競艇には、単勝・複勝・拡連複・2連複・2連単・3連複・3連単の7種類の舟券があります。
それぞれに、当たりやすさ・配当の高い低いや相性の良し悪しがあり、メインとする舟券は人それぞれではないかと思いますが、競艇の場合は舟券と言えば3連単という位、売上は3連単が突出しています。
よって、3連単しか買わないとか、基本は3連単でたまに2連単を買うという人が多いのではないかと思いますが、舟券で戦うにあたっては武器は多い方がいいに決まっています。
しかし、単勝・複勝・拡連複・2連複は、オッズが低いというだけでなく、売上が少な過ぎる事からオッズの変動が激しく、勝ち負けの計算ができないため実用的ではありません。
残る3連複は、一定の売上があってオッズが安定してる上、ある程度の配当も見込めるバランスの良い舟券です。
3連単に目が行きがちな競艇ですが、地味な3連複こそ実は隠れた当てやすく勝ちやすい舟券であり、知る人ぞ知る最高の武器なのです。
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3連複の特徴
では、3連複の的中確率などについて、データを交えてその特徴を見ていきましょう。
3連複の的中確率と平均配当
2連複・2連単・3連複・3連単それぞれの的中確率と平均配当は次のとおりです。
舟券 | 組み合わせ | 的中確率 | 平均配当 |
2連複 | 15通り | 6.66% | 約900円 |
2連単 | 30通り | 3.33% | 約1,800円 |
3連複 | 20通り | 5.00% | 約1,200円 |
3連単 | 120通り | 0.83% | 約7,300円 |
3連複は、的中確率・平均配当とも2連複と2連単の真ん中に位置しています。このデータだけでも、確率も配当も高すぎず低すぎないという、3連複のバランスの良さが見受けられます。
3連複の最高配当額
オフィシャルページの高配当ベスト10は舟券別でなく、他にも正確な記録がないため、3連複の最高配当額は正確には不明ですが、2010年4月9日津競艇場の第12レース「111,220円」が、3連複の最高配当額ではないかと思われます。
次に、高配当ベスト10(2020年4月19日現在)と、そのレースの際の3連複の配当を比較してみましょう。
順位 | 配当 | 舟券種別 | 3連複の配当 | 備考 |
1 | 682,760円 | 3連単 | 6,460円 | 落水2艇 |
2 | 650,610円 | 3連単 | 37,180円 | |
3 | 595,550円 | 3連単 | 28,140円 | |
4 | 579,900円 | 2連単 | 7,170円 | |
5 | 554,930円 | 3連単 | 21,060円 | |
6 | 537,990円 | 3連単 | 3連複記録なし | |
7 | 514,810円 | 3連単 | 21,440円 | |
8 | 511,500円 | 3連単 | 15,870円 | |
9 | 506,500円 | 3連単 | 3連複記録なし | |
10 | 498,640円 | 3連単 | 19,360円 |
ベスト10のうち9つが3連単、残る1つが2連単で、3連複はベスト10どころか、3連単が50万を超えるような荒れたレースでも、配当は2~3万程度でしかありませんが、この「最高配当が低い」ことは、むしろ3連複のメリットなのです。では、その理由を説明します。
先ほど紹介した舟券種別の平均配当ですが、3連単の約7,300円は少し高いと思った方が多いのではないでしょうか。
それは、これらの高額配当が平均配当を押し上げているからで、実際の現実的な平均配当はもう少し低いと考えなければいけません。
その点、3連複はデータのとおり高額配当は出にくくなっているため、平均配当の約1,200円という数字は現実に近い数字であり、3連複の配当が安定しているというメリットを表しています。
3連複の特徴のまとめ
3連複は的中率と配当額のバランスが最も良い舟券であり、特に配当は高額舟券が出にくい半面、上下のブレが小さく、安定した配当を受けることができる舟券です。
