競艇の基礎知識

競艇のSGレースとは?全レースの出場条件と予想方法も紹介!

競艇のSGレースとは?全レースの出場条件と予想方法も紹介!

競馬のレースにはG3やG1というようにレースのグレードが分かれているというのは競馬ファンにとっては常識中の常識ですし、G1レースについては競馬をほとんど知らないという人でも「有馬記念」「ジャパンカップ」といったレースの名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

本記事では競艇のレースのなかでも競馬のG1レースに該当するような格式高いレースである「SGレース」について、概要と出場するための条件を紹介、更にSGレースを予想するための方法についても解説していきます。

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競艇のレースは「グレード制」

競艇のレースは「グレード制」

競馬のレースと同様に、競艇のレースも「グレード制」になっていて、レースによって階級が定められています。
大きく分けると、以下6つのグレードに分かれています。

競艇レースの6つのグレード

  • 一般戦
  • G3
  • G2
  • G1
  • PG1
  • SG

グレードが上がれば上がるほど出走条件と賞金が大きく変わります。
例えば一般戦の優勝賞金は最高でも100万円ほどですが、G1レースに優勝すると1,000万円以上の賞金を獲得できます。

単純計算でG1レースで優勝すると一般戦を10回優勝するのと同額の賞金を得ることができるというわけです。

これだけ見るとG1レースに出るほうが得だと思ってしまいますが、競艇選手は自分の自由にレースを選べるわけではなく、選手が出走するレースは「斡旋」といって「あっせん課」という部署がすべて決定しています。

そしてG1レースは誰でも斡旋がもらえるレースではありません。
例えば「地区別選手権」というG1レースでは各地区の実力選手が斡旋されることになります。

その際に競艇場が希望する選手なども併せて斡旋されることになりますが、競艇場が希望する選手というのは「売り上げアップに貢献できる人気選手」です。

競艇で人気を集める選手というのは見た目以上にレースに勝利できる実力が絶対に必要なので、集まる選手は自ずとA1級選手だけとなります。

A1級選手とB級選手とでは年収に大きな開きがあるのですが、それはレースに出走できる数はもちろんの事、出走できるレースグレードが大きく違う事が大きく影響しています。

SGレースは競艇最高峰のレース

SGレースは競艇最高峰のレース

SGレースとは、「スペシャルグレードレース」の略で、競艇の数あるレースのなかでも最高峰に位置するレースとなります。
競艇の年間レース数はなんと約6万レースにもなるといわれているのですが、そのうちSGレースはたった9レースしか該当しません。

そしてその希少性もさることながら、SGレースの出走条件はG1レースとは比べ物にならないほど厳しく、競艇選手にとってはSGレースに出走さえできれば一流選手の仲間入りができたと胸を張って言えるほど格式が高いレースとなっているのです。

各SGレースの出走条件については、以降の項目で詳しく解説していきます。
そしてSGレースは何と言っても優勝賞金をはじめ、賞金がほかのグレードレースと比べると桁違いに高いといった特徴があります。

賞金についても以降の項目で詳しく解説しますが、SGレースに優勝するとほぼ確実に賞金ランキング上位にランクインできるほど、獲得賞金に大きく影響を与えます。
SGレースは以下の9レースが該当します。

SGレースに該当する9レース

  • ボートレースクラシック(鳳凰賞競走)
  • ボートレースオールスター(笹川賞競走)
  • グランドチャンピオン
  • オーシャンカップ
  • ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)
  • ボートレースダービー(全日本選手権競走)
  • チャレンジカップ
  • グランプリシリーズ(賞金王シリーズ戦)
  • グランプリ(賞金王決定戦)

GRANDE5とは?

GRANDE5とは?(引用元:BOAT RACE MEDAL AWARDS)

実はSGレースの中にも格式の差があり、格式が高いレースはほかのSGレースよりも更に賞金が高額になっています。
SGレースの中でも特に格式が高いレースを「GRANDE5」と呼んでいて、以下の5レースが該当します。

「GRANDE5」に該当する5レース

  • ボートレースクラシック
  • ボートレースオールスター
  • ボートレースメモリアル
  • ボートレースダービー
  • グランプリ

この5レースは競艇のSGレースの中でも特に長い歴史を持っていて、他のSGレースとは一戦を画する格式を持っているため、別格扱いとなっていて、この5レースを全て制覇することで競艇界では「グランドスラム」達成となります。

