最近ではテレビCMで田中圭さんや渡辺直美さんが起用されたり、著名なパチンコ・パチスロライターさんが動画をYouTubeでアップロードを始めているなど、競艇はいま最もアツい公営競技の1つになってきました。
また、インターネット投票の普及によって、競艇は誰でも手軽に始められるようになりました。
しかし、「競艇ってどんな競技?難しそう…」という方や、「初めてみたけど、ルールがわからなくて当たらない…」と言って挫折する方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな初心者の方にも、競艇を理解して楽しんでもらえるよう、基礎のルールや仕組みを解説していきます。
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目次
競艇の基本ルールについて
まずは、競艇のレースについて解説する前に必要な基礎知識について解説していきます。
レースの日程
競艇は1年間年中無休で、全国24場のどこかの競艇場で実施されています。
また
- 「モーニングレース」
- 「デイレース」
- 「サマータイムレース」(夏期実施)
- 「ナイターレース」
とレースの時間も朝から夜まで幅広く、いつでも楽しむことができます。
しかし、悪天候により風が強くなるとレースが中止になる場合もあります。
予想する際や現地に遊びにいく場合は注意しておきましょう。
(もちろん中止となったレースを事前に購入していた場合は全額返還となります)
レースの人数
競馬や競輪は、レースによって出場する馬や人数が変わります。
一方で競艇は、レース中の事故によるケガや特別な事情がない限り、必ず6艇(6人)でレースを行われます。
レースでは、誰が何着を走っているか分かりやすいようにそれぞれ色分けされています。
レースの距離
競艇では一回のレースで600mを3周、つまり1800mをボートで走ります。
最初から最後まで全速力で走るため、とても迫力のあるレースが繰り広げられます。
ただし、悪天候によってレースが2周の1200mになる場合もあります。
レースの結果・払い戻し
レースが確定した後は、レースの順位に従って払い戻しが発生します。
この払い戻し金額はそのレースの「オッズ」と「掛け金」によって決まっていきます。
つまり「掛け金(100円単位)×オッズ=受け取れるお金」という仕組みです。
オッズについては細かく説明すると長くなるから今回は割愛しますが、人気のない(=その組み合わせを買っている人が少ない)ほど高い配当がもらえるようになっています。
100円が10万円になることもあります。
賭け方の組み合わせ
競艇では以下の組み合わせの賭け方が存在します。
その購入した券を「舟券」と言います。
賭け方 | 解説 |
単勝 | 1着の艇を当てる |
複勝 | 2着までの艇を当てる |
2連単 | 1着と2着の艇を着順通りに当てる |
2連複 | 1着と2着の艇を当てる |
3連単 | 1着と2着と3着の艇を着順通りに当てる |
3連複 | 1着と2着と3着の艇を当てる |
ワイド(拡連複) | 着から3着の間で2艇当てる |
競馬や競輪のように枠複や枠連はないのも特徴です。
競艇のレースの流れを解説
次に、実際にレースが始まってから終わるまでどのような流れになっているかを解説していきます。
ここでは
- レース本番前の「展示航走」
- スタート直前の「ピットアウト」「待機行動」
- レースを決める「スタート」
- レース中の「決まり手」
- レース終了の「ゴール」
と順を追って説明していきます。
①「展示航走」
競艇ではレースが始まる前に展示航走を行うことが義務付けられています。
展示航走では「スタート展示」「周回展示」の2種類に分けられており、レースの展開の予想やその日の選手の良し悪し、乗っているモーターボートの性能を相対的に見ることができます。
競馬でいう「パドック」のようなものです。
始めたばかりのころはどこに注意して見ればいいか分からないことが多いかもしれないですが、ここでは基本的なところを抑えて解説していきましょう。
スタート展示
スタート展示では、実際にレースを行う前に本番を想定した
- コース取り
- スタート練習
を事前に見ることができます。
スタートに関しては、”③レース開始の「スタート」”のところで詳しく説明していきます。
コース取り
競艇では、スタートする場所を内側から各艇から順に
- 1コース
- 2コース
- 3コース
- 4コース
- 5コース
- 6コース
と呼ばれます。
