競艇と言えば1号艇です。
その勝率はおおよそ50%あり
- 最も勝率の悪い戸田競艇場でも42.7%
- 最も勝率の大村競艇場では66.9%
もあります。
66.9%と言えば、3回に2回は1号艇が勝つ計算ですから、いかに1号艇が強いかが分かります。
よって、メンバーを見るまでもなく、ほとんどのレースで1号艇が1番人気になりますし、きて当たり前というイメージです。
しかし、あまりにその意識が強いと、1号艇はくるという前提からレースの予想に入ってしまいがちです。
しかし、平均で50%来るといっても、裏を返せば半分はこないということですし、1号艇がこなかった場合は、まず穴になるので、そのチャンスを逃してはいけません。
そこで「危険な1号艇」の見分け方を紹介しますので、「1号艇も半分は来ない」という認識のもと、危険な1号艇を見分けて、適切な舟券を買いましょう。
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ケース別の危険な1号艇
危険な1号艇は、その理由によりいくつかの類型に分けられます。
この類型の何れかに一つでも当てはまれば、人気といえその1号艇は疑ってかかるべきです。
ましてや、この五つの類型のうち2つ以上にあたる場合は、危険どころか「消し」という選択肢も浮上します。
その時は万舟のチャンスですので、危険な1号艇を見極め、それを外した舟券を購入し、大穴をゲットしてください。
それでは、ケース別の「危険な1号艇」を紹介します。
競艇場による違い
戸田・平和島・びわこ競艇場など、1号艇の勝率が5割を切っている競艇場の1号艇は危険です。
競艇の1号艇の勝率は平均して約50%ありますが、競艇場によりかなり違いがあります。
そして、最も1号艇の勝率が高い大村競艇場の66.9%と、最も勝率の悪い戸田競艇場の42.7%では、24.2%も差があります。
よって、大村競艇場の感覚で戸田競艇場の舟券を買ってしまっては、かなり違和感もあるでしょうし、舟券成績も悪くなってしまいます。
よって、1号艇の勝率の悪い
- 戸田競艇場(44.7%)
- 平和島競艇場(44.7%)
- びわこ競艇場(48.9%)
では、1号艇にそこまでの信頼を置くのは「危険」です。
一方、こちらも少し気をつけなければいけないのが、1号艇が強く勝率が6割を超える
- 徳山競艇場(62.4%)
- 芦屋競艇場(63.1%)
そして、大村競艇場の勝率が高い理由が単に競艇場の特性によるものではなく、番組構成による事も大きいことです。
この3場は、もともとインが強いというだけでなく、それを「売り」にした番組を多く組むため、1号艇に強い選手を配置することも多く、そのために1号艇の勝率が高いのです。
よって、それら1号艇の勝率が高い競艇場でも、番組をよくみて1号艇の取捨選択をする必要があります。
2号艇のスタート
2号艇にスタートが遅く、へこむ可能性の高い選手がいる場合の1号艇は「危険」です。
1号艇が逃げる際に重要になってくるのが、隣の2号艇です。
この2号艇がしっかりスタートを決めてくれれば、外の3号艇以下の壁になり、1号艇はすんなり逃げることができます。
逆に2号艇のスタートが遅く、へこんでしまうと、3号艇から外の艇は捲りが決めやすくなり、1号艇にとっては「危険」となります。
よって、2号艇のランク・スタートの上手下手・展示走行でのスタートをよく調べてみてください。
簡単に判断するなら、2号艇にB級の選手がいる場合は、スタートで遅れを取ったり、外の艇を受け止める力が弱いと考えていいでしょう。
さらに、2号艇だけでなく、3号艇の選手も同じようにへこんでしまう可能性が高い場合は「より危険」といって構いません。
前付け
アウトの位置に前付けする選手がいる場合の1号艇は「危険」です。
競艇ならではのルールである「コース取り」による、前付けをする選手のいるレースは、1号艇にとっては非常に危険です。
1コースを取られてしまっては、1号艇のイニシアチブが無くなりますし、それを阻止するためにいわゆる「深イン」になってしまっては、スタートダッシュができません。
また、1号艇を死守できたとしても、前付けして2コースを取った艇がスタートが合わずへこむことも多く、その場合は壁がなくなって外の艇に捲られてしまいます。
前付けにこだわる選手は今は数名なので、覚えてしまうのがいいですが、ひとまずは展示走行を見て判断してください。
前付けする選手がいるレースは、そもそも進入コースが読みにくく、レース自体が壊れてしまうようなこともあるため、1号艇が危険というだけでなく、予想そのものが難しいため、慣れてくるまでは「ケン」した方がいいかもしれません。
風の影響
向かい風の場合、そして風向きに関係なく風速が2m以上の場合は、1号艇は危険になります。
また、風速は大きくなればなるほど、1号艇の勝率は悪くなります。
競艇は、風と風による波の影響が大きく、風の向きと大きさにより予想は変えなければいけません。
一般的には「追い風は逃げ・差しが有利、向かい風は捲りが有利」と言われます。
よって、向かい風の場合は「1号艇は危険」になると言っていいでしょう。
また、追い風・向かい風にかかわらず、風速が2mを超えると、風速が強くなればなるほど1号艇の勝率は悪くなります。
しかし、天候の悪化により安定板をつけるまでになると、また今度はインが強くなるため、その場合は1号艇の信頼性は上がります。
但し、見た目にも波が高く水面が荒れている場合は、選手も艇のコントロールが難しく、レースそのものが予期せぬ展開となるため、見送るのが正解かもしれません。
アウトからのまくり
アウトの4~6号艇にスタートを決めて捲りきる可能性のある選手がいる場合、1号艇は危険です。
競艇では、いくら1号艇が強くても最初のターンで外から捲りきられてしまえば、逆転は難しく、着外に消えることも少なくありません。
よって、アウトの4~6号艇にスタートが早く捲りの得意な選手がいる場合は、1号艇は危険になります。
そのような選手を探す方法は
- 過去のアウトでの成績を見る
- 今節のスタートの早い遅いを見る
- 展示でのスタートと伸びを見る
などの方法もありますし、予想情報でもそのあたりは言及されますので、それを見るのもいいでしょう。
また、そのレースが準優勝戦に出るためや、翌年のランク付けのための「勝負駆け」になっている選手が、勝ちきるためにスタートを決めて捲りにくる可能性があるレースも、1号艇が危うくなるレースです。
危険な1号艇|まとめ
競艇はとにかく1号艇が強く、A級の選手が1号艇に入ってしまうと、あまり詳細な検討をすることなく、それを本命にしてしまいがちです。
実際、1号艇の勝率から考えて、それでも1号艇が勝つことがほとんどでしょう。
しかし、皆がそう考えるために、ただでさえ低いオッズは更に低くなり、舟券的には美味しくありません。
そこで、ここに挙げた「危険な1号艇」のシグナルに一つでも該当する場合は、1号艇を疑ってかかり、穴舟券を取ることを検討してみてください。
また、これら「危険な1号艇」のシグナルが2つ以上ある場合は、積極的に「1号艇を消して穴狙い」をしてみましょう。
ただし、1号艇は負けたとしても2着3着に残る可能性も高いため、「1号艇を消し」としても、2着3着に残る場合も頭に入れておいてください。
危険な1号艇を見極め、それを外した舟券を買い、うまく当たれば大穴となり、万舟も夢ではありません。