ボートレースは、男女が同じ条件で競うことができる数少ないスポーツのひとつです。
しかしそれでも男子有利と言われるボートの世界で、男子レーサー顔負けの実力で勝利を重ねる女子レーサーを紹介します。
岡山支部に所属する守屋美穂選手です。
岡山支部の女子レーサーは層が厚いですよね。
守屋選手のキャッチフレーズは「艇界の怪力美人レーサー」。なぜそう呼ばれるのか、キャッチフレーズの由来やボートレーサーになったきっかけ、成績など色々とまとめてみました。
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目次
守屋美穂のプロフィール
守屋美穂(もりやみほ)基本情報 | |
出身地 | 岡山県倉敷市 |
生年月日 | 1989年1月20日 |
身長 | 153cm |
体重 | 43kg |
血液型 | B型 |
登録番号 | 4482 |
登録期 | 101期 |
級別 | A1級 |
師匠 | 小畑実成 |
デビュー日 | 2007年11月20日 |
守屋美穂選手は岡山支部に所属し、ボートレーサーの階級では一番上にあたるA1級として活躍する現役ボートレーサーです。
プロフィールや経歴について触れていきます。
学生時代のことやボートレーサーを目指したきっかけ
守屋選手がボートレーサーを目指したきっかけ、それはお父さんからの勧めがあったからだそうです。
また、109期にはお兄さんの守屋大地選手がおり、兄妹レーサーとしても知られています。
守屋選手は岡山県立倉敷商業高等学校に在学中、ウエイトリフティング部に所属して重量挙げの選手(48kg級)で活躍し、2006年に行われた全国高等学校女子ウエイトリフティング競技選手権大会でなんと優勝しています。これが怪力美人レーサーと呼ばれる所以ですね。
そして卒業後、ボートレーサーを目指してやまと競艇学校へ入学します。
やまと競艇学校時代
2007年5月24日、やまと競艇学校で行われたリーグ戦の第1戦で優勝します。
その後も安定した成績を残し、卒業記念競走では優勝戦に進出、3着という結果でした。
リーグ戦通算勝率は6.76で準優勝は5回、優勝戦も5回の出場、優勝は1回という好成績で卒業を迎えました。
同期レーサー
守屋選手と同期にあたる101期レーサーには、今やSG常連となり、2020年のボートレースオールスターで見事優勝を飾った福岡の篠崎仁志選手、香川支部の顔とも言える活躍を見せる片岡雅裕選手がいます。
デビュー戦から初勝利
デビュー戦を地元のボートレース場で迎える選手が多い中、守屋選手はボートレース尼崎で2007年11月20日デビューします。
このデビュー戦、さらにはその節で出走した全6レースですべて6着に敗れてしまい、先輩レーサー達の洗礼を浴びることとなりました。
次節となったボートレース児島での一般レースで地元デビューを果たし、4日目には2着に入って初の連対を記録しましたが、初勝利はお預けとなりました。
そして年末にボートレースびわこで開催された一般レース、「2007年末ファイナル」に出場して2日目に3着2本と頭角を現すと、5日目の12月29日には勢いそのままに勝利を挙げ、見事水神祭。通算22走目での嬉しい初勝利となりました。
初めての優出
翌2008年は2勝に終わってしまいますが、2009年に入ると安定感を増し、徐々に連対する回数が多くなっていきます。
そして同年5月、ボートレース徳山で開催された「G3九州スポーツ杯’09女子リーグ戦第3戦」では3号艇で準優勝戦に進出し、6コースからのレースながら2着に入って優勝戦に進出します。
迎えた優勝戦では惜しくも5着と敗れてしまいます。
G1初出場など
2012年2月にはボートレース多摩川で行われたG1第25回女子王座決定戦にてG1初出場を果たします。
この節は未勝利に終わってしまいますが同年7月末から8月初頭までボートレース若松で開催された第26回女子王座決定戦に出場し、3日目となる8月2日、第10レースで3コースから捲りを決めてG1初勝利。
翌日のイン戦もしっかり逃げ切っての連勝を飾りました。
