2019年の賞金王決定戦で優勝し、ボートレースファンの記憶に新しい選手といえば、大阪支部の石野貴之選手です。
ボートレーサーの中で一流とされているA1級の選手の中でも最上位の腕前を持つ選手の一人です。近年では常に賞金王ランキング上位争いに絡んでくる選手であり、とても人気のある選手でもあります。
そんな超トップレーサーとなった石野貴之選手のプロフィールや戦歴を見ていきましょう。
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目次
石野貴之のプロフィール
石野貴之(いしのたかゆき)基本情報 | |
出身地 | 大阪府東大阪市 |
生年月日 | 1982年6月3日 |
身長 | 165cm |
体重 | 51kg |
血液型 | O型 |
登録番号 | 4168 |
登録期 | 90期 |
級別 | A1級 |
師匠 | 原田智和 |
デビュー日 | 2002年5月10日 |
今や大阪支部の不動のエースとしてボートレースファンの間で知られている石野貴之選手ですが、高校時代は近畿大学付属高校にて野球部に所属していたようです。
その際主将を勤めていたようで、大学進学の年齢になり、野球を続けるか、ボートレーサーになるかの選択をします。
石野選手の父親も元ボートレーサーの石野美好選手であったこともあり、初めはボートレーサーになることを反対されていたようですが、幼いころから父親の姿をみて育った石野選手はボートレーサーになりたいと考えていたようで、最終的には父親からもその気持ちを認めてもらったようです。
石野選手はボートレーサー養成所の90期ですが、同期には石野選手と同じくA1級で活躍している岡山支部の吉田拡郎選手や、埼玉支部の川尻泰輔選手がいます。女子選手では宇野弥生選手も同期です。
石野選手の弟子には、既に引退された大原由子選手や、こちらは現役で活躍されている浜本裕己選手がいます。
石野貴之の特徴や得意なコース
石野選手は、基本的に強引な前付け等は行いません。
どのコースからでもコンスタントに着取りが出来る腕前を持っています。
また石野選手は強運の持ち主と言われていて、いい機力のモーターをよく引き当てることで知られています。モーターは完全抽選で決まるものでエースモーターと言われるモーターをよく引き当てて好成績を残している印象があります。
いいモーターを引き当てることはもちろんですが、石野選手は整備にも定評があり、好モーター×石野選手の整備力が毎節の好成績に直結しているのではないかと思います。
平均スタートタイミングは0,15と一般的なA1選手とほとんど変わりなく、スタート事故もほとんどありません。かなり安定したスタートを切ってくれるでしょう。
石野選手は3コースからの連対率がとても高く、9割近くの連対率を誇る年もあります。なので石野選手が3コース出走の時は舟券の組み立ての軸にすることもできそうですね。3コース以外からでも1着を狙える腕前の持ち主であり、人気選手でもあるので、逆に内枠で出走する石野選手を外した舟券は、高配当が狙えるのではないでしょうか?
石野貴之の過去成績・優勝歴
そんな素晴らしい腕前を持っている石野選手の戦歴を見ていきましょう。
石野選手のデビューは2002年5月10日でした。地元大阪の住之江競艇場で開催された一般戦でした。初勝利はそれから1か月後の6月19日、こちらも住之江競艇場での一般戦5日目第1レースでした。デビューから数えて24走目での勝利はかなり早いですね。
初優勝はその翌年2003年、10月に宮島競艇場で開催された『新鋭リーグ第19戦』でした。
その後も順調に勝利を積み重ね、2005年にはデビューから3年という速さで常滑競艇場で開催されたSG第32回笹川賞競走にてSG初出走を果たします。
記念すべきG1初優勝は2007年、1月に大村競艇場で開催されたG1第21回新鋭王座決定戦で初優勝を納めます。
それからも石野選手の勢いは右肩上がりで、2010年7月には丸亀競艇場で開催されたSG第15回オーシャンカップにてSGでの初優勝も飾ります。
2011年には住之江競艇場で開催されたG1太閤賞記念競走開設54周年記念で優勝し、父親である石野美好も22周年で優勝していることから、同競走を親子で制覇するという快挙を達成します。
2015年7月には三国競艇場で開催されたSG第20回オーシャンカップ競走で優勝し、自身2度目のSGでの優勝を果たします。
また翌年の2016年に鳴門競艇場で開催されたSG第21回オーシャンカップ競走でも優勝を果たし、自身3度目のSG優勝、そして同大会史上初の連覇を成し遂げます。
ここまで石野選手のSG優勝は全てオーシャンカップであり、史上2人目のSG初優勝から3冠目まで同一SGタイトルという快挙も成し遂げます。
2016年には大村競艇場でのSG第19回競艇王チャレンジカップ競走でSG4度目の優勝。
翌2017年も石野選手の勢いは止まることを知らず、5月に福岡競艇場で開催されたSG第44回笹川賞も制します。
同年6月には鳴門競艇場で開催されたSG第27回グランドチャンピオン決定戦競走でも優勝を果たし、2017年のSG連覇と鳴門開催のSG連覇を成し遂げました。
そして記憶に新しい2019年には11月に桐生競艇場で開催されたSG第22回競艇王チャレンジカップ競走で優勝し自身7度目のSG優勝、そして12月には地元住之江競艇場で開催されたSG第34回賞金王決定戦で優勝を果たし通算8回目のSG優勝、そして念願の賞金王決定戦初優勝を果たします。
この年は獲得賞金も2億2564万円で年間の賞金王のタイトルを獲得しています。
通算ではSG8回優勝、G1では7回優勝、通産優勝は57回と圧倒的な成績を残しており、さらなる優勝の上澄みに期待ができます。
石野貴之の年収は?
2019年の賞金王である石野選手は、獲得賞金2億2500万円越で賞金王に輝きました。
2020年7月現在では獲得賞金4465万円で全体ランキング12位に位置しています。
ここ数年は毎年SGやG1を優勝しており、賞金も石野選手は多く獲得されているので賞金ランキングを見てみると上位にランクインされています。今後のさらなる活躍次第では今年の年間の賞金王も狙える位置につけているので、SGやG1での石野選手の活躍には注目が必要ですね。
石野貴之はSNSはやってる?
最近では数多くのボートレーサーがSNSを通じで情報発信を行っていますが、石野選手はどうでしょうか。
石野貴之のTwitter(ツイッター)は?
残念ながら石野選手のTwitterアカウントはありませんでした。
石野貴之のInstagram(インスタグラム)は?
石野選手はインスタグラムをやっているようですが、アカウントを公開していないようでこっそりと楽しまれているようです。
今後オープンになってファンに私生活などを見せてくれるかもしれませんね。
石野貴之のYouTube(ユーチューブ)は?
石野選手のチャンネルはありませんでしたが、過去に峰竜太選手が運営しているYouTubeチャンネルでのゲームの生配信で石野選手が声で出演している回がありました。
峰選手と仲がいいようで今後も峰選手のチャンネルに出演されることがあると思うのでファンの方はチェックが必要ですね。
石野貴之のプロフィール|まとめ
今回は石野信用金庫とも呼ばれている大阪支部の大エース石野貴之選手について紹介しましいた。
石野選手の近年の活躍は本当に素晴らしいものばかりでその勢いは2020年現在も加速しているので今後さらなる活躍を期待したいと思います。
最後に今後の石野選手の出走予定ですが、2020年9月6日から芦屋競艇場での一般戦、23日から徳山競艇場でG1ダイヤモンドカップに出走予定です。
8月は今のところ出走予定がないので9月以降の活躍に注目していきましょう