競艇や競馬など、公営競技に興味を持ち始めた人というのは、たいていG1レースなど、有名な選手や競走馬ばかりが集まる「注目レース」を中心に投票しがちですが、実はこういった実力者ばかりが集まるレースというのは予想するのが難しく、狙い通りに当てるのがなかなか難しいものです。
初心者の人が稼ぐための最も確実な方法とは、「鉄板レースを見つける能力を身に着け、レースグレード関係なく鉄板レースを中心に投票し続けること」であり、競艇は公営競技のなかでももっとも「鉄板レース」が見つけやすい競技といえます。
本記事では競艇の鉄板レースの条件や見分け方について解説していきます。
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目次
鉄板レースとはどんなレース?
まず鉄板レースとはどういったレースを指すのかというと、「予想が簡単であり、なおかつ予想通りの展開で進む可能性が極めて高いレース」のことを意味します。
もっと簡単に言えば「当てやすいレース」が鉄板レースです。
競馬などでは鉄板レースを見つけるのはそれなりに知識が必要になりますが、競艇の場合は独自の特徴を持っていることから、実は鉄板レースそのものは初心者であっても案外見つけやすくなっています。
この記事で紹介する「鉄板レースの見分け方」をしっかり実践すれば、当てやすいレースというのは案外簡単に見つけることができるでしょう。
鉄板=100パーセント当たるではない
では鉄板レースにばかり賭け続けていれば100パーセント勝ち続けることができるのかといえば、答えはノーと言わざるを得ません。
残念ながら鉄板レースであったとしても100パーセント当たるというわけではないのが、競艇をはじめとした公営競技の難しいところです。
パチンコやパチスロなど、機械を相手にするギャンブルであれば、「法則」さえ見抜くことができれば、後はその法則にハマるようにゲームをプレイし続ければ必ず同じような結果となるので、理論的には100パーセント当てることができます。
しかし競馬や競艇、競輪やオートレースといった公営競技は自然の中で人間同士が争うスポーツです。
事前に完璧な予想をしていたとしても、当日の天候によっては予想とまったく異なる展開になる事がありますし、出場している選手のその日の調子や心理状態によっては本命と予想していた選手が3着以内にも入ってこないということは十分起こりえます。
いくら鉄板レースであったとしても、当たらないこともあるということだけは頭にいれておいてください。
鉄板レースで大きく稼ぐことはできない
そしてもう一つ、鉄板レースでは大きく稼ぐことはできません。
特に競艇の鉄板レースというのはかなり見つけやすくなっていて、当然当たる可能性が高い買い目には舟券が集中します。
そのため、鉄板レースが予想通りに進行し、予想通りの結果となった場合の舟券というのは、平均配当を大きく下回る結果となる場合がほとんどです。
競艇の場合、3連単の平均配当はおよそ7,000円前後といわれていますが、鉄板レースが予想通り1番人気で決着となった場合の配当は、1,000円を切ってしまうような配当になるのが当たり前です。
したがって、競艇の鉄板レースを買い続けるのは、当たりやすいのは間違いないが当たっても大きな見返りは期待できないうえ、外れてしまうとわずかな勝ち分をすべて失う可能性が高いため、負けたときのダメージが極めて大きい買い方といえるでしょう。
鉄板レースの条件をチェック
とはいえ、必ずしも予想通りの展開にはならない、というのは競艇の全レースに共通する条件でもあったりするので、結局のところ鉄板レースがもっとも当てやすいのは紛れもない事実です。
本項目では初心者でも簡単に鉄板レースを見つける方法について紹介していきます。
A級選手がインコース寄りであること
これは鉄板レースかどうかに関係なく、予想しやすいレースの必須条件のようなもののひとつですが、1号艇にA級選手が配置されていて、そのほかのA級選手もインコースに固まっているレースは鉄板中の鉄板レースです。
滅多にありませんが、1コースから3コースまでがA級選手で、B級選手が4コースから6コースとなっているようなレースの場合、基本的に4コース以降は切ってしまっても構いません。
