競輪のレース予想や展開を正確に進めるためには、レースが行われる競輪場の特徴を理解することが重要です。
選手の調子は常に変動し、相手選手との競争によっても結果が大きく変わるため、各レースごとに選手のデータや情報を注意深く確認する必要があります。
一方、競輪場のデータはコースが大幅に変更されない限り、長期間にわたって有用な情報として活用できます。
この記事では、弥彦競輪場の特徴やレースの傾向、過去の決まり手などについて詳しく解説します。
これらの情報を把握することで、弥彦競輪場におけるレース予想がスムーズになります。
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Contents
弥彦競輪場の基本データ
(引用元:やひこけいりん)
弥彦競輪場の所在地・周長・みなし直線距離・カントを表にまとめました。
所在地 | 新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦2621 |
---|---|
周長 | 400m |
見なし直線距離 | 63.1m |
カント | 32°24′17″ |
弥彦競輪場の周辺をマップで確認してみましたが、特に弥彦競輪場の南側から弥彦駅にかけては市街地という事もあり、カフェ、居酒屋、カレーお蕎麦と様々な飲食店が立ち並んでいます。
競輪場内にも様々なグルメがありますし、レース観戦後の食事に困る事は全くなさそうです。
弥彦競輪場の簡単な歴史
(引用元:けいりんマルシェ)
弥彦競輪場が開設されたのは1950年4月28日のことです。
弥彦競輪場は隣接している弥彦神社の境内に建設されたというかなり珍しい競輪場となっています。
更には日本国内で唯一村が運営している競輪場としても有名です。
ちなみに弥彦神社は万葉集にも歌われているとても古い歴史を持つ神社で、源頼朝の父である源義家、更に牛若丸の別名を持つ源義経、そして新潟の英雄で越後の龍と恐れられた戦国武将である上杉謙信に縁深いと伝えられている武具などが神社の社宝として展示されています。
弥彦競輪場がある新潟県は日本有数の豪雪地帯であり、冬はとてもレースが出来る環境にはないため、レースが実施されるのは4月から11月までの7ヶ月間のみです。
2017年からはミッドナイト競輪を開催、更に2019年からはナイター競輪「伊夜日子マジェスティックナイト」をスタートさせました。
特別競走はかつて「ふるさとダービー」というレースが実施されていた時期は「ふるさとダービーを開催するのに最も適した競輪場」と評価を受け、1991年、1992年、1998年、2002年、2005年、2008年と計6回実施されました。
ふるさとダービーは2008年をもって終了しているので、最後の大会も弥彦競輪場で実施された事になります。
その後G1レースのひとつである「寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」が2011年に実施され、2015年まで5年連続で開催されました。
更に2021年にも同大会を実施、2023年、2024年も弥彦競輪場で実施する事が決まっています。
最寄駅からのアクセス
弥彦競輪場の最寄駅はJR弥彦駅です。
この駅と吉田駅西口、東三条駅からは無料送迎バスが出ていますが、運行本数が非常に少なく、弥彦駅からは徒歩15分で競輪場まで行けるので、徒歩で行くのが最も時間の融通が効くアクセス方法です。
周辺には駐車場が豊富にあるので、車でアクセスするのも良いでしょう。
車でアクセスするのであれば、北陸自動車道 三条燕インターチェンジから約30分となっています。
弥彦競輪場のコースの特徴、決まり手の傾向・風の影響を調査!