2013年、初優勝・結婚
前年にG1初出場と初勝利を挙げて勢いに乗り、念願のA1級への昇格を果たした2013年、5節目の出場となったボートレース鳴門の一般レース、「ガールズチャンネル開設記念オール女子戦なると金時杯」で準優勝に進出し、地元の先輩レーサーである寺田千恵選手とのワンツーを決めて優勝戦に駒を進めます。
迎えた優勝戦当日。
1号艇に寺田千恵、2号艇に平山智加、3号艇に山川美由紀の各選手をはじめ強豪が揃う中、守屋選手は5コースからまくり差しを決めて初優勝を飾りました。
デビューからおよそ5年半、通算1000走目で決めた悲願の初優勝の瞬間でした。
またこの年の7月3日、第27回女子王座決定戦の前夜祭にて岡山支部の先輩レーサー、山口達也選手との結婚を発表しています。
SG初出場
2014年5月27日、ボートレース福岡で開催された現在のボートレースオールスターにあたる「第41回笹川賞」に出場します。
これがSG初出場、初出走となりました。
残念ながらこの笹川賞では勝利を収めることができず、SG初勝利まではできませんでした。
産休からの復帰
2015年、地元のボートレース児島で行われたG1第58回中国地区選手権競走を終えたタイミングで産休に入ります。
ちなみに産休前最後のレースとなった最終日の第9レースでは内側に男子レーサーが5人構える中6コースから1着を取っています。
そして2016年4月、ボートレース浜名湖のオールレディース競走のヴィーナスシリーズで復帰を果たすと、初日の第2レースで4コースからのカド捲りを決めて復帰後1レース目で勝利を挙げてブランクを感じさせない走りを見せると、そのまま復帰後初の準優勝戦に進出します。
準優勝戦では惜しくも3着に敗れてしまいましたが、さすがの走りを見せました。
復帰後の活躍
復帰後即準優出の実力を見せつけた後は安定した成績を残し続け、復帰後8節目となる2016年8月1日、ボートレース下関の一般レース、男女W優勝戦で優勝します。
産休の影響で出走数不足となりB2に落とした階級も2017年前期にはわずか1年でA1級まで返り咲き、2018年後期には一度A2級に後退しますが、その後2019年には早くもA1級に復帰して最前線で活躍する事になります。
守屋美穂の特徴や得意なコース
守屋選手の特徴やコース別の成績なども見ていきましょう。
各コース別成績
コース | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
1コース | 68.6% | 81.5% | 88.4% |
2コース | 28.0% | 58.0% | 72.6% |
3コース | 18.7% | 45.4% | 65.3% |
4コース | 17.6% | 43.1% | 62.8% |
5コース | 7.3% | 25.5% | 46.9% |
6コース | 3.3% | 11.5% | 27.7% |
インコースからの成績がずば抜けており、2連対率、3連対率は8割を超える数字になっています。
また、6コースからでも4回に1回は3着以内に残っている計算になり、どのコースからのレースとなっても着をまとめてくる、ということになります。
筆者も実際、男女混合レースであっても守屋選手が出走した時は外のコースから走っても3着までには残るだろうという予想を立てることが多々あります。
レーサーとしての特徴
平均スタートタイミングはコンマ15〜17と、決して早いと言える部類ではない守屋選手ですが、その優れたターンセンスで見事な捌きを繰り出して着をとっていくスタイルです。
守屋美穂の過去成績・優勝歴
守屋選手の過去の優勝歴、主な記録や成績は以下の通りです。
優勝歴
日付 | 競艇場 | レース名 |
2013年2月28日 | 鳴門 | ガールズチャンネル開設記念オール女子戦なると金時杯 |
2014年2月25日 | 丸亀 | 丸亀市議会議長杯争奪U―35男女W優勝戦 |
2016年8月1日 | 下関 | 日本スポーツエージェントカップ男女W優勝戦 |
