一般的に、ボートレースは体重が軽いほど有利だと言われており、多くのボートレーサーは最低体重の52㎏（女子47㎏）を目指して厳しい減量を行っています。
しかし中には、さまざまな理由で減量が難しく、重めの体重でレースに臨むヘビー級選手も存在します。
その一人「宮嵜隆太郎選手」は、ボートレース宮島で開催されている「ヘビー級王決定戦」メガトン特選（初日1レース）での5代目・9代目勝者です。
今回はそんな宮嵜隆太郎選手についてご紹介していきたいと思います。
宮嵜隆太郎のプロフィール
| 宮嵜隆太郎（みやざきりゅうたろう）基本情報 | |
| 出身地 | 福岡県 |
| 生年月日 | 1973年6月24日 |
| 身長 | 169cm |
| 体重 | 62kg |
| 血液型 | AB型 |
| 登録番号 | 3825 |
| 登録期 | 78期 |
| 級別 | B1級 |
| 師匠 | 三浦高志（3104） |
| デビュー日 | 1996年春 |
宮嵜選手のプロフィールを見ていきましょう。
宮嵜隆太郎選手（画像左）は福岡県の出身です。
福岡県といえば、ボートレース
- 福岡
- 若松
- 芦屋
の3場がありますね。
他に、
- ボートレースチケットショップ嘉麻・勝山
- ペラボート福岡
- ボートレーサー養成所
など色々な関連施設があります。
1973年6月24日生まれの47歳です。
趣味はゴルフなどですが、福岡支部長を務めていた時は休みの日も忙しかったとのことです。
所属は出身である福岡支部です。
福岡支部には他に、
- 田頭実選手
- 瓜生正義選手
- 岡崎恭裕選手
- 篠崎元志・仁志選手
- 大山千広選手
などが所属しています。
同支部の三浦高志元選手は師匠、松田大志郎選手（画像右）は弟子にあたります。
登録期は78期、現在の階級はB1級です。
78期には他に、
- 平尾崇典選手
- 村田修次選手
- 中辻博訓選手
- 中谷朋子選手
などが在籍しています。
宮嵜選手は1997年後期にB1級、2001年前期にA2級に初昇格しています。
宮嵜隆太郎の特徴や得意なコース
宮嵜隆太郎選手は比較的スタートを得意としており、A1級選手に引けを取りません。
また、力強い攻めのレースにも注目です。
特徴
通算成績での平均ST（スタートタイミング）は0.15と標準的な速さです。
コースによってあまり差がなく、4コースが0.16、他のコースは0.15です。
年別の平均STは早期から安定しており、2019年は0.13、2020年は0.14と速いです。
スタート事故は年に1～3回ほど起こしていましたが、近年は頻度が減っています。
進入はたまに動きがみられます。
特に6号艇の際に内側のコースに入ってくることが多いので、スタート展示はチェックした方がいいでしょう。
決まり手は、1コースからの逃げ、2～6コースからのまくり、2～5コースからの差し、3～6コースからのまくり差し、1～6コースからの抜きの順に多くなっています。
＜場別成績＞
| 場 | 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
| 尼崎 | 83 | 5.35 | 26.5 ％ | 39.7 ％ | 50.6 ％ |
| 若松 | 469 | 4.89 | 20.4 ％ | 32.2 ％ | 44.9 ％ |
| 芦屋 | 513 | 4.77 | 18.3 ％ | 30.8 ％ | 43.2 ％ |
| 福岡 | 453 | 4.61 | 17.2 ％ | 29.3 ％ | 40.8 ％ |
| 三国 | 148 | 3.84 | 8.7 ％ | 22.9 ％ | 33.1 ％ |
尼崎が最も勝率の高い場です。
地元の若松・芦屋・福岡の中では若松を得意としており、全場の中でも高い方の勝率です。
最も勝率の低い場が三国で、各数字を尼崎と比べるとかなり差があります。
得意なコース
＜コース別成績＞
| コース | 出走数 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 平均ST |
| 1 コース | 810 | 36.6 ％ | 53.2 ％ | 63.8 ％ | 0.15 |
| 2 コース | 789 | 15.8 ％ | 31.3 ％ | 44.3 ％ | 0.15 |
| 3 コース | 854 | 18.7 ％ | 33.4 ％ | 45.9 ％ | 0.15 |
| 4 コース | 866 | 18.8 ％ | 30.9 ％ | 42.3 ％ | 0.16 |
| 5 コース | 875 | 10.7 ％ | 20.0 ％ | 29.2 ％ | 0.15 |
| 6 コース | 760 | 5.7 ％ | 12.7 ％ | 22.2 ％ | 0.15 |
