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ボートクロニクルとは?
ボートクロニクルにアクセスすると、「競艇投資の最高峰を実現!」「誰でも楽して稼げる投資方法を伝授!」と冒頭に記載しています。
つまりボートクロニクルは、競艇を「投資手段」として捉えており、その投資法をユーザーに提供するサイトであると言う事がわかります。
競艇を投資手段と捉えている競艇予想サイトはかなり多いです。
ギャンブルと宣言するよりも投資と伝えたほうがユーザーからするとリスクなく稼げるというイメージを持ってもらえるからでしょう。
そして、会員登録した際の特典として以下4つのサービスを提供すると記載しています。
ボートクロニクルの会員登録特典
- 1万円分のポイントを進呈
- 毎日無料で予想を提供
- 稼げるまで担当者がサポート
- 一部情報は不的中時ポイント返還
4つのうち、1番下以外のサービスはほぼ全ての競艇予想サイトが行っている事なのですが、1番下の「一部情報は不的中時ポイント返還」に関しては競艇予想サイトで実践しているところはあまりないため、競艇クロニクルの特徴の一つとして取り上げても良さそうです。
更に読み進めていくと、色々な事が書かれてありますが、大部分のトピックは他の多くの競艇予想サイトでも取り上げられている事であり、詳しくここで記載するような内容ではありません。
- 競艇は他の公営競技よりも当てやすい
- 競艇の知識が無くても「クロニクル」を利用すれば稼げる
- 全競艇場に調査員を派遣
- 一般人では接触できない人物とのパイプを持っている
要約すると以上4点について記載されていました。
しかしただ一つ、「競艇は近年素人の参入が多く、プロからすると以前よりも稼ぎやすくなっている」という部分に着目しているのは取り上げるべきポイントでしょう。
競艇の売り上げ増加は近年目覚ましいものがあり、令和2年には平成26年の売り上げの倍以上の売り上げを記録しています。
これだけの売り上げを既存のファンだけで確保する事はほぼ不可能であり、驚異的な勢いで新規参入者が増えている事は間違いないでしょう。
それを考慮すれば、確かにプロの目から見れば稼ぎやすい状況になっているのかもしれません。
しかし、稼ぎやすいのと的中させられるかどうかは別の話です。
会員登録後、ログインしたページの画面は以下のようになっていました。
ボートクロニクルの運営会社を調査
競艇予想サイトには「有料情報」という、お金を払わないと利用できないサービスがあります。
もし有料情報を利用するつもりなら、信頼できる運営会社かどうかを確認することが重要です。
「闘魂ボート」の場合、運営会社の情報は「特商法に基づく表記」というページで確認できます。
詐欺まがいの運営をしているサイトであれば、虚偽の住所を掲載していたり、実際には建物が存在しないような場所を記載している可能性がありますし、連絡先が書いていないようなところがあったりもします。
そのため、競艇予想サイトを利用する際には、所在地や連絡先をチェックするようにしましょう。
競艇クロニクルの運営会社概要を見ると、所在地には「東京都渋谷区神南1-12-14」と記載されています。
そこには「渋谷宮田ビル」という建物が建っていました。
このビルはレンタルオフィスを貸し出していて、競艇クロニクルはここで運営していると考えて間違いなさそうです。
電話番号、メールアドレスも記載されており、運営会社概要の情報を見ても気になる点は見受けられませんでした。
ボートクロニクルの運営会社概要
ボートクロニクルの運営会社概要は以下のようになっています。
サイト運営会社 | ボートクロニクル運営事務局 |
---|---|
運営責任者 | 白井 隼人 |
所在地 | 東京都渋谷区神南1-12-14 |
メールアドレス | info@harry10.com |
電話番号 | 03-4400-7920 |
ボートクロニクルのメリット・デメリット
競艇予想サイトは前述のとおり増加の一途をたどっています。
一人でも多くのユーザーを獲得するためには他のサイトとの差別化が必要不可欠です。
差別化することによってほかの競艇予想サイトにはないメリットが得られますが、メリットの裏側には必ずデメリットがあるので、両方を把握してから利用するかどうかを決めると失敗せずに済むでしょう。
クロニクルを利用していて感じたメリットとデメリットを紹介します。
ボートクロニクルのメリット
クロニクルのメリットは、サイトデザインがとにかくシンプルであるという点です。
サイト内にあるのは、「無料情報」「有料情報」「的中実績」のみで、それ以外のコンテンツは一切ありません。
初めてクロニクルに訪れたユーザーも迷う事なく自分の利用したいサービスを利用できるはずです。
ボートクロニクルのデメリット
クロニクルのデメリットは、全体的に情報料が高めであるという点です。
記事内に表を掲載していますが、クロニクルの有料情報の中で情報料が10万円以下となっているのは、「スターター」と「デイ」「ナイト」の「ノーマル」と「スーパー」で全部で6種類しかありません。
しかもスーパーの5万円の上となると、いきなり「ハイパー」の情報料10万円になってしまいます。
多くの競艇予想サイトでは7万円や8万円といった、5万円以上10万円未満のプランが準備されているのと比較すると、ラインナップ的に物足りなさを感じてしまいます。
そしてもう一つ触れておかなければならない事があります。
