公営競技で儲けるための究極の方法は、一点買いでレースを的中させることです。
しかし一点だけ投票してレースを的中させることができるかが最大の問題でもあります。
本記事では競艇の一点買いについて解説し、一点買いで舟券を的中させるためにはどうすればよいかについても検証していきます。
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目次
競艇は最も一点予想での的中が狙える公営競技!
まず、そもそも一点買いを的中させることはできるのかという点についてですが、結論から言えば可能です。
よほどの事がない限り公営競技のレースは誰かが勝ち、誰かが負けることになります。
勝つ選手を選べば的中となるので、たとえ一点でも勝つ選手を予想できれば的中となり、配当金を受け取ることができます。
しかしそもそも的中させるという事が難しいので、一点だけ購入してレースを的中させるというのは至難の業でもあります。
公営競技は競艇のほかに競馬、競輪、オートレースと4つありますが、このうち最も一点予想を的中させやすいのが競艇です。
何故競艇が最も一点予想を的中させやすいのかというと、その理由は買い目点数にあります。
競馬は最大18頭、競輪は9車又は7車、オートレースは8車でレースが行われますが、競艇は6艇と最も少ない人数で争います。
買い目点数は一度のレースで争う人数が少なければ少ないほど少なくなるので、最も争う人数が少ない競艇は最も一点予想を的中させやすい公営競技になるというわけです。
一点予想のメリットとデメリットとは?
一点予想を成功させるためにはメリットとデメリットについてしっかりと理解しておく必要があるでしょう。
特にデメリットについては極力排除できるような予想をしなければ、一点予想はなかなか成功しません。
一点予想のメリット
一点予想のメリットは「当たれば少なくとも負けることはない」という点です。
公営競技では絶対的な強さを持つ選手や競走馬が出走していると賭け式の種類によってはオッズが1.0倍になることがあります。
1.0倍は100円を賭けて的中すると100円になって返ってくるので、儲けは出ません。
しかし一点予想の場合、たとえ100円が100円になって戻ってきたとしても、それ以外の出費はないのでマイナスになることはありません。
とはいえ、1.0倍になるのは鉄板レースの複勝を購入したときくらいですし、一点予想では1.0倍以上の舟券を購入して的中させれば必ず利益が出ます。
したがって一点予想を当てることができれば必ず儲かる買い方と言い切っても過言ではありません。
また、一点予想には舟券代の出費を最小限に抑えることができるというメリットもあります。
舟券はたくさん買えば買うほど当然出費が増えていきますが、一点買いならば最小100円で1つのレースを楽しむことができます。
1点100円ならば12レース全て購入してもたった1,200円です。
1,200円で朝から夕方まで(ナイターなら昼から夜まで)楽しめるわけですから、これほどコストパフォーマンスが高い娯楽はほかに見当たらないでしょう。
一点予想のデメリット
一方でデメリットで真っ先に思い浮かぶのは一点だけ購入して当てるのは非常に困難であるという点でしょう。
複数の舟券を買えばそれだけ的中する可能性は高まりますが、一点予想は保険が一切ないので、かなり綿密にレースを予想しなければなかなか当てることはできません。
さらに、一点予想を的中させるには時間をかけて予想する必要がありますが、更にその前段階でもあるレース選定においても時間をかけなければならないというデメリットもあります。
どのレースを選ぶかによって、レース予想の難易度は劇的に変わるので、特に一点予想においてはレース予想にかける時間よりもレース選定に沢山の時間をかけたほうが良いくらいです。
すべての競艇場で最も多く出ている出目は「1-2-3」
一点予想においてはしっかりと出走表などを見てどの選手が3着以内に入るかを予想することが必須ですが、どうしても選手の優劣が決められないといったレースも出てくるでしょう。
そんな時は出目買いをしてしまうのもひとつの方法です。
競艇はコースを周回する競技であるため短い距離で周回できるインコースの艇であればあるほど有利となっており、この優位性を覆すことはかなり困難なので、出目買いをするならばインコースの3艇である1-2-3となります。
インコースが有利で1-2-3が最も当たりやすいというのは出目データにも現れていて、レース結果が1-2-3になる確率はほかの出目よりも明らかに高くなっています。
一点予想を当てるためにはレース選びが重要!
繰り返しになりますが一点買いを成功させるためにはレース選定が非常に重要となります。
ところが競艇では毎日複数の競艇場で100レース以上のレースが開催されるため、何の知識もないままその中から一点予想に適したレースを選ぶというのはかなり困難でしょう。
本項目では競艇で一点予想を成功させるためにはどのようなレースを選べばよいかについて検証していきます。
1号艇1着率が高い競艇場でのレースで勝負!
競艇において1コースは絶対的に有利であり、その1コースにもっとも近い場所である1号艇はあらゆるレースで軸になりうる番号です。
したがって、6つのコースのうち1着になる可能性が最も高いのは1コースなのですが、1コース1着率はすべての競艇場が同じというわけではありません。
競艇場は全国に24か所ありますが、一つとして全く同じ条件の競艇場は無く、競艇場によって1コースが1着になりやすかったり、逆に1コースにとっては走りづらいコース形状であるためなかなか思うようなレースができない競艇場もあります。
その差は想像以上に大きく1コースが1着になりやすい競艇場と1着になりづらい競艇場では20パーセント以上も数値が変わってくるのです。
一点予想での的中を狙うのならば当然1号艇1着率が高い競艇場にターゲットを絞るようにしましょう。
1コース1着率は毎年数値が変化しますが、それでも毎年上位の常連となっているのは大村、芦屋、徳山、下関、住之江の5会場です。
一点予想の的中を目指すのならば、この5会場のレースを徹底的に狙うのがおすすめです。
これで自動的にチェックしなければならないレースの数が約5分の1になりました。
企画レースは当てやすいが注意も必要!
