円以上も更新、文句なしの過去最高配当を叩き出したのです。
レースは2022年11月1日、児島競艇場のレディース一般戦でした。
このレースには女性選手のA1級の中でもトップクラスである、寺田千恵選手と日高逸子選手が出走、当然舟券はその2選手に集中していたものの、寺田選手は2号艇、日高選手は4号艇という事もあって、そこまで人気は固まっていませんでした。
そんな中ダントツで売れていない舟券がありました。
6号艇で出走していた黒明花夢選手です。
黒明選手はデビュー3年目、更に勝率も2点台と出走選手中最下位で、3年間で1着になったのはわずか3回だけでした。
そんな選手が6号艇出走なわけですから、3着に入るだけでも10万円クラスの超高配当になっていた事でしょう。
ところがこのレース、なんと6号艇の黒明選手が1着に、本命とされていた寺田選手、日高選手共に舟券圏外という大番狂わせな結果となったのです。
しかもこの勝利は転覆などによる恵まれたものではなく、他の選手がターンで膨らんだところをしっかりインコースから差しており、文句なしの完勝でした。
そして皆が固唾を飲んで見守った電光掲示板には「761,840円」の数字が表示され、この金額に場内は大きくどよめいたのでした。
高額配当の傾向について
ここまで競艇における高額配当ベスト10を紹介しましたが、ベスト10にランクインしているレースには幾つかの傾向が見られます。
その傾向に合致したレースの舟券を集中的に購入すれば、超高額配当を獲得できるチャンスは飛躍的に上昇するでしょう。
6号艇が舟券に絡み1号艇が着外になる
高額配トップ10にランクインしている全てのレースにおいて6号艇が舟券に絡んでおり、なおかつ1号艇が3着以下になってしまっています。
6号艇は滅多に舟券に絡む事はないため、3着以内に入るだけでオッズは一気に上昇します。
逆に1号艇は競艇において絶対的に有利である1コースに1番近いという事もあり、人気が集中するので、もし1号艇が3着以内にも入れないような事になれば当然オッズは桁違いに高くなるでしょう。
オッズが一気に跳ね上がるこの2つの条件が同時に発生しなければ数十万円クラスの配当にはなりません。
1号艇が圧倒的人気
上記の条件に加えて、1号艇が圧倒的に人気を獲得しているなど、人気が集中している選手が存在するレースであればあるほど超高額配当舟券が発生する確率は上昇します。
また逆に6号艇の選手が直近の調子が悪く、全く買われていないレースで6号艇が3着以内に入った際にも十万舟券が出やすいです。
1コース1着率が高い競艇場
1号艇に人気が集中する要因のひとつに各競艇場の1コース1着率があります。
競艇場は全国24ヶ所ありますが、コース形状や風、水質といった条件が全く同じ競艇場は存在しません。したがって1コース1着率も競艇場によって異なり、最も高い競艇場と低い競艇場では20パーセント以上の差があります。
高額配当ベスト10が発生した競艇場のうち、徳山、芦屋、大村の3競艇場は1コース1着率が60パーセント以上と、平均と比べると10パーセント近く高くなっています。
そのためただでさえ人気が集中しやすい1号艇の舟券にお金が更に集中するため、1号艇が3着以内から外れたというだけでもオッズは相当高くなります。
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まとめ
ここまで競艇の超高額配当について解説しました。
2023年時点で史上最高配当は2022年児島競艇場のレースで発生した761,840円です。
このレースでは人気が集中していたA1級選手が軒並み着外に沈み、逆にまったく人気が無かった6号艇選手が1着でゴール、このような超高額配当となりました。
これまで1位だった金額を8万円以上も更新していて、この金額はそう簡単に破られることがないのではないでしょうか。
改めて、1~10位までの払戻金は以下の通りです。
順位 | レース | 払戻金 |
---|---|---|
1位 | 2022年11月 児島競艇場 | 761,840円 |
2位 | 2011年5月 徳山競艇場 | 682,760円 |
3位 | 2016年3月 三国競艇場 | 650,610円 |
4位 | 2019年1月 徳山競艇場 | 595,550円 |
5位 | 2016年5月 芦屋競艇場 | 579,900円 |
6位 | 2020年3月 丸亀競艇場 | 554,930円 |
7位 | 2003年12月 若松競艇場 | 537,990円 |
8位 | 2020年11月 江戸川競艇場 | 535,520円 |
9位 | 2020年11月 芦屋競艇場 | 534,930円 |
10位 | 2013年10月 蒲郡競艇場 | 514,810円 |
超高額配当が出るレースには幾つかの共通点があります。
ひとつ目は1号艇が圧倒的人気となっているレースで、実際に超高額配当となっているレースはその多くで1号艇またはインコースにA級選手を配置、それ以外はB級選手といういわゆる企画レースとなっています。
ふたつ目は6号艇が着順に絡んでいることで、実際トップ10の舟券の買い目にはすべて6号艇が絡んでいます。
この2つは超高額配当が出るための必須条件といえるでしょう。
もうひとつ、超高額配当が出ている競艇場には偏りがあり、特に大村、芦屋、徳山の3競艇場は1コース1着率が平均よりもかなり高いです。
したがって必然的にほかの競艇場以上に1号艇の人気が集中、そんな1号艇が車券圏外になってしまえば当然超高額配当となります。
最後に運よく超高額配当を受け取った際に注意しなければならない点があります。
競艇の配当金には実は税金が発生し、50万円以上の払戻金を受け取った場合は所得税が発生します。
この所得税を支払い忘れたり、故意に支払わなかった場合は税務署から督促状などが送られて追徴課税を支払わなければならなくなるので、自分が50万円以上払戻金を受け取っているなと感じた人は忘れずに確定申告するようにしましょう。