そしてこのコースについて実は、どの選手がどのコースを取っても良いことになっています。
競艇の全レースのうち50%以上は、一番内側の1コースが1着を取っているため、大多数の選手はこの1コースでレースをしたいのが本心。
また、1コースでなくても内側の方が勝ちやすい競技になっています。
コース | 勝率 |
1コース | 55.20% |
2コース | 14.61% |
3コース | 12.15% |
4コース | 10.64% |
5コース | 5.65% |
6コース | 1.75% |
※〇号艇ではなく、実際にそのコースに入ったときの各勝率
※直近1年間の各コース1着率(全場平均)
しかし、例えば1コースなら、1号艇が最も1コースに近いところからレースを準備できるため、1号艇は1コースを取られないように守っている。
他のコースの選手も同様で
- 1号艇 → 1コース
- 2号艇 → 2コース
- 3号艇 → 3コース
- 4号艇 → 4コース
- 5号艇 → 5コース
- 6号艇 → 6コース
というように自分の号艇の番号と同じコースに入ることが多いです。
競艇ではこれを「枠なり」と言います。
それでも、内側にコースを入りたい選手は「前付け」を行います。
そして前付けによって、コースが入れ替わることを予想する人に教えるためにスタート展示を行います(本番は展示と違う場合もよくあります)
したがってコース取りでは、コースの入れ替わりがありそうな場合にどのコースにはいるのか、ということを事前に確認し、予想に役立てることができます。
スタート練習
スタート練習では、実際のスタートさながらで行っています。
また
- スタートラインからどれだけ超えていたか
- スタートラインに届いていなかったか
をデータで教えてくれるので、スタートが早そうな選手や逆に遅れそうな選手を予想することができます。
例えば、スタートが他の選手と比べて
- 遅すぎる → 本番でも遅れるかもしれないため3着以内には入らないかもしれない
- 早すぎる(フライングしている) → 本番ではフライングしないように遅れるかもしれない
といったように役立てることができます。
周回展示
周回展示では、実際のコースを2周(悪天候時は1周)走ります。
周回展示の走りを見て、本番レースでどのように走れるか、ボートの調子はどうかといったことを予想の参考に役立てることができます。
また、展示タイムと呼ばれるデータで相対的に比較することもできます。
周回展示で見るところはたくさんあり、個人によって重要する箇所は異なります。
初心者の内でも簡単に見れる点としては
- 周回展示の動きが艇が他の艇よりもバタついている → 本番でもバタついてしまい、うまく走ることができないかもしれない
- 展示タイムのデータ → 展示タイムが早い方がスピードが出ているということなので、上位に入るかもしれない
といった点が挙げられます。
②スタート直前の「ピットアウト」「待機行動」
レースの販売が締め切られ、実際にレースが開始される前に選手は「ピット」と呼ばれる待機場所から発進しなければなりません。
これをピットアウトと呼びます。
大体スタートの2分前くらいに出走になります。
次に待機行動では、自分の入りたいコースや守りたいコースを意識しながら駆け引きが行われます。
前付けは有利な内側に入れるメリットもありますが、スタートの助走距離を取れないといったデメリットもあります。
自分が上位になるためにどこからスタートするか、ということもレースにとって重要になってきます。
スタートの約30秒前くらいまでこの駆け引きは行われます。
③レースを決める「スタート」
自分のスタート位置が決まった後は、スタートラインめがけてスタートを決めていきます。
スタートは
- スロースタート
- ダッシュスタート
に分かれてスタートします。
競艇では「フライングスタート方式」でレースを行っており、大時計と呼ばれる時計が0秒になった瞬間にスタートラインに近いほど有利にスタートを決めることができます。
また、競艇の9割以上がこのスタート直後の最初のターンで決着がつくため、スタートはそこで有利な位置でターンできるよう競艇の中で特に重要な点となっています。
ただし、大時計が0秒になった瞬間にスタートラインを超えてしまっていた場合「フライング(F)」と呼ばれ、フライングをした選手を含めた舟券はすべて返還の対象になります。
また、フライングは選手に対しても重いペナルティがあるため、無理なスタートはできないようになっています。