GRANDE5は2014年に制定され、これら5レースはほかのSGレースよりも更に賞金が高額となっていて、なおかつ優勝戦で上位3着以内に入った選手には「金・銀・銅」のメダルが授与されます。

そして5つのレース全てで金メダルを授与された選手がGRANDE5達成となり、その選手には副賞として3億円相当のインゴット(金の延べ棒)が贈呈されます。
3億円の金塊というだけでものすごい副賞ですが、残念ながら2023年6月時点でこのGRANDE5を達成した選手は1人も居ません。

実はすでにこのGRANDE5を達成している選手がいます。
それは池田浩二選手で、2009年にボートレースクラシックとボートレスメモリアルを優勝、更に2011年にはボートレースオールスター、ボートレースダービー、グランプリも制しているのですが、残念ながら制度導入前の優勝はカウントされないため、池田選手はGRANDE5達成とはみなされていません。

これには池田選手も思わず「もう少し早く実施してくれれば…」と残念そうにコメントしていたそうです。
3億円を獲得できる条件を満たしているのに、時期がたった3年早かったためノーカウントになってしまうわけですから、愚痴をこぼしてしまうのも無理はありません。

全レースの概要と出場条件を一挙紹介!

全レースの概要と出場条件を一挙紹介!

ここからはSGレース全9レースの概要と出場条件をすべて紹介していきますが、SGレースには「シード権」が導入されていて、とある条件を満たせば残りの条件を達成していなくても出場できる権利が与えられます。

一つ目は「前年の同レース優勝者」で、例えば2022年のボートレースクラシックを優勝した遠藤エミ選手は無条件で翌2023年のボートレースクラシックに出場する権利を与えられ、出走しました。

もう一つは「グランプリの優勝決定戦進出者6名」で、この6名は翌年のボートレースクラシックからボートレースダービーまでの6レースに無条件で出場することができます。

したがって、各レースの出場条件について、上記の「前年の同レース優勝者」と「前年のグランプリ優勝戦出場者」は割愛し、それ以外の出場条件についてのみ記載します。

ボートレースクラシック

ボートレースクラシック2023平和島(引用元:SG第58回ボートレースクラシック特設サイト)

ボートレースクラシックの正式名称は「総理大臣杯争奪鳳凰賞競走」で、1966年3月10日に第1回が開催されました。

GRANDE5のひとつとなっていて、優勝賞金は4,000万円です。
ボートレースクラシックの出場条件は、以下の通りです。

ボートレースクラシックの出場条件

  • 前年のPG1・G1・G2レースの優勝者(レディースオールスター、レディースチャレンジカップは除く)
  • 前年G3以下のレース(レディースオールスター、レディースチャレンジカップ含む)の優勝回数上位者
  • 前年の全国ボートレース甲子園競走優勝者
  • 当年月に実施される地区選手戦(関東・東海・近畿・四国・中国・九州)の優勝者

優勝回数やどのレースで優勝したかがとても重要視されていることが分かります。
優勝回数上位者であれば誰でも出場可能なので、理論的にはB級選手でも優勝しまくれば出場することはできますが、A級選手とのレース数が圧倒的に違うという事もあって、出場している選手はA1級選手ばかりです。

2022年遠藤エミ選手が女性選手として初めて予選をトップ通過して更に優勝戦でも優勝、女性選手として史上初めてSGレースを制覇したことは大きなニュースとなりました。
次回は2024年3月15日から20日までの日程で、戸田競艇場での開催を予定しています。

ボートレースオールスター

ボートレースオールスター2023芦屋(引用元:SG第50回ボートレースオールスター特設ページ)

ボートレースオールスターは現在の名称になるまでは「笹川賞」と呼ばれていたレースで、1974年5月2日に第1回大会が実施されました。
この笹川賞という名称は、競艇の父と呼ばれる「笹川良一氏」の名前を拝借してつけられています。

GRANDE5の一つであり、優勝賞金は4,000万円です。
本レースはプロ野球の「オールスター戦」と同様に基本的にファン投票によって出場選手が決まる大会で、初日の「ドリーム戦」には投票数上位6名が出場することとなっています。

