競艇でもっとも人気がある舟券といえば、1着から3着までを順番通りに当てる「3連単」です。
3連単を購入する場合は舟券を複数購入するのが基本となりますが、バラバラに購入していたのではなかなか当たりません。
そこで有効となるのが「フォーメーション」や「流し」といった買い方で、状況に応じて最適な買い方をすることによって、的中率を飛躍的に高めることができます。
本記事ではそんな舟券の買い方のひとつ、「蛭子買い」についてどういった買い方なのかや、蛭子買いでプラス収支にすることは可能なのかを検証していきます。
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目次
蛭子買いとはボックス買いの手段のひとつ
蛭子買いとは「ボックス買い」という買い方を改良した舟券の購入方法です。
ボックス買いというのは、選んだ艇がどの順番になっても当たる買い方で、たとえば1号艇から3号艇までをボックス買いした場合の実際の買い目は、「1-2-3」「1-3-2」「2-1-3」「2-3-1」「3-1-2」「3-2-1」の6通りとなります。
ボックス買いの場合、適宜選択する艇が変わってきますが、蛭子買いは選択する艇や買い目が全て決められているのが最大の特徴です。
蛭子買い発案者の蛭子能収氏は生粋の競艇好き
(引用元:https://www.youtube.com/watch?v=NHVeWW_ZAU8)
蛭子買いという買い方を発案したのは、漫画家でありタレントでもある「蛭子能収氏」です。
蛭子能収氏は、芸能界でも生粋のギャンブル好きとして知られていて、パチンコ、麻雀だけではなく「丁半」などといったちょっと危ないギャンブルにまで手を出しているのですが、競馬だけはほとんどやらないというとても変わったギャンブルの趣味をしています。
そのなかでも特に好きなギャンブルが競艇で、何とか当たる方法はないかと考え、考案したのが本記事で紹介する「蛭子買い」という買い方です。
ギャンブルの買い方はいろいろとありますが、人物名が冠された買い方はそう多くないのではないでしょうか。
さらに蛭子氏の競艇好きはこれだけに留まらず「蛭子能収賞」という自身の名前を冠したレースまで毎年開催されているほどです。
今でこそ競艇関連のイベントにはさまざまな芸能タレントや芸人が出演するようになりましたが、蛭子能収氏は今のようなブームになるずっと前から競艇関係の番組に出演していて、まさに競艇タレントのパイオニアと呼ぶべき存在でしょう。
残念ながら2014年ごろに認知症と診断されてギャンブルはもうできなくなっており、現在では競艇だけではなくパチンコなど全てのギャンブルを辞めているそうです。
しかし蛭子氏が競艇界に残した功績はいつまでも忘れられることなく語り継がれることでしょう。
何故この買い方を発案したのか
蛭子買いを発案した理由として、蛭子氏の発言を要約すると、「フォーメーション買いや流し買いなどをして点数を絞りこむ事は重要かもしれないが、それで当たりを取りこぼしてしまったら意味がない、赤字だろうが儲けが少なかろうがとにかく『当てること』が大事で当たりさえすれば外れるよりも損失は少なくて済むし、大穴を当てればマイナス収支を一気にプラスに変えることができる」という考えのもと、蛭子買いを発案したとのことです。
確かに全く当たらなければ競艇をやっていても楽しくはないですし、36点も購入していればよほど大荒れにならない限りは当たり舟券を取りこぼすこともないでしょう。
蛭子買いはしっかりとした理論の元に考案された買い方なのです。
蛭子買いの買い目点数について
蛭子買いは、1号艇、2号艇、5号艇、6号艇の3連単ボックスと、2号艇、3号艇、5号艇のボックス、そして2号艇、4号艇、6号艇のボックスをすべて購入する買い方で、買い目点数は全部で「4×3×2+3×2+3×2」の36通りになります。
競艇の3連単全部の買い目点数は、6×5×4の120通りなので、単純計算すると3分の1の確率で的中することになります。
36点という点数は多いように思えますが、競艇の3連単の平均配当はおよそ「7,000円」です。
流石に毎回的中させることは難しいですが、5割以上的中させることができれば計算上はプラス収支ということになるので、理論上はかなり有効な買い方といえるでしょう。