上記5つの競艇場の1コース1着率の数値が高いのは、コース形状そのものが1コースに有利である以上に、「企画レース」というレースを実施していることに起因します。
競艇のレースは基本的に運営側が自由にどの選手がどの艇に乗るのかを決定しています。
その中でも最も偏ったルールで番組を構成しているのが「企画レース」なのです。
企画レースとはどういったレースなのかを具体的に説明すると、「1コースにA級選手を配置しているレース」です。
更に企画レースによっては1号艇にA級選手を配置し、残りはすべてB級選手というレースも存在します。
この企画レースの1号艇の1着率は90パーセント以上と言われており、一点予想をするレースとしてはもっともおすすめのレースとなりますが、ひとつ注意点があります。
1号艇にA級選手、残りはB級選手というレースの場合、1着は1号艇を選んでおいてほぼ間違いありません。
しかし実は2着以降にどの選手を選ぶかが悩みどころなのです。
全員がB級選手なので確実にこの選手が2着または3着になるという選手を見つけるための基準がなかなか見出せないですし、本来ならば有利であるはずのインコースの選手が不甲斐ない走りをして外の選手に抜かれるということも普通にあり得ます。
企画レースだからといって適当に予想するのではなく、細かくデータを見て2着3着になる可能性の高い選手をしっかりと見つけるのが企画レースで一点予想を成功させるための秘訣といえるでしょう。
節の後半戦ならば一点予想を狙いやすい
企画レース以外で一点予想の的中を狙うのであれば節の後半戦にしましょう。
節の前半戦はまだコースのクセを各選手が見抜いていないという事もあって、波乱の結果となる確率も高く、一点予想で当てるのはなかなか難しいです。
しかし節の後半になると選手たちもコースの癖を掴み、その癖を活かせるモーター調整を施しているので荒れた結果になる確率はかなり低くなります。
好成績を残している選手が1号艇からのスタートであれば、まず間違いなく1着になってくれるでしょう。
舟券の軸にする選手としては最適です。
一点予想はとにかく当てることだけを考えれば良い
複数予想は舟券代と的中した時の配当金を考え、舟券代が上回らないように計算しながら舟券を購入しなければなりませんが、一点予想の場合はただ当てることだけを考えればおのずと利益を得ることができます。
収支計算をしなくてよいので、一点予想では予想にのみ集中することができるというのもメリットのひとつといえるでしょう。
単勝・複勝・ワイドは一点予想が基本になる
競艇の舟券には様々な種類がありますが、そのうち単勝・複勝・ワイドを購入する場合は一点予想が基本となります。
その理由はこれらの舟券の平均配当が極端に低いからです。
3つの舟券の平均配当は数百円クラスであり、複勝では圧倒的に強い選手が絡むとオッズが1.0倍になってしまうことも多々あります。
これらの舟券を複数購入すると、利益はほぼ出なくなってしまうでしょう。
したがって、利益を得るためには必然的に一点予想をしなければならなくなるのです。
ワイドは複数の的中を狙える舟券ではありますが、個々の予想を当てるためには一点予想をしなければ利益が出せないので、ワイドも結局一点予想で的中を狙うしかなくなります。
一点予想はレース予想力を鍛えるには最適な買い方
一点予想を当てるのは非常に大変ではありますが、予想に集中できるうえ時間を賭けてレース選定とレース予想をしなければならないので、レースの予想力を鍛えるのには最適な買い方です。
正直一点予想を使って本気で稼ごうと思うとかなり効率が悪いため、稼ぐ目的で一点予想で行うことをおすすめはしませんが、お金がないときに競艇をやりたいという衝動を抑えられないのであれば、本気で当てるつもりで一点予想にチャレンジすると予想力が身に付きますし、少ないお金で長い時間楽しめるので一石二鳥です。
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まとめ
競艇の一点予想とはその名の通り舟券を一点だけ舟券を購入するためのレース予想を行うことを意味します。
一点予想のメリットは的中すればほぼ確実に利益を得られることと、舟券代を極力迄抑えられることです。
それに対しデメリットとしては一点しか舟券を購入できないので当てること自体がそもそも非常に難しいことと、当てるためのレースを探し、綿密に予想をするのには非常に時間がかかるという点です。
一点予想を的中させるには時間を賭けて予想をすることも確かに重要ですが、それ以上にどのレースで勝負するかを決めるのに時間をかけるのが的中させるための最大のコツといえます。
一点予想を的中させるためには、以下3つに該当するレースで勝負するようにしましょう。
一点予想を的中させるために選ぶべきレースの条件
- 1コースの的中率が高い大村、芦屋、徳山、下関、住之江の各競艇場で勝負する
- 1コースにA級選手を必ず配置する企画レースが狙い目
- 通常レースで一点予想を的中させるなら節の後半のレース
とはいえ、正直一点予想は的中させるまでに要する時間と得られる利益が見合っていないので、本格的に利益を出すために活用できる買い方ではありません。
しかし、じっくりと予想しなければ当てられない一点予想は予想力を高めるには最適な買い方なので、自分の実力を試したいという人は一度チャレンジしてみるとよいでしょう。