【競艇】重成一人のプロフィールまとめ！年収や過去成績・得意なコースは？

ボートレース界でも実力者が揃っている香川支部。

その香川支部においてトップクラスの実力を持ち、A1級に名を連ねる選手は現在13名います。

その中に現在はいませんが、確実にA1級の実力を持っており、ボートレース最高峰のSGでは実に7度の優出を誇り、森高一真選手と並んで香川支部のエースとして呼ばれている選手がいます。

今回はそのWエースの一人、重成一人選手について調べてみました。

イケメンレーサーの選手としての経歴や成績、2020年に起こしてしまった不祥事など色々とまとめました。

重成一人のプロフィール

まずはプロフィールに触れていきましょう。

重成一人選手は香川県出身の現役ボートレーサーです。父親は師匠でもある重成達郎元選手。

3人の弟子に師事されており、その3人ともがA級ボートレーサーです。

ボートレーサーになったきっかけ

重成選手は17歳の時、丸亀高等学校を中退してボートレーサー養成所を受験します。

この時のきっかけは、元ボートレーサーだったお父さんの影響が大きかったようです。

｢ボートレーサーになると決めたなら、早い方がいい。｣と言われて高校を中退する事を決めたそうです。また、身長が伸びて規定を超えそうになったのでその前に受験しようと思った、とも語っています。

同期レーサーや弟子たち

重成選手は80期のボートレーサー。

同期には滋賀支部の女子レーサー、香川素子選手や兵庫支部の白石健選手、そして｢ホワイトシャーク｣の異名を持ち、今や峰竜太選手や瓜生正義選手らと現役トップの座を争う白井英治選手がいます。

弟子には3人のレーサーがおり、平高奈菜選手、中村晃朋選手、川原祐明選手の3人です。

デビューから初勝利

重成選手は1997年5月9日、地元であるボートレース丸亀の一般レース｢デイリースポーツカップ｣第1レースでデビューしました。

このデビュー戦ではコンマ08の好スタートを決めましたが惜しくも4着と敗れてしまいます。

しかし翌日5月10日、こちらもコンマ04とトップスタートを切った重成選手は6コースからの捲りを決めて初勝利。

通算3走目という驚異的な早さで初勝利の水神祭を味わう事になりました。

初優出はデビュー9節目

デビューから数えて通算9節目となる1997年12月、ボートレース徳山で開催された一般競走｢日刊スポーツ杯争奪戦｣では全て5、6コースからと不利な状況からのレースにも関わらず、予選7走中1着2本、2着2本、3着4着ともに2本と新人とは思えない成績で準優勝戦に駒を進め、その準優勝戦も大外6コースからまくり差しを決めて1着になり翌日の優勝戦の切符を手にします。

迎えた優勝戦では、やはり6コースからのレースになりましたがコンマ05のトップスタートから2着に入着し、見事な存在感を放ちました。

3年目での初優勝

デビューから3年の2000年、重成選手は悲願の初優勝を掴みます。

デビュー年の1997年から98年、99年と優勝戦に進む事はあれどなかなか優勝を果たせなかった重成選手でしたが、2000年3月にボートレース若松で開催された一般競走、同期の浦上拓也選手と2人で準優ワンツーを決めて優勝戦に進出すると、迎えた優勝戦では4コースから抜きでの勝利。初めての栄冠を手にしました。

これを皮切りに9月にボートレース大村、10月にボートレース芦屋でG3レースを2回制覇。この年合計4回の優勝を飾りました。

G1初出場･初勝利

時は前後しますが1999年2月、ボートレース鳴門で行われたG1 第42回四国地区選手権競走に出場。初日の第3レースで初出走を行いました。

そして同節5日目の第3レース、3コースから差しを入れてG1初勝利を挙げました。

SG初出場は2004年

重成選手は2004年の3月、ボートレース福岡で開催されたSG 総理大臣杯でSG初出場を果たします。

初日の第3レースで初出走、コンマ20のトップスタートを切りましたが惜しくも3着となってしまい、初勝利はお預けとなります。

最終日の第1レースで見事なイン逃げでSG初勝利。こちらもコンマ10のトップスタートでした。

G1初優勝

2004年6月にボートレース福岡の周年記念、チャンピオンカップ 開設51周年記念競走に出場した重成選手は予選でオール3連対の活躍を見せ、準優勝戦で1号艇と絶好枠を手にします。