3連複の買い方
次に、3連複舟券の代表的な買い方と、それぞれの舟券のオススメの買い方を紹介します。
流し
軸となる艇とヒモを決めて買う方法です。軸とした艇が4着以下になると舟券は外れます。例えば1号艇を軸として、2~5号艇の4艇をヒモにした場合の買い目は、
- 1=2=3
- 1=2=4
- 1=2=5
- 1=3=4
- 1=3=5
- 1=4=5
の6点となります。
買い目の点数は、ヒモが2艇の場合は1点、3艇の場合は3点、4艇の場合は6点、5艇の場合は10点となります。
当たり易い買い方ですが、特に人気の1号艇を軸にした場合は、トリガミになる可能性が高く、ヒモの艇数は買い目が3点となる3艇が限度でしょう。
よって、オススメの買い方は、ヒモを2艇または3艇に絞って買い目が1点または3点となる買い方か、1号艇が飛ぶと読んだ場合の5号艇や6号艇を軸とし1号艇をヒモから除いた10点となる買い方になります。
ボックス
選んだ艇の3連複の組み合わせを全て買う方法です。ボックスで買う場合は、抜け目がないため安心ですが、その分6艇で20点、5艇で10点と点数が増えてしまうため、現実的には4艇ボックスの4点か、3艇ボックスの1点買いのどちらかを選択することになります。
しかし、4艇ボックスの4点の場合はトリガミになる可能性が高く、しかも4点のうちの最も人気のない1点は、例えば1~4号艇のボックスにおける2=3=4であり来る可能性は低く、そうであれば残る1=2=3,1=2=4,1=3=4の3点を買うほうがいい事になりますが、それは1号艇軸のヒモ2~4号艇の流しと同じ買い目です。
よって、最終的にオススメとなる買い方は3艇ボックスの1点買いとなります。なお、この3連複ボックス1点は、その3艇の3連単ボックス6点と同視できますが、統計上、3連単ボックス6点と同じ艇の3連複ボックス1点では、3連複の回収率が高い事が分かっていますので、その点からもオススメです。
フォーメーション
穴狙いの場合は別として、人気どころから買う場合は、流しやボックスではトリガミになる可能性が高く、かといって1点~3点買いでは的中するのが難しくなります。
そのため、今から説明するフォーメーションが、的中率と配当のバランスが良く、3連複を買う場合に最も適している方法です。
フォーメーションは、1列目、2列目、3列目に選んだ艇を配置して、その組み合わせを買うという方法です。例えば1=23=456というフォーメーションの場合、
- 1=2=4
- 1=2=5
- 1=2=6
- 1=3=4
- 1=3=5
- 1=3=6
の6点となります。
基本的には、1列目に本命を、2列目に2番手3番手あたり、3列目には人気薄という買い方となり、3連複の1番人気を外した買い目になるため、トリガミになる可能性が低くなり、ある程度の点数も買えるため、的中率も悪くありません。
オススメの買い方は、1列目に「間違いなく3着には来るであろう1番手の艇」、2列目に「2番手と3番手」、3列目に「4番手と5番手」を買う1=23=45という買い方の4点買いです。
この時、1番手から3番手の人気どおりで決まってしまった場合舟券は外れますが、配当は低いですし、その人気どおりを買うというなら、その1点だけを買うべきでしょう。
まとめ
競艇と言えば3連単と言われるほど、舟券の売上のほとんどを3連単が占めており、その占有率は92%を超えるほどです。
その影に隠れて地味に見える3連複ですが、実は的中率と配当のバランスが良い舟券であり、3連単のように順位違いで外れるという悔しい思いをしない、精神的にも優れた舟券です。
但し、売上が少ない分オッズの変動が激しいため、1点に1万円を賭けるような買い方では自らオッズを下げてしまうため、その点は注意が必要です。
よって、大きい勝負をするのであれば、売上の多いSGなどに限るようにして、一般戦では1点には多くても3~5千円までにすると良いでしょう。
バランスの良い3連複は、舟券成績を安定させ、競艇と長く楽しく付き合うことができる優れた舟券です。