1コースでは3連対率が6割強となっています。
2着以内に入る場合も半分以上ありますので、舟券に絡む可能性は十分です。
2～4コースは各数字それぞれ近くなっています。
3連対率が半分を切っていますので、他の選手と比較した上で3着に入れるかどうか検討しましょう。
2着以内もないわけではありませんが、約3回に1回と割合は低めです。
5コースでは3連対率が3割を切ります。
ただし、よほど調子が良ければ3着もあるかも知れません。
6コースで舟券に絡んでくるのは約4.5回に1回となります。
極端に低い数字ではありませんが、通常は外して考えてもいいのではないでしょうか。
宮嵜隆太郎の過去成績・優勝歴
宮嵜隆太郎選手は2021年2月1日から、下関一般「協同組合下関ふく連盟杯争奪戦」に出場します。
今までに下関では2回優出していますので、優出や優勝も視野に入れて頑張って欲しいですね！
過去成績
1996年、デビュー。
1998年3月29日、徳山G3「’98新鋭リーグ戦競走 第3戦」1レースでG3勝利。
※4号艇、3コースから差しでの勝利。
2000年5月14日、浜名湖一般「スズキスピードカップ」で優出。
※4号艇、3コースから3着。
2001年11月15日、多摩川G3「2001新鋭リーグ戦競走第21戦」でG3優出。
※1号艇、1コースから逃げでの優勝。
2002年1月15日、津G1「第16回 新鋭王座決定戦競走」2レースでG1初出場。
※4号艇、3コースから6着。
同日、6レースでG1初勝利。
※3号艇、1コースから逃げでの勝利。
2007年7月25日、びわこG3「G3キリンラガーカップ2007」でG3優出。
※2号艇、3コースから2着。
1997年5月1日から現在までに、G3で2回、一般戦で27回優出しています。
優勝歴
2001年11月15日、多摩川G3「2001新鋭リーグ戦競走第21戦」でG3優勝。
※1号艇、1コースから逃げでの優勝。
2003年 7月23日、鳴門一般「ヤクルト杯競走」で優勝。
※4号艇、4コースから差しでの優勝。
1997年5月1日から現在までに、G3で1回、一般戦で1回優勝しています。
宮嵜隆太郎の年収は？
宮嵜隆太郎選手（画像左）の年収について、具体的な金額に関するデータは見つかりませんでした。
宮嵜選手は2016年前期から現在までB1級が続いています。
B1級ボートレーサーの平均年収は約1,100万円とのことなので、ここ数年は1,000万円前後の年収を得ているのではないかと思われます。
一般的な40代男性の平均年収は573万円とありますので、比較すると2倍近い収入ということになります。
また、1,000万円以上の年収の人の割合は40代男性では4.6％となっており、ボートレーサーの収入の高さがうかがえます。
B1級でも十分に高給だといえますが、その中でもより活躍して、高いところを目指していって欲しいですね！
宮嵜隆太郎はSNSはやってる？
残念ながら宮嵜隆太郎選手はSNSをやっていません。
後述のボートレース蒲郡のインタビュー動画はかなり貴重かも知れません。
宮嵜隆太郎のTwitter（ツイッター）は？
宮嵜選手はTwitterをやっていませんが、「#宮嵜隆太郎」で検索すると現在4件のみですがつぶやきが見られます。
ボートレース宮島の投稿では、2019年の「メガトン特選」出場選手と体重も分かります。
宮嵜隆太郎のInstagram（インスタグラム）は？
宮嵜選手はInstagramをやっていません。
また、「#宮嵜隆太郎」タグの付いた投稿も見当たりませんでした。
宮嵜隆太郎のYouTube（ユーチューブ）は？
宮嵜選手ご自身はYouTubeをやっていませんが、宮嵜選手の登場する動画がいくつかアップされています。
【ボートレース/競艇】福岡 ほぼオールレディース！福岡Ｊ・アンクラス杯 準優勝戦 5日目 10R 2018/3/17(土) BOAT RACE 福岡
2018年3月、最後に優出した際のレース映像です。
トップスタートを切って他の艇を引き離します。
勝ガマ ピット直送MOVIE Vol.820 宮嵜隆太郎選手にインタビュー！
BR蒲郡ピット直送MOVIEの、宮嵜選手へのインタビュー動画です。
支部長のお仕事は大変そうです。
宮嵜隆太郎のプロフィール｜まとめ
今回は宮嵜隆太郎選手についてご紹介してきました。
体重の重さはボートレーサーにとってネックではありますが、レーサーとして活躍できるだけの成績を残しているのは、技術面で秀でたものがあるということですよね。
宮嵜選手の場合、スタートの速さ・巧さ、攻めのレースといった強みがあることが大きいでしょう。
ヘビー級選手の長所や魅力を発見するという、少し変わったレースの楽しみ方も面白いのではないでしょうか。
体重も一つの個性とした宮嵜選手に期待したいですね！