4コースにそのレースにおける実力者が配置されていること
4コースに配置されている選手がほかの選手よりも抜けた実力を持っている場合も鉄板レースとして注目しておきたいレースです。
競艇のスタートは、たいてい内側の3艇と外側の3艇とで大きく異なり、内側の3艇はスロースタート、外側の艇は逆にスピードをつけてスタートをします。
4コースというのは、このスピードをつけてスタートを切る組のもっとも内側であり、実はまっさきにターンを回れるチャンスが多い場所なのです。
競艇はインコースの艇が強いことは間違いないのですが、それはスタートが成功して綺麗にターンを回れればの話で、あまり実力がない選手だとスタートにもたついたり、ターンを上手く回れなかったりでこのアドバンテージを活用できません。
そうこうしている間に、実力が抜けている4コースの選手がスタートダッシュを決めてあっという間に内側の選手を差してトップに立つ、という展開は思っている以上によく見かけるものなのです。
「イン屋」の選手がいないこと
競艇初心者の人には少し難しいかもしれませんが、「イン屋」と呼ばれる選手が居ないかどうかも鉄板レースを見極めるためにはとても大事です。
イン屋というのは選手の性格のようなもので、徹底的にインコースで勝負することを好む選手の事を指します。
イン屋の選手がいると、スタートでは6号艇なのに、スタート前の準備段階の際に無理やりインコースに割り込んできて、1コースや2コースからスタートしようとします。
スタート位置は自由に決めることができるので反則ではないのですが、イン屋の選手がいると最初の出走表がほとんど意味をなさず、事前の予想がしづらくなるので初心者には難しいレースとなります。
とはいえ、競艇初心者は選手についての知識がほとんど無いので、「イン屋」を見つけろといってもなかなか難しいのが現状でしょう。
しかし現在ならば簡単にイン屋が居そうなレースを避ける方法があります。
出走表の「登録番号」に注目して、登録番号が4,000番台を切るような選手が居る場合は、そのレース自体に参加するのを辞めるようにしてください。
実は「イン屋」と呼ばれている選手はベテラン選手が大部分であり、4,000番台以降の有名選手で「イン屋」と呼ばれるようなコース取りをするような選手はほぼ存在しません。
4,000番台を切るような選手はもう50歳を超えている人ばかりなので、あと10年もすれば競艇界から「イン屋」と呼ばれるような選手は居なくなるでしょう。
天候が安定していること
当日の天候も、鉄板レースになるかどうかを左右する非常に大切な条件のひとつです。
当日の天候は晴れで、さらに風が穏やかであることを確認しましょう。
天候そのものに関しては雨であっても水上で行われる競艇にとっては特に影響がないのですが、風は無視できない重要な要素のひとつです。
競艇初心者が天候を見て鉄板レースかそうでないかを判断する基準ですが、「風速が5m」を超えているような天候の場合は、どれだけ予想がしやすいレースであっても舟券を買うことは見送りましょう。
風速が5メートルを超えると、スタートダッシュやターンの際に大きく影響してくるので、場合によっては予想を大幅に変更しなければならなくなります。
競艇初心者には直前で予想を変えるなどという器用なことが出来るはずもないので、風速5メートルを超えたら、舟券を買うのはやめておきましょう。
1号艇の勝率は各競艇場によって違う
競艇場は全国に24か所ありますが、立地、コースの形状、コースに使用している水質すべて異なっています。
したがって、1号艇の勝率そのものも競艇場によって大きな差があるので、鉄板レースはより確実に当たる、1号艇の勝率が高い競艇場でのレースを狙うようにしましょう。
1号艇の1着率はその年によって多少変動するのですが、「大村、徳山、芦屋」の3つの競艇場は毎年安定して高い数値を維持しています。
初心者はまずこの3つの競艇場のレースを中心に鉄板レースを探すようにするとよいでしょう。
モーニングレースは狙い目ではあるが…
「鳴門、徳山、芦屋、唐津」の4競艇場では、「モーニングレース」というレースが開催されています。