その制約の中でも早くスタートできる選手はやはり強い選手であることが多いです。
ちなみに、スタートの瞬間から1秒以上スタートラインを通過できなかった場合は「出遅れ(L)」となり、こちらもフライングと同じく返還、罰則があります。
④レース中の「決まり手」
先ほど説明したように、競艇は最初のターンで9割以上決着が付く競技。
その際、どのように決着が付いたかを4つに分類されています。
また、最初のターン以降に決着がついた場合は、他に2つ分類されています。
ここでは、計6つの決まり手について解説していきます。
逃げ
逃げは1コースの選手が他の選手より先にターンを回って先頭になって決着した場合のことを言います。
「イン逃げ」とも呼ばれています。
競艇では半数以上がこの逃げでの決着になります。
差し
差しは、2~6コースの選手が先にターンした艇よりも内側を入り込み、追い抜いた時に1着になった場合の決まり手。
他の決まり手よりもスタート力ではなく技術力が重要な技でもあります。
まくり
まくりは2~6コースの選手が全速力で外側をターンして外側で1着になった場合の決まり手。
技術力はもちろん、うまく外側をターンするために早いスタートも重要な決まり手でもあります。
まくり差し
まくり差しは2~6コースの選手が全速力で外側をターンした後に、先にターンした艇よりも内側に入り混み1着になった場合の決まり手。
まくりの技術と差しの技術両方を使った非常に難しい決まり手でもあります。
抜き
ここからは最初のターン以降の決まり手です。
抜きは、最初のターン以降にモーターボートのパワーの差や、技術の差によって追い抜いた場合の決まり手。
よくみるパターンとしては、新人の選手が内側の選手よりもスタートが早く、まくりが決まったが、その後で追いつかれて...といった場合です。
恵まれ
恵まれは、何らかの理由で自分より前の選手がいなくなり1着になった場合の決まり手。
前を走っていた選手が転覆(船が倒れる)したり、フライングによって失格になった時に恵まれとなります。
⑤レース終了の「ゴール」
レースが終了すると、ゴールした順番によってレース順位が確定されます。
基本的には1~6着までゴールした順番で案内されます。
- レースを欠場していたり、レース中の事故によってレースを最後まで走れなかった場合は「失格」
- レースのスタート時にスタートを失敗してしまった場合は「返還」
となり、その選手を抜いた着順でレース順位が確定します。
私たち予想する側は、1~3着までが重要ですが、競艇選手は1~6着の成績に沿ってその大会の順位を決めているため、1つでも上の順位に上がるために必死にレースをしています。
レースを予想する際に必要な基礎
ここでは、レースの流れと重要な関わりのある
- 「モーター」
- 「ボート」
- 「選手のランク」
について解説していきます。
モーターとボート
選手は、毎回初日のレースの前日に抽選を行い、モーター(プロペラ)やボートを選んでいます。
公平さを求めるため、全て同じ形式や馬力のものを使っていますが、消耗品ということもあり、使い方によっては次第に差が出てきます。
また、選手はレース期間中整備を行うことが許されており、モーターの劣化箇所を直したり、プロペラを自分好みの形に変えることができます。
競艇選手は、操縦の技術力だけではなく、モーターやプロペラの整備力も必要です。
したがって、使い続けて行く内に個体差や整備によって良いモーター、悪いモーターと言われるものが出てきます。
各競艇場では、モーターとボートを使用したときの勝率(2連帯率)を公開しています。
モーターやボートも予想する上で大きさ要因です。
選手の種類
競艇選手は、4つのランクに分かれており
- 「A1>A2>B1>B2」
の順になっています。
年2回その時までの勝率に応じてランクが変更されます。
ランクによって出場できるようになるレースもあり、特にSGと呼ばれるレースでは超1流の選手がお互いの全力をぶつけあってレースをしていて、とても見ごたえのあるレースになっています。
もちろん、ランクの高い選手の方が実力の高い選手ということのため、予想する際に出ている選手のランクも非常に重要な要素になっています。
最低限抑えておきたい競艇の基礎ルール|まとめ
今回、基礎的なルールをレースの流れに沿って解説してきました。
まだまだ、競艇について詳しくなるために必要な知識はありますが、この記事で紹介した範囲でも十分予想して楽しめるでしょう。
実際に舟券を買ったり、現地で予想してみることが最も良い経験値になるので、ぜひアツく観戦してみてはいかがでしょうか。