スポーツ選手で現役を30年近く続けられている方はごくわずかだと思います。
ボートレース以外の公営競技でも、競馬界で有名な武豊ジョッキーも30年近く現役を勤めていますが第一線で活躍されています。
そんな感じでボートレーサーにも50歳で今もなお第一線で活躍されている方が沢山います。
今回紹介していくボートレーサーは女子選手の第一人者と読んでも遜色ない実績を持ったベテランレーサーです。
というわけで、今回はボートレーサー歴30年の大ベテラン、女子選手のトップに立つ寺田千恵選手について紹介していきます。
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寺田千恵のプロフィール
寺田千恵(てらだちえ)基本情報 | |
出身地 | 山口県防府市 |
生年月日 | 1969年4月11日(51歳) |
身長 | 157cm |
体重 | 45kg |
血液型 | O型 |
登録番号 | 3435 |
登録期 | 65期 |
級別 | A1級 |
師匠 | 不明 |
デビュー日 | 1989年11月 |
いまや、ボートレーサー界のベテラン選手の一人である寺田選手ですが、1969年に山口県防府市に生まれ、幼いころに父を亡くし、母親に育てられたそうです。
旦那さんは同じくボートレーサー界でA1で活躍す立間充宏選手です。
立間選手との出会いは、立間選手が同期の選手に紹介を頼み、藤丸光一選手を通じて寺田選手を紹介したのが始まりだそうです。
二人は、2002年2月に入籍されています。
立間選手とは共通の趣味であるゴルフなどを互いの休みの日に娘さんと楽しむなど夫婦、家族仲が円満な様子も見られます。
立間選手と結婚した後、支部を岡山支部に変更し、現在も岡山支部の選手として夫婦共々活躍しています。
2020年に津競艇場で行われたPG1マスターズチャンピオンでは、立間選手と夫婦で出走していました。
寺田選手の弟子には安井瑞紀選手がいます。
安井選手は2017年デビューと新人選手の部類に当たるのでこれから寺田選手のようなトップレーサーを目指して欲しいところですね!
安井選手の活躍にも目を向けてレースを見たいと思います。
そして、寺田選手のニックネームは『てらっち』の愛称で親しまれているようです。
寺田千恵の特徴や得意なコース
寺田選手のレーススタイルとしては、強引にインコースを獲りに行くような前付けは見られません。基本的に枠番通りの出走と考えていいでしょう。
寺田選手は男性のトップレーサーにも引けを取らない腕前の持ち主なので、男女混合のG1やSGに出走した際にも、舟券に絡んでくれることがあるので出走の際は、注目が必要です。
平均スタートは基本0,16前後で決して早いとは言えませんがスタート事故も少なく安定していると言えます。
また極度のスタート遅れなどもほとんどないことからも、長年安定した成績が出せる理由の一つかと考えています。
寺田千恵の過去成績・優勝歴
まず初めに、寺田選手が競艇選手になったきっかけですが、
高校を卒業したあと、母から競艇選手となることを勧められ、養成所へと入所し1989年にデビューしました。
その後、デビュー5年後に念願の初優勝を果たすと、そこから徐々に実力をつけて2000年後期には優勝回数6回、勝率7,46と圧倒的な成績を残し、続く2001年前期には優勝3回、勝率7,88と前年を上回る成績を残しました。
そしてこの年、唐津競艇場で行われたSGグランドチャンピオン決定戦競争では、女子選手として史上初の決勝戦進出を果たしました。(優勝戦では1号艇、スタート失敗で5着)
2001年に寺田選手が稼いだ賞金は6721万5000円は、女性のボートレーサーとしての年間獲得賞金としては最高額となります。
2007年3月に徳山競艇場で行われた、第20回JAL女子王座決定戦にて、念願のG1初優勝を果たします。
その後2008年に津競艇場で行われた第21回JAL女子王座決定戦の準優勝戦での勝利によって通算1000勝を達成しました。この記録は女子のボートレーサーとしては史上8人目の快挙です。
2010年にも下関競艇場で行われた第23回のJAL女子王座決定戦で優勝を果たし、2度目のG1優勝を手に入れました。
2014年には下関競艇場で行われたプレチャレンジカップ男女WテレボートカップJLC杯で通算1500勝を果たしました。
そんな寺田選手、2000年、2001年、2007年、2015年にその年に優秀な成績を残した女子選手に送られる『優秀女子選手』を獲得しています。
通算4度の受賞は同じくA1級のトップレーサーとして活躍されている日高逸子選手と同じ回数で歴代トップタイの数字です。
寺田選手の優勝経験ですが、G1優勝が2回、G2が2回、G3が25回、一般戦は37回と合計66回の優勝回数を誇っています。
こういった実績からも寺田選手が男女問わずボートレーサー界のトップを走っていることがわかります。
寺田千恵の年収は?
前述でも紹介したが、寺田選手は2001年女子選手として史上初のSG優勝戦に出場するなど男子レーサーも圧倒する成績を残していました。
その年に女子レーサー年間史上最高獲得賞金である6721万5000円を手にしました。
それ以外の年も、平均的なA1選手の年収(3000万円前後)を超える賞金を獲得しています。
生涯獲得賞金額は8億5000万円を超えており、さすがトップを走るボートレーサーであることを感じさせてくれます。
2020年も5月時点ですでに1200万円の賞金を獲得しており、女子選手全体の10位にいます。50歳になっても若手選手に負けず、第一線で活躍している寺田選手、このまま勝ち続けて賞金を積み上げてもらいたいですね。
女子選手の2020年の獲得賞金ランキングはこちらのサイトで確認することができます。
特に女子選手のランキングは数千円単位で順位が前後する熾烈な争いもあるので一度ランキングをみてはいかがでしょうか?
寺田千恵はSNSはやってる?
残念ながら寺田選手個人が運営しているSNSアカウントはありませんでした。
なのでここでは寺田選手が出演しているYouTubeの動画をいくつか紹介したいと思います。
こちらはボートレース徳山が運営しているYouTubeチャンネルになります。
その中で寺田選手の特集回になります。
ここで紹介したことが映像付きで本人談とともに収録されているので寺田選手のファンは必見の動画になります。
2つ目の動画はボートレース唐津が運営するチャンネルです。
こちらでは寺田選手が趣味であるゴルフを行う様子を見ることができます。
寺田選手はご主人の立間選手とゴルフに行くとのことでボートの操縦技術並みの上手な腕前を見ることができますよ。
寺田千恵のプロフィール|まとめ
いかがだったっでしょうか?
ボートレーサー歴30年の大ベテランであり、今でも女子ボートレーサーーを引っ張っていく存在の寺田千恵選手でした。
今年も順調にいけば、年末のクイーンズクライマックスに出場する腕前を持っているので年末まで目が離せない存在になりそうですね。
また男性レーサーにも引けを取らない腕前の持ち主なので、男女混合戦でもいい成績を残してくれるでしょう。
今後の寺田選手の出走予定ですが、5月30日~浜名湖競艇場で行われるG3オールレディースに出場し、その次に常滑競艇場で行われるこちらもG3オールレディースになります。