しかし準優勝戦ではスタートで後手を踏んでしまい、3艇がフライングという事も相まって2着に敗れてしまい、優勝戦では5号艇でのレースに。

優勝戦では6コースからのレースとなりましたが、見事に枠の不利に打ち勝って1着になり、G1初優勝を叶えました。

SGでの優勝戦

2009年3月の、ボートレース多摩川での総理大臣杯、重成選手は1着2本、2着2本と活躍し、準優勝戦も2着に入って次なるステージ、優勝戦へと向かいました。

優勝戦ではコンマ08とトップのスタートを決めましたが、他の選手も好スタートを決めてほぼ横一線のスリットとなり、1号艇の池田浩二選手にイン逃げを決められてしまいます。

重成選手は4着と、SG初制覇は夢と消えました。

その後もSGでの優勝戦に6回の進出を決めていますが、残念ながらまだSGのタイトルを手にするには至っていません。

特に2016年にはボートレースオールスター、グランドチャンピオン、ボートレースグランプリと3つのSGで優出し、あと一歩のところまではこぎ着けているのですがSGの壁は厚く、重成選手にはなかなか手の届かないものとなっています。

通算1000勝・1500勝

2013年2月26日、ボートレース下関で行われた開設58周年記念 G1競帝王決定戦の予選、初日の 第3レースでイン逃げを決め、通算1000勝を達成しました。

また、2020年3月19日にはボートレース津で開催された一般レース、DMM.com杯争奪 バッチこいカップで通算1500勝を達成しています。

不祥事による逮捕

通算1500勝を達成して順風満帆に思えた矢先、2020年3月22日にショッキングなニュースが飛び込んできました。

重成選手が妻を殴り、香川県警に現行犯逮捕されたというものでした。

｢妻に飲酒態度をたしなめられて拳で背中を1回殴った｣と書かれていますが、恐らく1500勝達成の祝勝会で飲みすぎたのか、ハメを外しすぎたのか、とにかく注意した奥さんに対する暴行ということでした。

この件で重成選手のその後の斡旋は全て取り消され、現在でも斡旋が入っていない状況です。

その後不起訴となり、モーターボート競争会から発表された処分は、2020年6月6日より15ヶ月の出場停止となっています。

レースへの復帰は早くても2021年の9月7日以降という事になります。

重成一人の特徴や得意なコース

重成選手の得意なコースやレーサーとしての特徴など、まとめてみました。

特徴

重成選手の特徴は、なんと言ってもそのターンです。その華麗なターンは｢魅せるターン｣と呼ばれています。

また、スタートを大変得意としており、平均スタートタイミングはコンマ13と、かなり早いスタートを決められる事でも知られています。

スタートで他の選手よりも前に行き、有利な展開に持ち込むことができる選手ですね。

また、基本的には枠なりで走る自在型のレーススタイルですが、ここ一番の時などは前付けに出る事もたまにあります。

コース別成績

以下にコース別の成績を表にしました。

表を見てみると、インコースからの3着以内の率が極めて高いことが分かります。

また、センターの3、4コースや5コースからもおよそ5走に1走は1着になっていることも表れています。

どのコースから走っても舟券に絡んでいける実力を持っているということですね。

重成一人の過去成績・優勝歴

過去の成績、優勝なども調べました。

過去成績

前述の通り、重成選手は通算1500勝を挙げています。

その内SGでは102、G1では343の勝ち星を誇っています。

主な優勝

通算の優勝回数は51回。

SGのタイトルは手にしていませんが、G1では6回の優勝を飾っています。

重成一人の年収は？

過去に6つのG1を制している重成選手の年収(年間獲得賞金)は何円ほどあるのでしょうか？

2009年から現在までの獲得した賞金額を調べました。

かなりの高収入ですね。

出場停止になってしまった2020年でも約3ヶ月で同世代のサラリーマンの平均年収を上回る金額を稼ぎ出しています。

重成一人はSNSはやってる？

重成選手のTwitterやInstagramなど、SNSでのアカウントはあるのでしょうか。

重成一人のTwitter（ツイッター）は？

Twitterで確認しましたが、重成選手のアカウントは見つかりませんでした。

重成一人のInstagram（インスタグラム）は？

Instagramにもアカウントは確認できませんでした。

重成一人のYouTube（ユーチューブ）は？

本人のYouTubeチャンネルはありません。

しかし、レース映像やインタビューなど、多数の動画があがっています。

重成一人のプロフィール｜まとめ

デビューからその実力をいかんなく発揮し、A級レーサーとして走り続けてきた重成一人選手。

その魅力的なスタートやターンはファン達に笑顔と感動を届けるものです。

今は不祥事があって出場停止の身ですが、いちファンとしてはその逆境をはねのけて復活し、通算2000勝、2500勝、そしていつかまだ手の届いていないSGのタイトルへとたどり着けることを願っています。

以上が香川支部のボートレーサー、重成一人選手についてのまとめでした。