蛭子買いをするなら面倒な予想は一切必要なし
蛭子買い最大のメリットは「予想をする必要が一切ない」という点です。
蛭子買いは購入する艇も買い方もすべて決まっていて、どのレースであっても同じ舟券を購入することになります。
したがって、蛭子会を実践するのに競艇の知識はまったく必要ありません。
1256のボックス、235のボックス、246のボックスを買えばそれで終了です。
当たりやすいが舟券代が上回る可能性が高い
蛭子買いは、3分の1の確率で当たるので、的中率は「フォーメーション」や「流し」のように絞った買い方をするよりも高いでしょう。
そして競艇の平均配当は「7,000円」なので、プラス収支にもなるだろうと思いがちですが、実際にはなかなかそう上手くいかないというのが現状です。
蛭子買いをすると、最低でも3,600円必要で、36倍以上の配当となればプラス収支になるのですが、競艇の3連単の平均配当というのは、何万円という高額配当となった時も含めての配当で、本当によく3連単の配当というのはだいだい1,500円から2,000円前後です。
1,500円から2,000円前後の配当だと、たとえ的中したとしてもマイナス収支となってしまいます。
そして、競艇の3連単の買い目の中で最もよく出ているのが「1-2-3」なのですが、この買い目は蛭子買いには含まれていません。
1-2-3が入っていないのは、的中してもトリガミになる可能性が高いからだと思われますが、いずれにしても蛭子買いを続けていると配当金よりも舟券代が上回る可能性が高いです。
気になる人は過去のレース結果を見つつ、蛭子買いをしてみるとどうなるかシミュレーションしてみてください。
蛭子買いをしても良いレースとは?
実際にシミュレーションしてみると、蛭子買いは負ける可能性が高い買い方であることがわかります。
しかしながら、蛭子買いは絶対にやってはいけない買い方というわけではありません。
舟券代の最低購入金額である3,600円を上回るような配当になりそうなレースであれば、蛭子買いを試してみる価値は十分あります。
蛭子買いをしても良いレースとは一体どういったレースなのかを考えてみることにしましょう。
まず、競艇の高額配当ランキングを見ると、そのレースはすべて「一般戦」です。
したがって、蛭子買いをするのであれば大波乱が起きる可能性が高い一般戦が最も適しています。
そして、1号艇の1着率が低い競艇場がおすすめです。
「戸田」「江戸川」「平和島」の3競艇場は特に1号艇1着率が低いので、高配当となりやすいです。
レースの種類としては「新人戦」や「レディース戦」が荒れやすい傾向にあるので、戸田、江戸川、平和島で新人戦やレデイ―ス戦の出走表をチェックし、1号艇が信用できないレースが見つかったのであれば、蛭子買いをしてみる価値はあります。
3連単は基本的に10点までにしておくのが無難
3連単の実際に配当は1,500円から2,000円程度になるということは先に解説しました。
1号艇の信頼度が高いレースではさらに下がり、1,000円を下回ることもあります。
競艇で勝つためには、予想が容易なレースを選定することが大原則ですが、予想が容易なレースというのはオッズが低くなりがちです。
3連単を購入する際は1,000円でもマイナスとならない10点までに絞り込むようにしましょう。
まとめ
蛭子買いは、競艇好きとして知られる蛭子能収氏が考案した舟券の購入方法で、3連単ボックスを独自の理論に基づいて発展させたものになっています。
具体的には「1256ボックス」「235ボックス」「246ボックス」を全て購入する買い方で、点数は全部で36点です。
舟券は当たらなけえれば意味がないという理論の元に考案しているので、点数はかなり多くなっていますが、3分の1で的中するため当たりやすい買い方であることは間違いありません。
ただし、当たりやすいのとプラス収支になるのとはまったくの別問題であり、結論から言えば蛭子買いは当たっても儲けることが難しい買い方です。
普段はしっかりと予想をして買い目点数を10点以内に絞り込み、1号艇の1着率が低い競艇場でなおかつ新人戦やレディース戦のように荒れる可能性が高いレースで勝負をかけるときにのみ蛭子買いを活用してみると思わぬ高配当を的中させる可能性があります。