ここからは弥彦競輪場のレースを実際に予想する上で役立つ情報を解説していきます。
弥彦競輪場のコースはどのような特徴があり、決まり手にはどんな傾向があるのでしょうか。
更にレース結果を大きく左右する風の影響についても見ていく事にしましょう。
コースの特徴
(引用元:DMM競輪)
弥彦競輪場のバンクデータを見て、まず目につくのがみなし直線距離の長さではないでしょうか。
弥彦競輪場のみなし直線距離は63.1mで、400mバンクの平均である56.6mよりも7メートル近く長くなっています。
更にカントも平均角度よりきつくなっているのでまくる際にスピードがつけやすくなっています。
これらの事を総合すると、弥彦競輪場は逃げ切る事が難しく、逆に番手で差しを決めたり中段あたりからまくりを決めるのに適したバンクであると言えるでしょう。
「決まり手」を過去データと最新データで比較
弥彦競輪場での決まり手がどのような比率になっているのか調べてみることにしました。
データの数値は「オッズパーク」のデータ分析を参照にしています。
逃げ | 差し | 捲り | マーク | |
---|---|---|---|---|
2014年〜2022年 | 20.4% | 48.3% | 31.3% | 0.1% |
2023年 | 28.5% | 43.1% | 28.5% | 0.0% |
2014年1月〜2022年12月までの全レース決まり手比率を確認すると、最も比率の高い決まり手は「差し」で48.パーセント、次いで比率が高くなっているのが「まくり」で31.3パーセントでした。
決まり手比率は全ての競輪場で共通して「差し」の比率が最も高くなりますが、弥彦競輪場では差しの比率がより高く、まくりも平均よりは高めです。
バンクの差し・まくりが決まりやすく逃げ切りにくいという特徴通りの結果と言えるでしょう。
しかし最新データである2023年の決まり手比率を確認すると、差しの比率が43.1パーセントと大幅に低下、まくりも3パーセントほど下がり、代わりに逃げが28.5パーセントと8パーセントも高くなっています。
まだ120レースほどなのでこれからどう変化していくかは分かりませんが、現状では逃げもかなり決まっているといった印象です。
風の影響について
弥彦競輪場は弥彦山という山のふもとにある競輪場なので、山から吹き込んでくる風の影響については注視しておかなければなりません。
風向きは日によって変わるので、レース当日は風向きと風速を確認するようにしましょう。
追い風になれば逃げが有利に、向かい風になれば差し・まくりが有利になります。
もしかすると2023年になって逃げの決まり手率が上昇しているのは追い風が沢山吹いていたからかもしれません。
弥彦競輪場の地元トップ選手を紹介!
弥彦競輪場をホームにしている選手のうち、2023年時点でトップクラスの活躍をしている選手を2名紹介します。
諸橋愛(めぐむ)選手
(引用元:KEIRIN.JP)
まず1人目に紹介するのは諸橋愛(めぐむ)選手です。
弥彦競輪場をホームとしている選手の中で2023年時点で2名居るS級1班選手の1人であり、なおかつS級1班の中でも最も期別が古い選手でもあります。
諸橋選手は1997年4月にデビュー、その月のうちに初勝利を挙げると翌月には早くも初優勝に輝いています。
名前に似合わずと言うと失礼になってしまいますが、葉巻を吸うのが好きという渋い趣味を持っている選手です。
レース経験は他の選手よりもずっと豊富であり、巧みな自転車捌きで勝利をもぎ取る力を持っています。
鈴木庸之選手
(引用元:KEIRIN.JP)
もう1人のS級1班選手が鈴木庸之選手です。
2007年7月に競輪選手としてデビュー、デビュー翌日に初勝利を挙げ、2008年1月に初優勝に輝きました。
その後2009年にS級へと昇級、2012年にS級レースで初優勝、2015年にはG3レース初優勝も達成します。
ところが2019年より腰椎ヘルニアに苦しめられる事になります。
5月に手術をして12月に復帰、2020年には2回目のG3レース制覇を果たすなど復調したかに思えたのですが再び悪化、2021年途中から再び治療に専念します。
2022年4月27日にレースに復帰、1度S級2班に落ちてしまうものの、現在はS級1班に戻しています。
弥彦競輪場のレースを予想する際に意識しておきたい事
弥彦競輪場のレース予想をする際に意識しなければならないのは何といっても「みなし直線距離」の長さです。
みなし直線距離が長い競輪場は差し又は「まくり」選手にとって有利なレース展開となりやすいです。
更にカントも平均よりきつめになっているので、総じて逃げ選手にとっては厳しい戦いを強いられてしまいます。
買い目選定の際は競走得点の高い差し・まくり選手を中心に買い目を組み立てていくと良いでしょう。
ただし弥彦山からバンクへと吹きつける風には注意が必要で、選手にとって追い風になるような吹き方をしているならば逃げ選手にとって有利な展開となります。
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まとめ
弥彦競輪場は新潟県にある競輪場で、弥彦神社の境内に建設された珍しい競輪場です。
新潟県が日本屈指の豪雪地帯というということ事もあって、レースが実施されるのは4月から11月までとなっています。
ふるさとダービーが実施されていた時期は最も適したバンクとして重宝されましたが、2008年にふるさとダービーは終了してしまいます。
その後は寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントを複数回実施していて、2023年、2024年も同レースが実施される予定です。
バンクの周長はオーソドックスな400mバンクですが、みなし直線距離が平均よりも7メートル近く長く、カントも平均よりもきついので、総じて差し・まくりに有利なレース展開となりやすいです。
ただし弥彦山からの風が選手にとって追い風となっている場合は逃げ選手にも勝機が望める展開となります。
2023年は通年の決まり手率と比べると逃げの決まり手率が8パーセントも高くなっていて、逃げ選手にも注目しておいた方が良いかもしれません。