ファン投票は1月下旬ごろに告知され、期間は2月下旬まで、3月下旬に出場選手が発表されます。
出場条件は以下の通りです。

ボートレースオールスターの出場条件

  • ボートレースクラシック優勝者
  • A1級選手を対象にファン投票を実施して上位選手の順に選出
  • 選手委員会選出の3名

シード権獲得の7名のほかにボートレースクラシック優勝者も自動的にボートレースオールスターの出場権が与えられます。

それ以外はファン投票や選手委員会選出など、「多くの人が出場を望んでいる選手」が出場できるレースとなっていて、ファン投票上位者が出場可能という事もあって、SGレースのなかでは比較的女性選手が出場することが多いレースです。
次回開催日については2023年6月時点では不明となっています。

グランドチャンピオン

グランドチャンピオン2023徳島(引用元:BOATRACE徳山 徳山SGグランドチャンピオン)

グランドチャンピオンは正式名称も「グランドチャンピオン決定戦競走」とほとんど同じであり、1991年6月20日に第1回が実施されました。
このレースはボートレース法が制定されて40周年になったのを記念して設立された大会となっています。

優勝賞金は3,400万円ですが、このレースは別名「SGレースの中のSGレース」と呼ばれるほど、選手にとっては出場すること自体に価値があるレースです。
それはこれから紹介する出場条件を見れば一目瞭然でしょう。

グランドチャンピオンの出場条件

  • 当年のボートレースオールスター優勝者
  • 選考期間中(前年のオールスターから当年のクラシックまで)でSGレースの優勝戦に出場している選手
  • 上記期間内のSGレースの予選で上位通過した選手

すべての出場条件でSGレースが絡んでいます。
つまりこのレースはSGレースを経験し、更に上位の成績を挙げた選手しか出場できないというわけです。
2023年6月20日〜25日までの日程で、徳山競艇場で実施されます。

オーシャンカップ

オーシャンカップ2023児島(引用元:SG第28回 オーシャンカップ 特設サイト)

オーシャンカップは「海の日」の設立を記念して創設されたSGレースです。
海の日設立と同時に開始されたという事もあって、第1回レースは1996年7月17日と、SGレースのなかでは比較的新しくスタートしたレースとなっていて、優勝賞金は3,400万円となっています。
出場条件は、以下の通りです。

オーシャンカップの出走条件

  • 当年のグランドチャンピオン優勝者
  • 前年5月1日から当年4月30日までのプレミアムGI・GIおよびGII競走の優勝戦における着順点上位者
    ※着順点 1着10点、2着9点、3着6点、4着5点、5着4点、6着3点、スタート事故-10点[3]、妨害失格-7点、選手責任失格-5点、選手責任外失格0点、GI,GII競走1節6日間出場1点(優勝戦得点が並んだ場合はプレミアムGI、GI、GIIにおける着順点上位順に選出。)

以上のようにG1レース以上のレースに沢山出場して好成績を記録した選手が出場できるSGレースとなっています。
2023年は7月18日から23日までの日程で、児島競艇場での実施が予定されています。

ボートレースメモリアル

68thボートレースメモリアル浜名湖(引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト)

ボートレースメモリアルの正式名称は「モーターボート記念競走」であり、1955年8月20日に第1回が施行されました。
歴史あるSGレースという事もあり、GRANDE5のひとつに位置付けられています。

そのため優勝賞金は4,000万円と他のSGレースよりもワンランク上の金額設定です。
1954年の総会において競艇発祥を記念した記念日を制定する事にし、それを記念するレースとして本競走は制定されました。
ボートレースメモリアルの出走条件は、以下になります。

ボートレースメモリアルの出走条件

  • 当年のオーシャンカップ優勝者
  • 開催競艇場以外の全競艇場から各2名ずつ選出(計46名)
  • 開催競艇場が希望した選手

各競艇場が指名しなければ出場できないレースとなっているので、成績はもちろんの事、ファンからの人気など実績以外でも競艇に貢献している選手でなければ出場できないレースと言えるでしょう。
2023年は8月22日から27日の日程で福岡競艇場での実施を予定しています。

ボートレースダービー

69thボートレースダービー常滑(引用元:ボートレースとこなめ)

ボートレースダービーの正式名称は「全日本選手権競走」です。
1953年11月7日に第1回大会が実施されました。

この頃の競艇はグレード制などは存在しておらず、SGレースの中でも特に古い歴史を持っているレースの一つです。
当然GRANDE5の一つにも数えられており、優勝賞金も他のGRANDE5レースと同じく4,000万円となっています。
出走条件は、以下の通りです。

