大山千広選手は競艇ファンならば知らない人は居ないといわれるほどの実力と人気を誇っている選手ですが、そんな大山千広選手に一時期「引退」の噂が流れました。
本記事では大山千広選手に引退の噂が流れた理由と真相について解説していきます。
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目次
大山千広選手とは?
(引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト)
大山千広選手の引退の噂について真相究明する前に、まずは大山千広選手がどういった選手なのかを紹介していきましょう。
大山千広選手の基本情報
大山千広選手は1996年2月5日生まれの福岡県出身の女性競艇選手です。
2023年2月19日時点では27歳となっていますが、競艇選手の選手生命は普通のスポーツ選手よりもかなり長いので、まだまだ伸びしろがあり活躍が期待できる年齢だといえるでしょう。
級別はA1級なので実力は最高ランクです。
女子戦に大山選手が出場しているのであれば、大外の6号艇などでない限り買い目に含めない選択をするのはかなり危険だといえるでしょう。
大山選手は実力だけではなく実はルックスもトップクラスであり、自身のYouTubeをはじめとしたSNSをユーザー登録しているという男性競艇ファンも多いのではないでしょうか。
デビューから1年近く勝ち星に恵まれず
大山選手はお母さんが何を隠そう元競艇選手です。
これは古くからの競艇ファンにとっては周知の事実といえるでしょう。
したがって、幼いころから競艇という競技は身近な存在であったと言えます。
学生時代は陸上競技で汗を流していましたが、競艇選手として活躍しているお母さんのことは尊敬する存在であり、そこから更に憧れの存在に変わっていき、大山選手もお母さんのように競艇選手になりたいと願うようになりました。
なにより「男性に混じってもまったく引けを取らずに戦える」という部分に強く惹かれた大山選手は、高校を卒業後すぐに競艇選手になるために通うことが必須となる「やまと競艇学校」の入学試験を受けて見事合格、お母さんと同じく競艇選手への道を進みます。
競艇学校時代の成績はリーグ成績で2位と非常に優秀であり、母親が競艇選手であるということもあって、すでにこの頃から情報通の競艇ファンからは注目される存在でした。
2015年5月12日に競艇選手としてデビューしましたが、競艇では「新人選手はしばらくの間6コースを必ず走行しなければならない」という暗黙のルールがあります。
大山選手もその例に倣って6コースから進入しましたが、ただでさえ不利な6コースからの進入なうえに初めてのレースということもあって自分の実力を全く出すことができず6着に終わりました。
大山選手自身にとっては苦いデビュー戦となってしまったでしょうが、デビュー戦というのはほとんどの選手が大山選手と同じような結果になってしまうものです。
ところが大山選手はここから今の成績からは考えられないような苦難の道を歩み続けることになります。
なんとデビューからほぼ1年間勝利できない日々が続いたのです。
大山選手が初勝利したレースなのですが、実は1号艇に乗っていたのはお母さんである「大山博美」選手でした。
一般戦ではありましたが、「親娘対決」として大いに注目されたこのレースで大山選手は親であり大先輩でもある大山博美選手を豪快なまくりで抜き去り、見事初勝利を手にしました。
競艇では初勝利、初優勝などその選手にとって記念になる勝ち星となった場合は「水神祭」という恒例行事があります。
この時は本来ならば初勝利を挙げた大山選手だけが水神祭を体験するのですが、大山選手だけではなくお母さんである大山博美選手も一緒に水神祭を受けるというとても感動的なハプニングが起こりました。
これは大山選手自身はもちろんの事、大山博美選手にとっても非常に嬉しい出来事だったことでしょう。
2018年と2019年は大活躍
2016年は初勝利だけではなく初優出も決め、だんだんと本来の力を出せるようになってきた大山選手、2017年のG3レースでついに初優勝を決めました。
そして翌2018年、大山選手はこれまでの鬱憤を晴らすような大活躍をします。
9月に開催された「ヤングダービー」に初出場、初勝利するだけではなく女性選手としては当時初めて優勝決定戦にも進出しました。
そして11月9日、レース直前で引退を発表したお母さんの代役として大山選手は出場、急な出走ながら落ち着いた走りを見せて見事優勝、この活躍が評価されて最優秀新人賞を受賞します。