2016年9月24日 | 江戸川 | 男女W優勝戦 第40回サンケイスポーツ杯 |
2016年10月2日 | 児島 | G3オールレディース第28回瀬戸の女王決定戦 |
2017年7月13日 | 芦屋 | ヴィーナスシリーズ 第6戦 西スポ杯争奪芦屋カップ |
2018年11月25日 | 芦屋 | G2レディースチャンピオンカップ |
2019年1月11日 | 大村 | 男女W優勝戦 マンスリーボートレース杯 |
2019年3月28日 | 蒲郡 | ヴィーナスシリーズ第12戦蒲郡夜桜プリンセス決定戦 |
2019年6月22日 | 若松 | ヴィーナスシリーズ第4戦マクール杯 |
2019年7月21日 | 芦屋 | G2モーターボート大賞次世代スターチャレンジバトル |
2019年9月23日 | 大村 | オールレディース競走 第14回蛭子能収杯 |
2020年1月20日 | 江戸川 | オールレディース江戸川女王決定戦 KIRINCUP |
2020年7月6日 | びわこ | オールレディース ビーナスちゃんカップ |
2020年9月19日 | 若松 | オールレディースJALカップ |
2020年10月29日 | 常滑 | ヴィーナスシリーズ第15戦常滑シンデレラカップ |
守屋選手の通算優勝は16回。
その内15回はヴィーナスシリーズなどのオール女子競走となっています。女子戦では無類の強さを誇っていますね。
通算成績
デビューから積み重ねた勝ち星は687。
この調子で勝利を重ねていけば、通算1000勝も決して夢ではない数字ですね。
守屋美穂の年収は?
守屋選手の年収はいくらほどあるのでしょうか?
記録の残っている2014年からの分を表にまとめてみました。
年 | 年収 |
2014年 | 約2821万円 |
2015年 | 産休のためランク圏外 |
2016年 | 約1,680万円 |
2017年 | 約2,282万円 |
2018年 | 約3,386万円 |
2019年 | 約4,434万円 |
2020年11月22日現在 | 約3,905万円 |
記録に残っているだけでも毎年およそ2000万円から4000万円という高額な賞金を獲得していますね。
女子レーサーで4000万円といえばランキング最上位クラスの賞金です。
実際、2020年は女子トップの平山智加選手に次ぐ2位、その差はおよそ60万円と女子のランキングトップの座も十分狙えるランクに位置づけています。
守屋美穂はSNSはやってる?
守屋美穂選手はTwitterやInstagramなど、SNSのアカウントはあるのでしょうか?
ファンならずとも気になるところですよね。
調べてみました。
守屋美穂のTwitter(ツイッター)は?
Twitterのアカウントはありませんでした。
守屋美穂のInstagram(インスタグラム)は?
Instagramのアカウントはこちら「@moriri__n」です。
同じボートレーサーの土屋南選手がフォローしていることから本人と思われますが、残念ながら非公開アカウントとなっている為投稿内容は確認できませんでした。
守屋美穂のYouTube(ユーチューブ)は?
本人のYouTubeチャンネルは存在しませんが、元夫の山口達也選手のチャンネルやボートレース公式チャンネルなど、出演動画は多数あります。
一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
守屋美穂のプロフィール|まとめ
学生時代はウエイトリフティングで全国制覇、やまと競艇学校での抜群な成績を引っさげてデビューし、その切れ味抜群のターンで女子レーサーのトップクラスに君臨するレーサー。
更には美貌も兼ね備えて文句のつけ所がありませんね。
2020年は女子の賞金トップも射程圏内ですし、年末のクイーンズクライマックスで優勝して学生時代のウエイトリフティングに続いてボートレースでも全国制覇をするその姿、是非とも見たいと思います。
以上が岡山支部の女子ボートレーサー、守屋美穂選手についてでした。