確かトップページには、「ポイント返還保証付きのプランがある」と記載されていましたが、サイト内を見る限りそのような有料情報は見受けられませんでした。
本当に存在しないのであれば、嘘をついている事になってしまいます。
ボートクロニクル有料情報の料金プラン一覧
ボートクロニクルの有料情報を表にまとめました。
サイト内ではポイント制となっていますが、本記事では金額が分かりやすいように「円」単位で表記します。
プラン名 | 情報料(円) | 目標金額(円) |
---|---|---|
スターター | A 6,000 B 13,000 |
A 5万 B 10万 |
デイ | ノーマル 20,000 スーパー 50,000 ハイパー 100,000 ウルトラ 150,000 ミラクル 250,000 |
ノーマル 20万 スーパー 50万 ハイパー 100万 ウルトラ 150万 ミラクル 250万 |
ナイト | ノーマル 20,000 スーパー 50,000 ハイパー 100,000 ウルトラ 150,000 ミラクル 250,000 |
ノーマル 20万 スーパー 50万 ハイパー 100万 ウルトラ 150万 ミラクル 250万 |
ロイヤル | 500,000 | 500万 |
プランの種類や特徴
クロニクルには「重賞」「レディース」といった、特定のレースに的を絞った有料情報は存在しません。
大きく分けると「スターター」「デイ」「ナイト」「ミラクル」の4種類しかなく、非常にシンプルです。
そこで以下の項目に分けて特徴を説明する事にします。
- 「スターター」
- 「ノーマル」
- 「スーパー」
- 「ハイパー」
- 「ウルトラ」
- 「ミラクル」
- 「ロイヤル」
スターター
スターターはクロニクルの中でも最も低価格であり、「プランA」ならば会員登録時に付与されたポイントを利用する事で現金を支払う事なく利用できます。
しかしながら、3,000円プラスする事で10万円の配当が狙える「プランB」を利用できるため、無料予想などで3,000円を確保し、プランBを利用する事をおすすめします。
ノーマル
ノーマルは情報料2万円とお手頃な金額でありながら、20万円というそれなりにまとまった金額を手にする事ができるプランです。
更に上位プランにチャレンジするための資金源として利用するのに適していると言えるでしょう。
この金額ならば、無料情報が的中した時の配当金で十分チャレンジできます。
スーパー
スーパーは5万円の情報料で50万円の配当金を狙います。
流石にいきなり実績のない予想サイトに5万円を払うのはリスクが大き過ぎるので、このプランを利用する前に「ノーマル」や「スターター」などで実績を体感しておく事をおすすめします。
逆に言えば有料情報で利益を得られたならば、積極的に利用して損はないプランです。
ハイパー
ハイパーは競艇ファンの憧れである「帯封」が狙えるプランです。
説明文には「50倍」の配当を狙うと書かれていました。
つまり1回目のレースで均等に2万円ほど賭けられる金額を獲得し、2回目のレースで2万円賭けて50倍の配当を的中、帯封を手に入れるといった流れなのでしょう。
50倍の配当を当てるのはそう簡単ではありません。
実際に的中させてくれれば、クロニクルの実力を認めないわけにはいかないでしょう。
ウルトラ
ウルトラは2レースで150万円の配当金を目標としているプランです。
ウルトラを定期的に利用できるようになっているのであれば、競艇投資は軌道に乗っていると確信しても良いでしょう。
たった1日、いや半日足らずで150万円を獲得してしまうと、もう普通の生活には戻れなくなりそうです。
ミラクル
ミラクルは「デイ」「ナイト」の最高ランクのプランであり、的中すれば契約社員やフリーター又は新入社員の年収クラスの配当金をたった2レースで得る事ができます。
とはいえ、その分情報料もかなり高額となるので、利用するかどうかは十分検討してから決めるようにしましょう。
ロイヤル
ロイヤルはクロニクルの有料情報の中でも最高峰に位置するプランです。
目標金額は500万円となっており、的中させられれば当面のお金には苦労しないでしょうし、欲しい物をほぼキャッシュで購入できる大金を得る事ができるので、正に人生を変えるプランと言っても過言ではありません。
ただしこの配当金を得られるレースはそう多くはないのか、毎日情報を公開しているわけではなさそうです。
まとめ
ボートクロニクルの経営方針に関しては、特別他のサイトとの差別化が出来ているという印象はありませんが、「競艇の売り上げが飛躍的に伸びるにつれて素人の参入が増えており、プロからすれば以前よりも稼ぎやすくなっている」という点に着目している点は評価できます。
サイト全体の印象としては非常にシンプルで、徹底的に予想に特化したサイトというイメージを持ちました。
有料情報も「重賞」や「レディースレース」など特定のレースに特化したものは一切なく、種類も少ないので迷いなく必要な有料情報を選ぶ事ができるでしょう。
その一方で全体的に情報料が高額である事は他の競艇予想サイトと比べるとデメリットに感じてしまいます。
そして確認漏れがあったのかもしれませんが、サイトの隅々を見てもポイント返還保証付きの有料情報が見当たりませんでした。
もし嘘をついているのであれば、クロニクルは詐欺サイトと同レベルという事になってしまいます。
もしかするとメール内で「特別プラン」として紹介されているのかもしれないので、利用したい人はメールの内容をチェックしましょう。