ボートレースダービーの出走条件

  • 当年のボートレースメモリアル優勝者
  • 選考期間内で勝率が上位の選手
    ※開催年の後期A1級(審査期間は前年11月から当年4月で90走以上が必要)であることと、160走以上の出走回数が必要

出走するには1位を沢山取るだけではなく、安定して好成績を記録し続ける必要があります。
したがってどの競艇場でも自分のレースができる一流選手のみが出走可能なレースです。
2023年のボートレースダービーは、10月24日から29日までの日程で、蒲郡競艇場での開催を予定しています。

チャレンジカップ

チャレンジカップ2022鳴門(引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト)

チャレンジカップの第1回大会が実施されたのは1998年11月24日であり、SGレースの中では最も新しく設立されたレースとなっています。

チャレンジカップは年末のグランプリ出場権をかけた最後のトライアルレースという位置付けであり、このレース終了後の賞金によってグランプリ出場者がほぼ決定します。

賞金ランキングで出場できるかどうか微妙なラインにいる選手にとっては絶対負けられないレースという事もあり、白熱したバトルが繰り広げられることは必至です。

出場資格はたった一つで、1月1日から10月31日までの獲得賞金上位34名です。
このレースはシード権が唯一設けられておらず、昨年のグランプリの優勝戦出場者も10月31日時点で賞金ランキング34位以下ならば出場できません。

優勝賞金は3,400万円で、このレースに優勝すればグランプリ出場が近づくことは間違いないでしょう。
2023年のチャレンジカップは11月21日から26日の日程で三国競艇場での実施を予定しています。

グランプリシリーズ

グランプリシリーズは後述するグランプリと同日に並行して実施されるSGレースで、設立されたのは1986年ですが、この当時は一般競走扱いでした。
それが徐々にグレードを上昇させていき、1997年にSGレース扱いとなりました。

出場資格に関してですが、グランプリも出場条件は同じなので、ここでまとめて紹介します。
グランプリ及びグランプリシリーズの出場条件は成績対象期間(1月1日からチャレンジカップ最終日まで)内での賞金ランキング上位60名が選出されます。

選出条件に級別の指定はないので全選手が対象となっているのが特徴ですが、賞金などの兼ね合いもあり、これまで出場した選手は全員がA1級選手です。
そして上位18名がグランプリ本戦へ、残りの選手はグランプリシリーズに出場となります。

また、グランプリの1stトライアルで敗北してしまった選手もグランプリシリーズに途中から出場する事となっています。
グランプリシリーズの賞金は1,700万円と、PG1よりは高額ですが、SGレースでは最も低い金額です。

グランプリ

37thグランプリ大村(引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト)

その年の獲得賞金上位18名のみが出走できるグランプリは、その年のナンバーワンレーサーを決めるのに相応しいレースと言っても過言ではなく、別めちゃ「競艇の日本シリーズ」とも言われています。

優勝賞金は1億1,000万円と文字通り桁違いであり、このレースを制した選手がその年の賞金王に輝くケースが非常に多いです。
なお、現在はKEIRINグランプリに優勝賞金では負けていますが、1億円になったのは競艇のグランプリが最初であり、ギネス世界記録にも認定されています。

住之江競艇場は「競艇のメッカ」と呼ばれていますが、グランプリ全37回中実に30回を住之江競艇場で実施している事がメッカと呼ばれる最大の理由です。
グランプリは12月19日から24日までの日程で、住之江競艇場での実施を予定しています。

選出除外になってしまうケース

選出除外になってしまうケース

競艇選手にとって是が非でも出場したいSGレースですが、せっかく出場の資格が与えられても選手の状況によっては選出除外となってしまうケースがいくつかあります。

フライング・出遅れ休み

選出除外になってしまう条件の一つ目が「スタート事故」です。
具体的にはフライングや出遅れをしてしまった際の罰則である、レース出場停止期間中にSGレースが実施される場合は出場する事ができません。

競艇はスタートが非常に大事なので、勝負をかけてフライングしてしまうのは仕方ないと言えば仕方ないのですが、それによる休み期間中とSGレースが被ってしまうというのは選手にとっては非常に痛いです。

そして2023年よりSGレースの準優勝戦や優勝戦でフライングや出遅れをしてしまう場合は厳しい罰則が課せられるようになりました。
準優勝は1年間、優勝戦ではなんと2年間、SGレース、PG1レース、G1レースの出場権が剥奪されます。

