令和のボートレース界、その頂点にして絶対的エースと呼ばれる男、峰竜太選手。
2020年のボートレースグランプリで圧倒的な優勝をした後のインタビューでの男泣き、とても印象的でしたね。
その峰選手に大絶賛され、「3年でSGを獲れる天才」と言わしめて実際に峰選手に弟子入りしてエリートコースを進む選手の紹介です。
今回は、佐賀県の若手ボートレーサー、定松勇樹選手についてのまとめです。
その経歴や成績など、色々と調べて紹介していきましょう。是非ともご覧下さい。
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目次
定松勇樹のプロフィール
定松勇樹(さだまつゆうき)基本情報 | |
出身地 | 福岡県福岡市 |
生年月日 | 2001年5月2日 |
身長 | 168cm |
体重 | 53kg |
血液型 | A型 |
登録番号 | 5121 |
登録期 | 125期 |
級別 | B2級 |
師匠 | 峰竜太 |
デビュー日 | 2019年11月2日 |
まずは軽くプロフィールなどに触れていきましょう。
定松勇樹選手は福岡県福岡市出身、佐賀支部に所属する現役の、2019年11月にデビューしたばかりの125期の若手レーサーです。
師匠はボートレース界トップとして名高い峰竜太選手。
ボートレーサーを目指したきっかけ
定松選手がボートレーサーを目指したきっかけですが、小学生の頃にまで遡ります。
たまたまつけたテレビでボートレースグランプリが行われており、ボートレースに興味を持ったそうです。
その後、ボートレース福岡で実際のレースを見、そのレースが放つ迫力とスピード感に惹かれてボートレーサーになる事を志した、と言うことです。
多くの選手が高校時代やその後にレーサーを志して養成所を受験する中、定松選手は幼い頃からレーサーになる事を目指していたんですね。
博多工業高校を中退して、ボートレーサー養成所に進みました。
養成所時代
ボートレーサー養成所でのリーグ戦勝率は7.81と在校生1位の成績を残します。
優出は6回、優勝は5回(第1戦から第5戦まで連続優勝)とこちらも圧倒的な数字。
修了記念競走である養成所チャンプ決定戦では5コースの原田雄次選手がコンマ01の好スタートを見せる中、インからコンマ05とこちらも好スタートを決めてイン逃げで優勝を決めました。
124期の末永和也選手に続いて、2期連続の佐賀支部所属の養成所チャンプとなりました。かなりの好成績を残して養成所チャンプに輝いたにも関わらず、
「自分のターンができなかった。この先は選手として走るのでこれからの課題にしたいです。」
と語って大器の片鱗を見せます。
選手としてデビュー
ボートレーサー養成所を卒業した定松選手は、201911月2日に地元のボートレース唐津で開催された一般競走、ボートレースチケットショップみやき開設10周年記念 でデビューを果たします。
初日の第8レースに出走し、6コースからのレースとなりましたがコンマ40と大幅に遅れたスタートとなってしまい、5着に敗れてしまいます。
3日目となる11月4日にはフライングを切ってしまい、プロとしての厳しさを味わうには充分すぎる、ほろ苦いデビュー節となりました。
2019年はこの節含めて2節の出場がありましたが、全て5着や6着と敗れてしまいます。
2020年
年は明け、2020年。
この年も春先までは5着や6着ばかりで悔しい日々を過ごしていました。
そんな中、5月に地元、ボートレース唐津で行われた第10回 領巾振山つつじカップの初日、5月3日の第2レースでした。
6コースからコンマ01と抜群のトップスタートを決めて2着にくい込む大活躍を見せました。
このレースはインと2コースのA級選手2名が破れた為、2連単配当が326倍、3連単配当が1884.5倍となるとてつもない配当がついたレースにもなりました。
次の節、ボートレース芦屋開催の第11回 ジャパンネット銀行賞でも3度の舟券絡みと活躍し、スタートも安定してきてゼロ代のトップスタートを見せることもしばしば出てきました。
初勝利
その翌節、ボートレース唐津で開催されたマンスリーボートレース杯の3日目、6月28日の第1レースにその瞬間は訪れました。
定松選手は6コース進入の大外レースとなりましたが、コンマ11のスタートを決め、4コース5コースがスタート遅れで凹んだ所へ一気のまくり差し。1号艇の原田篤志選手を振り切って1着でゴール。
デビューからおよそ8ヶ月、通算79走目での嬉しい嬉しい水神祭となりました。
その後
