「実力」が物をいうのが勝負の世界。
「天才肌」「努力家」色々なタイプの人たちがいます。
競艇の世界もそうですが「レーサー」には誰もがなれるわけではありません。
もちろん誰もがなれる「可能性」は持っています。
しかし、しっかりとした段階を踏まなくては「勝負の世界」にすら入ることもできません。
ここではレーサーになるまでと、レーサーになってからを紹介していこうと思います。
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目次
「レーサー」になる夢への第一歩!『養成所』への入学
プロのボートレーサーになるための第一歩は「養成所への入所」になります。
この入所ですが、入所倍率が20倍くらいと、かなり狭き門となっています。
ここが『第一関門』となり、入所できれば「レーサー」への道が開けてきます。
なお、募集年齢は15歳以上30歳未満と比較的幅広く募集されています。
養成所への入所するまでの流れ
入所することが出来るようになるまでには以下の流れがあります。
①第一次試験
- 学科試験(国語・数学・理科・社会)
- 体力試験(柔軟性・筋力・瞬発力)
②第二次試験(第一次合格者・スポーツ推薦者)
- 身長・体重測定
- 適性試験(操作適性・反応力・注意力・調整力など)
- 体力試験(全身持久力・筋持久力・筋力・瞬発力・敏捷性・柔軟性)
③第三次試験(二次試験合格者)
面接・身体検査・適性検査
④合否発表
これだけの段階を踏んで合格しないと、「養成所」に入所することはできません。
入所後の流れ
入所することは初期の初期の第一歩に過ぎず、まだまだ「レーサー」になるためには勉強が必要になってきます。
入所は4月と10月の年2回で、その後3か月間「基礎訓練」が行われます。
基礎訓練はボートの操縦やモーターに関することなどは当たり前ですが、「1社会人」として、礼節などの一般常識の教育もおこなわれます。
「基礎訓練」ののちに、9か月間「技術応用訓練」が行われます。
複数のボート並走や模擬練習、スタート練習などの実践並みの訓練にはいっていきます。
ここでは現役レーサーが招聘され、おこなう訓練もあります。
全寮制なので、集中して訓練に励むことができます。
この際についていくことができず「退所」する人もいるようです。
国家試験(資格検定試験)に挑み、合格する
ボートレーサーは国家資格となり、合格する必要があります。
なお、養成所の生徒の合格率はほぼ100%となっています。
ここで合格すれば見事「ボートレーサー」としてデビューする運びとなります。
レーサーとしてステップを踏み「頂点」を目指す
国家資格に合格し、レーサーとしてデビューとなっていきます。
しかし、「頂」を目指していくためにはここからが大変になってきます。
レーサーには級がある
レーサーには「級」が4段階あります。
デビュー当初は最も下である「B2」からのスタートになり、勝率によって上を目指していきます。
「A1」「A2」がそれぞれレーサーの20%を占め、「B1」が50%、それ以外が「B2」となります。
大きなレースに出るためにはまずは「A2」を目指さなくては始まりません。
級別審査は毎年二回あり、審査期間中の勝率などで級が決まってきます。
審査対象期間 | 級対象期間 | |
前期 | 5月1日~10月31日 | 1月1日~6月30日 |
後期 | 11月1日~4月30日 | 7月1日~12月31日 |
レース出走への流れ
級によって斡旋されるレースも、レースの数も変わってきます。
当然賞金も違ってきますので級をあげることが大変重要になってくるわけです。
ここで、レースまでの流れを説明しておきます。
出場まで
レースの開催が決まると、レース実施機関である「日本モーターボート競走会」が各競艇場に40~50名の選手を斡旋します。
その斡旋を受けた競艇場の番組編成委員が選手を割り振ることで、出走が決定します。
全国にはレース場が24か所存在していて、斡旋を受けた場合には各選手個々にレース場に向かうことになります。
レース前日(全検日)
出場決定後、レースの前日の指定時間までにレース場に集合します。
そこで身体検査などを受けた後に、モーターおよびボートの抽選を行うことになります。
この抽選こそが重要で、勝率の良いモーターを引くことが「勝利」を納める最初の関門です。
レース出走!開催終了まで
レースの開催期間中は外部との通信は禁止とされています。
これは不正防止の観点から、競馬などの騎手達も同様の事を行っています。
そして、レースに出走し勝利を勝ち取っていくこととなります。
勝利、連対を重ねていけば「勝率」は上がっていき、級もあげていくことができます。
開催が終了すると、出走手当などを受け取ることになります。
獲得賞金に関しては後日振り込みとなります。
非出走日はトレーニングなどで実力アップを目指す
斡旋がない日にはエンジンの調整法を勉強したり、レース場で実戦感覚を養うために練習している選手もいます。
「休日」にトレーニングをつんでいくことは、上を目指すためには必要なことになってきます。
また人気のレーサー達はインタビューや取材、イベントなどにも参加しています。
「競艇」の宣伝をおこなうことにも繋がっていくことです。
大レースへの出走!選手の目標でもあるSG制覇!
「A1」レーサーになり、出走資格を得ると晴れて競艇の最高峰「SGレース」に出走することになります。
もちろん選手によって目指すところは異なってきますが、大多数の選手が目指すのが「SG制覇」になってきます。
狭き関門を抜け、入所、試験合格、レーサーと段階を踏んできたわけですから「SG制覇」を狙っていくのは当然だと思います。
SGレースは全9レースのみ!
毎日開催されているSGレースですがそのレース数は年間9レースしか存在せず、それぞれのれーすで「出走資格」があります。
この「資格」を獲得するためにレースを戦い続けていくことになります。
開催月 | レース名称 |
3月 | ボートレースクラシック |
5月 | ボートレースオールスター |
6月 | グランドチャンピオン |
7月 | オーシャンカップ |
8月 | ボートレースメモリアル |
10月 | ボートレースダービー |
11月 | チャレンジカップ |
12月 | グランプリシリーズ |
12月 | グランプリ |
「ボートレースオールスター」はファン投票の上位者もレースに出走することができます。
ファンとして選べるSGですので、ファンも「参加している」という気になれるSGです。
SGを制覇すれば永遠に名前が刻まれていきます。
賞金上位18名のみ出走可能!グランプリ
グランプリの優勝賞金金額は1億円。
例外的な事もありますが、基本的にはこのレースで優勝した選手が年間の賞金王に輝くことになります。
そう、このグランプリに出場する事こそが大きな大目標となり、その先に待っているのが「賞金王」となるわけです。
SG制覇のその先
SGを制覇したからといってレーサー生活が終わるわけではありません。
- 「連覇」
- 「グランドスラム」
- 「賞金王」
- 「最高勝率」
などなど目指すべき地点は山ほどあります。
競艇選手になる方法|まとめ
レーサーになってからが本当の意味での「スタート地点」になってきます。
級をあげなければ大レースに参加することすらできないですし、フライングなどの事故を多数起こせば級も下がってしまいます。
「天才型」「努力型」どちらのレーサーも結局はがんばって色々とやっています。
養成所に入所することですら難関なのですから、入所=レーサーとなってほしいと願うばかりです。