傷病による出走断念

レースによって骨折など競技に影響を及ぼすような怪我を負ってしまったり、発熱や風邪などの体調不良でもレースに出場することができないため、選出除外となってしまいます。

選手の心境としては多少無理をしてでも出場したいという気持ちでしょうが、無理を押して出場すると取り返しのつかない事故になってしまう事もありますし、そもそもレース前の前検をクリアしないとレースには出走できません。
そのため、大半は選手自ら出場を辞退することが多いです。

出場停止処分を受けている時

フライング・出遅れ以外でも反則によって「出場停止処分」となっている場合は、SGレースやG1レースに出走する事ができません。
例えばレース前日には「前検」が実施されますが、この前検の集合時間に遅れてしまうと「前検遅参」という罰則に該当し、褒賞懲戒規定による出場停止処分を受ける事になります。

SGレースのおすすめ予想方法

SGレースのおすすめ予想方法

SGレースは競艇最高峰のレースということもあり、出場する選手はいずれも現在の競艇界を代表する選手ばかりです。
舟券の売り上げは買い目によって異なるので、当然オッズに差は出てきますが、一般戦のようにオッズの開きがそのまま実力差となっているわけではありません。

SGレースはほかのレース以上にオッズだけを見て予想するのは非常に危険で、スタートタイム、勝率、連対率、モーター勝率などすべての要素をチェックしなければなりません。
そして特定の選手だけをチェックするのではなく、すべての選手の成績を確認しましょう。

全選手がトップクラスの実力を持っているので、1号艇で出走する選手は有利であることに代わりはないのですが、全選手が展開次第でトップを奪取する可能性があるので、もし1号艇選手に少しでも不安を感じるのであれば、1号艇以外の1着も想定して買い目を決めましょう。

特にカドと呼ばれる4号艇の選手が思い切って攻める性格でなおかつモーター性能も高いようであれば、積極的に舟券に絡めておいて損はありません。

もうひとつ、「3着は全通り流す」事を心がけてください。
一般戦などの場合は6号艇でどう考えても3着以内には入らないであろう選手(ずっと勝率や連対率が0パーセントの選手)が出走していることもあり、このような選手を買い目に含めても舟券代がもったいないので、買い目は極力絞ることが推奨されます。

ところがSGレースに出走している選手は誰が1着に入ってもおかしくはないのと同様に誰が3着以内に入ってもおかしくはありません。
最も不利となっている6号艇が1着になった選手を上手く追走して3着に滑り込むというのはSGレースではよく見られる光景です。

全通り購入するともちろん本命決着になってしまった場合トリガミになる危険性がありますが、それを踏まえても3着を全通り流す価値はあります。

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まとめ

競艇におけるSGレースとは年間6万レース以上実施される競艇のレースの中でも最高峰に位置するレースです。

SGレース一覧

  • ボートレースクラシック(鳳凰賞競走)
  • ボートレースオールスター(笹川賞競走)
  • グランドチャンピオン
  • オーシャンカップ
  • ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)
  • ボートレースダービー(全日本選手権競走)
  • チャレンジカップ
  • グランプリシリーズ(賞金王シリーズ戦)
  • グランプリ(賞金王決定戦)

以上9レースがSGレースに該当しているのですが、9レース全てが他のレースとは比べ物にならないほど出場条件が厳しいものとなっています。

ほぼ全てのレースを無条件で出場できるのは年末のグランプリの優勝戦に出場した6名だけで、それ以外の選手もA1級の最上位選手で固定されているというのが現状です。

その分賞金も通常のレースとは一線を画する金額で、一つでも優勝すれば賞金ランキング争いにおいて大きく有利になる事でしょう。
そんなSGレースを予想する際は、選手間の実力差はほとんどないと思っておいて良いでしょう。

展開さえ向けばどのコースからでも勝ち切る能力を全ての選手が持っているので、1号艇だから1着になるだろうと安易に決めずに、全ての情報を集めた上で買い目を決めるようにしましょう。
そして、どんなレースでも3着は全流しする事を推奨します。

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  • この記事を書いた人

近藤

競艇歴15年の近藤です。競艇だけで生活しています。
独自のリサーチと情報収集力で競艇予想サイトの真偽を見極めるコラムを執筆しております。
競艇予想に役立つような情報を発信中。

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