初勝利を飾ってからは度々舟券に絡んで来ることも出てきだして、特にルーキーシリーズのレースでは続けて2着を取るなど、以前に比べて安定感を増した走りを見せるようになっていきました。
2020年後期からは内側の枠が解禁となり、その最初のレースとなったボートレース福岡開催のルーキーシリーズ、スカパー!JLC杯では1着を2本、2着3着を1本ずつと、更に安定性を備えた走りを自分のものにしています。
定松勇樹の特徴や得意なコース
デビュー初勝利も挙げ、外枠ばかりのレースから内枠のレースが増えてこれからの活躍が期待される定松選手。
そんな定松選手の特徴など、調べてみました。
特徴
定松選手の特徴といえば、やはりルーキーレーサーらしい思い切りの良さ。
大外から好スタートを決めて豪快なまくりやまくり差しが決まった時は見ているファンは勿論のこと、本人もとても気持ちいいはずです。
その思い切りのよさ故に勇み足となってフライングを切ってしまう事もありますが、どんなレーサーでも始めはみんな新人。
そうやって失敗を重ねて上手になり、一流へと昇っていくのでしょう。
そして定松選手もその一人となっていくのだと思います。
師匠も認めた才能
定松選手の師匠は峰竜太選手。
峰選手と言えば数多のG1、SGで活躍し、ボートレースグランプリV2を誇るトップ中のトップです。
そんなボートレース界の絶対的エースとも呼ばれる峰選手に弟子入りし、「3年でSGを獲れる」とも言わしめた定松選手の才能、これからの成長がとても楽しみです。
また、養成所時代の教官も「ハンドルが切れてターンが上手だ」とも語っており、訓練生の時代からその才能は光るものがあったようです。
定松勇樹の過去成績・優勝歴
定松選手のデビューからの成績を見てみましょう。
まだデビューから日が浅く、通算記録と言えるものでもないかも知れませんが、コース別の成績などもまとめました。
通算成績
定松選手の通算の勝ち星は4勝です。
内訳は3コースから1勝、5コースから1勝、6コースからが2勝となっています。
平均スタートタイミングはコンマ17と早くもなければ遅いわけでもない、普通の数字となっていますが、2020年に入ってからはゼロ代の好スタートも決められる様になっていますので、この先スタートも磨いて早くなっていくでしょう。
特筆すべきは、走った回数こそ少ないですが5コースからの連対率の高さ。
3連対率が41.6%と、3走に1走以上は3着以内に入着している計算になります。
思わぬ高配当を生むことも充分有り得ますね。
定松勇樹の年収は?
定松選手はどれほどの年収(獲得賞金)を稼いでいるのでしょうか。
まだ19歳と若いので、ウン千万円ほどの金額は無いでしょうが、調べてみました。
年 | 年収(獲得賞金) |
2019年 | デビュー期の為記録無し |
2020年12月24日現在 | 567万9,000円 |
およそ19歳の若者とは思えない稼ぎっぷり。
高卒1年目でここまで稼ぐのは一般人にはかなりの至難の業ですね。
ボートレーサーが高収入だというのを証明する結果となっています。
また、この先活躍して上位の着が増え、優勝争いにくい込むことが増えてきたらますます収入は上がっていくでしょうね。
定松勇樹はSNSはやってる?
定松選手のTwitterやInstagramのアカウントはあるのかどうか、探してみました。
定松勇樹のTwitter(ツイッター)は?
Twitterのアカウントはこちら。
たくさんのツイートがありますね。
定松勇樹のInstagram(インスタグラム)は?
Instagramのアカウントも確認できました。こちらです。
こちらにもたくさんの写真がアップされています。
定松勇樹のYouTube(ユーチューブ)は?
本人のYouTubeチャンネルは確認出来ませんでした。
しかし、レースの映像やインタビューの模様など、たくさんの動画がアップされています。中には訓練生時代の動画なんかも確認できましたよ。
定松勇樹のプロフィール|まとめ
以上が佐賀支部に所属する、未来がとても楽しみな若手の現役ボートレーサー、定松勇樹選手についてのまとめでした。
デビュー3年目となる2021年は今まで以上に活躍し、飛躍してくれるでしょう。
ボートレース界が誇るべきトップレーサーを師に持ち、自身もやまとチャンプとして君臨したその類まれなる才能をいかんなく発揮し、いつか師匠と2人で年末のボートレースグランプリ優勝戦に出場してしのぎを削る、そんな場面も見たいものです。
まだまだ伸びしろたっぷりですし、これからの成長と活躍が楽しみで仕方ありません。