数十組はボートレース界に存在するというボートレーサー夫婦。
有名なところでは、立間充宏選手・寺田千恵選手夫婦、福田雅一選手・平山智加選手夫婦などがいますが、84期同士で結婚をした榮田将彦選手・片岡恵里選手夫婦をご存じでしょうか。
「榮田将彦選手」は、その名も「第4回スタート野郎決定戦」の優勝戦で3着に入るという高いスタート力を持つ選手です。
今回はそんな榮田将彦選手についてご紹介していきたいと思います。
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目次
榮田将彦のプロフィール
榮田将彦(さかえだまさひこ)基本情報 | |
出身地 | 山口県 |
生年月日 | 1979年2月7日 |
身長 | 155cm |
体重 | 49kg |
血液型 | O型 |
登録番号 | 4007 |
登録期 | 84期 |
級別 | B1級 |
師匠 | 吉本正昭(3036) |
デビュー日 | 1999年5月11日 |
榮田選手のプロフィールを見ていきましょう。
榮田将彦選手は山口県出身です。
山口県といえば、
- 下関市にはボートレース下関
- 周南市にはボートレース徳山
がありますね。
他に、
- ボートレースチケットショップ山口あじす
- オラレ田布施・下関
などがあります。
1979年2月7日生まれの41歳です。
験担ぎとして左から靴を履くとのことですが、いい時も悪い時もやっているため効果のほどは不明だそうです。
画像で右手に持っているのは、ボートレース下関のキャラクター「シーボー」です。
所属は出身である山口支部です。
山口支部には他に、
- 白井英治選手
- 寺田祥選手
- 海野康志郎選手
- 柳生泰二選手
などが所属しています。
同支部・同期の片岡恵里選手は榮田選手の奥さんです。
登録期は84期、現在の階級はB1級です。
84期には他に、
- 古結宏選手
- 堀之内紀代子選手
- 中島孝平選手
- 笠原亮選手
などが在籍しています。
榮田選手は2001年前期にB1級、2003年前期にA2級、2009年後期にA1級にそれぞれ初昇格しています。
榮田将彦の特徴や得意なコース
榮田将彦選手の特徴は徐々に速くなってきているスタートです。
速いスタートからのまくりが決まるとレースが盛り上がりますよね!
特徴
通算成績での平均ST(スタートタイミング)は0.15と標準的な速さです。
コース別では0.14~0.17と若干ばらつきがあります(コース別成績の表参照)。
年別の平均STは2007年ごろから速くなってきており、2020年は0.12と速いです。
スタート事故は1年に1~4回ほど起こしており、多い方です。
進入は、たまに動くことがあります。
通算では、6号艇の場合の約26%は内側のコースに入っていますので、スタート展示は確認した方がいいでしょう。
決まり手は、1コースからの逃げ、2~6コースからのまくり、3~6コースからのまくり差し、2~5コースからの差し、1~6コースからの抜きの順に多くなっています。
逃げに匹敵するほどまくりの割合が高いのも特徴です。
<場別成績>
場 | 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
津 | 118 | 5.98 | 24.5 % | 44.0 % | 59.3 % |
下関 | 617 | 5.52 | 21.3 % | 38.5 % | 53.4 % |
徳山 | 518 | 5.36 | 21.8 % | 35.5 % | 51.1 % |
三国 | 174 | 4.26 | 15.5 % | 22.9 % | 35.6 % |
津が最も勝率の高い場です。
地元の下関・徳山では下関をより得意とし、全場で4番目に勝率が高くなっています。
三国は最も勝率が低く、2連対率・3連対率も一番低い数字です。
得意なコース
<コース別成績>
コース | 出走数 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 平均ST |
1 コース | 580 | 50.8 % | 66.7 % | 74.1 % | 0.17 |
2 コース | 543 | 20.6 % | 41.2 % | 55.4 % | 0.16 |
3 コース | 600 | 18.5 % | 37.0 % | 53.8 % | 0.15 |
4 コース | 827 | 20.5 % | 34.7 % | 52.1 % | 0.14 |
5 コース | 885 | 11.0 % | 24.2 % | 40.3 % | 0.14 |
6 コース | 889 | 5.6 % | 13.7 % | 27.5 % | 0.17 |
1コースでは半分以上の割合で1着に入ります。
約4回のうち3回は3着以内に入ることになるので、3着までには入れてよさそうです。
2~4コースは1着率、3連対率が特に近い数字です。
半分以上は舟券に絡み、調子がいいようなら2着も見えてきます。
なお、榮田選手ご自身は4コースを得意としていると語っています。
5コースは3連対率が半分を切りますが、4割は超えているので、3着に入る可能性も十分残されています。
6コースでは3着以内が約3.6回に1回になります。
低いといえば低い数字ですが、はじめから切っては考えない方がいいかも知れません。
榮田将彦の過去成績・優勝歴
榮田将彦選手は2021年2月6日から、住之江一般「デイリースポーツ旗争奪 第62回ホワイトベア競走」に出場します。
2月12日からは60日間のフライング休みに入ってしまいますので、その前にしっかり勝って欲しいですね!