モーニングレースとは、通常よりも早い時間帯に第1レースがおこなわれるレースのことで、通常は第1レースが11時班ごろなのに対し、モーニングレースでは10時前に第1レースが始まります。
モーニングレースは、ほかの競艇場がレースを開催していない時間にレースをすることで舟券の売上をアップさせることを目的として実施しています。
したがって、実はモーニングレースでは「A級選手を1コースに固定」するなど、あからさまに予想がしやすい番組構成となっているケースがほとんどです。
そのため、鉄板レースと言いたいところなのですが、実はモーニングレースには「落とし穴」があります。
モーニングレースの場合、「1号艇はA級選手だが、それ以外はすべてB級選手」などのように実力差が極端すぎる番組構成になっていることが多いです。
この構成だと確かに1着は簡単に決めることができますが、残りの選手が「どんぐりの背比べ」なので逆に2着以降が非常に予想がしにくく、思い通りの結果にならないというケースがよくあります。
もちろん、1号艇のA1級選手も100パーセント1着になる、というわけではないですし、1着にならなかった場合の予想は難航を極めるでしょう。
モーニングレースで1号艇の選手が1着にならなかった場合はほぼ確実に大荒れとなるので、競艇ファンのなかにはあえてそれを見越してモーニングレースを買っている人もいるほどです。
鉄板レースの舟券の買い方
鉄板レースを見分けることができたら、いよいよ実際に舟券を購入するわけですが、鉄板レースの舟券を買う際には守っておいたほうがよい決まりがあります。
本項目では鉄板レースの基本的な舟券の買い方を紹介するので、舟券を買う際には常に頭に居れた状態で買うようにしましょう。
買い目は極力減らす
鉄板レースで舟券を買う場合、買い目は極限まで減らすようにしてください。
先に解説したように、鉄板レースの舟券は基本的に人気のある選手に集中するので当たったとしてもそれほど高い配当とはなりません。
どれくらいの買い目にするかはその時にオッズによって変化しますが、10点を超えてしまうと購入した舟券代のほうが配当金を上回ってしまうと考えたほうがよいでしょう。
そもそも、10点以内に絞り込めないようなレースは「鉄板レース」とは呼べません。
できれば買い目は5〜6点くらいまでで抑えるようにしてください。
1点あたりの金額を多くする
鉄板レースで少しでも配当金を増やしたいのであれば、1点あたりの金額を多くする必要があります。
とはいえ、5点購入して5点とも金額を増やすのはリスクが高すぎるので、購入した買い目のなかでオッズが低いなど、特に自信がある買い目だけ金額を増やしておけばよいでしょう。
また、あまりに多くの金額を投資するとそれだけでオッズが変動する可能性もあるので、1点あたりの金額はだいたい5,000円を上限としておいたほうがよいです。
鉄板レースは初心者に特におすすめ
鉄板レースはイレギュラーな展開によって予想通りの結果にならない場合があることは確かではありますが、基本的に予想通りにレースが進み、強い選手が順当に勝つことが圧倒的に多いです。
強い選手を見つけやすく、予想もしやすい鉄板レースは競艇初心者に特におすすめできるレースだといえます。
鉄板レースは1号艇の1着率が高い競艇場だとより安定性が増すので、まずは先に紹介した大村、徳山、芦屋の3つの競艇場で鉄板レースを探すことからはじめてみてください。
まとめ
今回は競艇の鉄板レースについて紹介しました。
鉄板レースとは、競艇の経験があまりない人でもレース展開を読みやすいので予想がしやすく、実際にその結果となる可能性が高いレースのことを意味します。
鉄板レースの条件としてはインコースに強い選手がいる、4コースの選手が出場している選手の中でずば抜けて強い、などいくつかあり、競艇は特にその特徴を見つけやすい公営競技です。
舟券を購入する際は極力買い目を絞る、自信がある買い目は購入金額を厚くするなどを意識すれば、配当金がそれほど高くない鉄板レースでもそれなりの収支が期待できるでしょう。
これから競艇を始めようと考えている人は、まず鉄板レースをみつけることからチャレンジしてみてください。