2019年には人気選手しか出走できないSGレース「ボートレースオールスター」に出場、さらに「レディースチャンピオン」に初めて出場するとそのまま初勝利、初優出を決めただけではなくその勢いのまま優勝、大山選手にとってG1初優勝となりました。
現在も女子競艇をけん引する一人
翌2020年はスランプに陥ってしまい優勝すらできませんでしたが、2021年にはそのスランプからも脱出、その後もずっとA1級を維持しており、200名以上存在する女性選手のなかでもトップクラスの実力を持っている選手です。
大山選手は現在の女子競輪をけん引する一人だといえるでしょう。
そんな大山選手に引退説が!?︎
そんな大山選手なのですが、2022年末頃に発信元はどこか分からないのですが、「大山選手が引退するのでは?」という噂がネット上に浮上しました。
それはなぜかというと、大山選手が長期間レースに出走していなかったからです。
しかし、そういった噂を流しているのは競艇の事をよく知らない、適当な事を言って人の注目を集めたがる迷惑な人たちでしょう。
競艇について常に情報を仕入れている本当の競艇ファンならば、このような噂を見てもまったく動じなかったでしょう。
大山選手が長期休養を余儀なくされたのには明確な理由があるからです。
レース中の大事故により長期休養を余儀なくされる
大山選手がなぜ長期休養を余儀なくされてしまったのかというと、レース中の事故により怪我をしてしまったからです。
その事故が発生してしまったのは2022年10月24日第12レースで、大山選手は2号艇からの出走でした。
このレースでは安定板を装着せねばならないほど水面は荒れた状態であり、普通に走行することすら難しい状況となっていました。
1周目第1ターンマークで大山選手は5号艇と接触し、バランスを崩してしまいます。
そこに4号艇が避けきれずに突っ込んでしまい、なんと大山選手の上に船首が乗り上げるという非常に危険な事故が発生してしまったのです。
大山選手はすぐに病院へと搬送されましたが、骨盤を骨折してしまっており、2022年中の復帰は絶望的となってしまいました。
レースの出走予定が白紙になってしまったのはこのためです。
G1レース「九州地区選」のオープニングセレモニーで復帰する事が判明!
2022年が終了し、2023年になっても大山選手復帰のニュースは伝えられることなく、多くの競艇ファンの中には「本当にこのまま引退してしまうのでは」と心配する声も少しずつ出始めていました。
大山選手の事故はそれほど危険性が高いものであったということがよく分かります。
しかし「G1九州地区選競艇」のオープニングセレモニーにおいて、このレースに出場する日高逸子選手から、大山選手が復帰することが発表されました。
突然の発表に競艇ファンは驚いたとともにすぐに喜びのコメントが送られました。
その後、「マクールch」にて大山選手自身から正式に復帰することが伝えられ、この動画には多くの競艇ファンからの祝福コメントが寄せられています。
ちなみに日高選手の発表はどうやらフライングだったようですが、大山選手は日高選手は悪くないですとフォローしていました。
復帰戦はG2「レディースオールスター」
大山選手の復帰戦ですが、なんと蒲郡競艇場で開催されるG2レース「レディースオールスター」です。
レディースオールスターは女性限定のレースですが、出場するのはいずれも現在の女子競艇界の第一線で活躍するトップ選手ばかりです。
長期休養からの復帰戦としてはレベルが高すぎる気もしますが、大山選手であれば復帰後いきなり活躍してくれる可能性は十分あります。
まとめ
大山千広選手は福岡県出身、福岡支部の女子競艇選手です。
お母さんの「大山博美選手」は大山選手が学生当時現役の競艇選手であり、その母親の活躍を見ていた大山選手はいつしか競艇選手に憧れを抱くようになり、高校卒業後競艇選手への道を歩むことを決意します。
デビューしてからなんと1年近く初勝利を手にすることができませんでしたが、お母さんと共に出走したレースで親子対決を見事制し、初勝利を飾ります。
その後は着実に成績を積み重ねていき、2018年と2019年は優秀選手として表彰されるほどの活躍を見せました。
現在も最上級であるA1級をキープしており、女子競艇界をけん引する選手の一人であることは間違いないでしょう。
一時期ネット上に流れていた「引退の噂」ですが、真相はレース中の怪我による長期休養によってレースに長い間出走していなかったからであり、全くの嘘です。
九州地区選のセレモニーにて大山選手が復帰することが発表されており、復帰戦は蒲郡競艇場で開催される「レディースオールスター」となりました。