過去成績
1999年 5月11日、下関一般戦2レースでデビュー。
※6号艇、6コースから選手責任の出遅れ。
1999年6月3日、からつ一般「パールカップ競走」1レースで初勝利。
※4号艇、6コースから差しでの勝利。
2002年8月8日、江戸川一般「第3回さわやか杯 コカ・コーラカップ」で初優出。
※1号艇、1コースから6着。
2009年7月2日、江戸川G1「G1江戸川大賞開設54周年記念」8レースでG1初出走。
※3号艇、3コースから選手責任の失格。
同節7日、1レースでG1初勝利。
※1号艇、1コースから逃げでの勝利。
2010年12月2日、下関一般「下関市議会議長杯争奪 クリスタルカップ」6レースで500勝達成。
※3号艇、4コースから差しでの勝利。
現在までに、G3で2回、一般戦で46回優出しています。
優勝歴
2003年10月19日、徳山一般戦で初優勝。
※2号艇、2コースからまくりでの優勝。
現在までに、一般戦で5回優勝しています。
榮田将彦の年収は?
榮田将彦選手の年収について、具体的な金額についてのデータは見つかりませんでした。
ボートレーサーの各級別の平均年収は以下の通りです。
A1級 | 約3,000万円 |
A2級 | 約1,800万円 |
B1級 | 約1,100万円 |
B2級 | 約500万円 |
榮田選手は2015年前期から現在までB1級が続いていますので、ここ数年の年収は1,000万円前後ではないかと思われます。
2009年はA2→A1級、2010年はA1→A2級となっており、この2年間が現在までで最も高い年収(単純計算で2,400万円前後)を得た年だとみられます。
一般的な41歳男性の平均年収は552万円ということなので、時期によりますが榮田選手は約2倍~4倍またはそれ以上の収入を手にしているということになります。
また、40代男性では年収1,000万円以上の人は4.6%しかおらず、ボートレーサーの収入の高さが分かります。
B1級の平均年収も十分高額ですが、榮田選手も目指しているA級に戻るとあっせんも増え、さらなる賞金を手にすることができますので頑張って欲しいですね!
榮田将彦はSNSはやってる?
残念ながら榮田将彦選手(画像中)はSNSをやっていません。
奥さんの片岡恵里選手(画像左)はInstagramで主に料理の画像を投稿していますので、たまには榮田選手の情報も混ぜてもらえると嬉しいですね。
榮田将彦のTwitter(ツイッター)は?
榮田選手はTwitterをやっていませんが、「#榮田将彦」で検索すると現在7件のみですがつぶやきが見られます。
なお、「#栄田将彦」で検索してしまうと該当する投稿は見つかりませんので要注意です。
榮田将彦のInstagram(インスタグラム)は?
榮田選手はInstagramをやっていませんが、「#榮田将彦」タグで現在3件の投稿があります。
また、片岡恵里選手のアカウント「huilipiangang」では、ごくまれにですが榮田選手の画像も見られます。
榮田将彦のYouTube(ユーチューブ)は?
榮田選手ご自身はYouTubeをやっていませんが、榮田選手の登場する動画がいくつかアップされています。
320倍のスタート一発大外捲り!⑥榮田 将彦
下関一般「サンケイスポーツ杯争奪戦 準優進出バトル」で勝利した時のレース映像です。
6コースから0.04のトップスタートを決めてまくります。
榮田将彦のプロフィール|まとめ
今回は榮田将彦選手についてご紹介してきました。
2020年の成績で言えば、スタート巧者として有名な菊地孝平選手とも肩を並べる(平均ST0.12)選手です。
スタートを決めてくれる選手は期待できますし、見ている側も気持ちがいいですよね。
スタート事故が多く、フライング休みも多いのが玉に瑕ですが、その中でB1級を維持するというのは実はなかなか難しいことではないでしょうか。
できるだけ事故を減らせれば、榮田選手がA級に返り咲く日も近いかも知れませんね!