競輪のレース予想や展開を正確に進めるためには、レースが行われるコースの特徴を把握することが必要不可欠です。
選手の調子は時によってまったく異なり、相手選手との競争によっても結果が大きく変わるため、レースごとに選手のデータや情報を確認しなければなりません。
一方、競輪場のデータに関しては、コースが根本的に変更されない限り、長期間にわたって有用な情報として利用できます。
この記事では、青森競輪場の特徴、レースの傾向、過去の決まり手などについて解説します。
青森競輪場でのレース予想の際に参考にしてみてください。
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Contents
青森競輪場の基本データ
(引用元:青森競輪)
青森競輪場の所在地・周長・みなし直線距離・カントを表にまとめました。
所在地 | 青森県青森市新城平岡1−番1 |
---|---|
周長 | 400m |
みなし直線距離 | 58.9m |
カント | 32°15′7″ |
青森競輪場の周辺をマップにて確認しましたが、正直青森競輪場の周辺には主だった娯楽施設や飲食店はほとんどないといった印象です。
そのためレースが終わってから近所で何か食べて帰ろうと思っても飲食できるお店が全くありません。
飲食は青森競輪場で済ませてしまうか、地元に戻ってから馴染みのお店で飲食するようにしておいたほうがよさそうです。
青森競輪場の簡単な歴史
(引用元:青森競輪facebook)
ここからは青森競輪場のこれまでの歴史について簡単に解説していきます。
1950年6月に開設
青森競輪場は1950年6月に開設されましたが、この時は現在の「合浦公園」に競輪場があって今とは場所が異なっていました。
現在の青森競輪場は1982年に新築され、前の競輪場から移転されたものとなっています。
青森は雪深い場所ということもあって冬場は青森競輪場も周辺雪景色となってしまうということもあり、競輪のレースが実施されるのは4月から11月までとなっています。
屋外競輪場としてははじめてミッドナイト競輪を実施
2012年10月25日と26日の両日で屋外競輪場としてははじめて「ミッドナイト競輪」が実施されました。
それまで青森競輪場はナイター用の照明設備がありませんでしたが、ミッドナイト競輪開催に合わせてナイター照明を設置。
ミッドナイト競輪が実施されて以降も通常のナイター競輪は実施されていませんでしたが、2016年に「もりんトワイライトレース」の名称でナイターレースを実施、現在も継続して実施されています。
数多くの重賞レースを開催
1988年・1990年・1993年・1995年・1998年には全日本選抜競輪が、2001年・2005年・2009年には寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントを開催と、遠方の地でありながら多くのG1レースが開催されている競輪場でもあります。
アクセスの項目でも詳しく解説しますが、実は青森競輪場は山の中にある競輪場であり、現地にはかなり訪れづらい立地となっています。
にも関わらず収益は非常に良好で、全国の競輪場の中でも常に上位の売り上げを記録し続けている競輪場でもあります。
2023年には9月15日から18日にかけてG2レースである「共同通信杯」の開催を予定しています。
毎年各競輪場で実施される「記念競輪(G3)」の名称は「みちのく記念 善知鳥杯争奪戦」で、毎年8月下旬から9月初め頃に開催されます。
ちなみに善知鳥は(うとう)と読み、背中が黒褐色でくちばしは橙色、繁殖期になるとくちばしの根元に白い突起物が出る鳥で、国の天然記念物に指定されています。
2005年まで善知鳥は青森市の鳥に指定されていたこと、更に青森市発祥の地が「善知鳥神社」と言われているなど、青森競輪場がある青森市と善知鳥はゆかりが深いため、記念競輪の名称がこの名前になったのでしょう。
競輪場内に温泉施設がある?
(引用元:青森競輪)
青森競輪場の施設で特筆しておきたいのは、「場内に温泉施設がある」という点です。
基本的に選手用の温泉なのですが、一般開放されている日もあって、その時はファンも普通に温泉に入ることができます。
選手が利用している温泉に入れるという機会はなかなかないので、競輪ファンにとっては貴重な体験ができる競輪場であるともいえます。
青森競輪場のマスコットキャラクターは?
(引用元:青森競輪)
そしてもう一つ、マスコットキャラクターについても紹介しましょう。
従来から存在する「うとう君」に関してはそこまで注目するような事はありませんが、2012年よりマスコットキャラクターとなった「葵萌輪(あおいもりん)」は競輪ファンから大きな注目を集めました。
今でこそ公営競技の萌えキャラはそこまで珍しいものではなくなりましたが、2012年から萌えキャラをマスコットキャラクターに設定したというのはなかなか攻めた行動だといえるでしょう。
しかしこのチャレンジは見事に成功、葵萌輪は人気キャラクターとなり青森競輪場の知名度を広めるのに大きな貢献を果たしています。
最寄駅からのアクセス
青森競輪場へのアクセスについてですが、青森競輪場の歴史の項目でも触れた通り、青森競輪場は山の中にある競輪場で市街地からは遠く離れた場所となっているため、公共交通機関によるアクセスは正直かなり厳しいというのが実情です。
もっともオーソドックスな行き方としては、青森駅、新青森駅、津軽新城駅・青森市営バス東部営業所から出ている無料送迎バスを使ってのアクセスですが、運行本数が少ないので時間の確認は必須ですし、電車でのアクセスに関しても最寄り駅の津軽新城駅からは3キロほどあるので、そこから歩いていくのも非現実的です。
時間を気にせずアクセスするのであれば、マイカー又はレンタカーを使ってのアクセスか、タクシーを使ってのアクセスに限定されるでしょう。
青森競輪場のコースの特徴、決まり手の傾向・風の影響を調査!
ここからは青森競輪場のレースを実際に予想する上で役立つ情報を解説していきます。
函館競輪場のコースはどのような特徴があり、決まり手にはどんな傾向があるのでしょうか。
更にレース結果を大きく左右する風の影響についても見ていく事にしましょう。
コースの特徴
(引用元:青森競輪)
青森競輪場のコースの特徴についてですが、まず周長は400mであり、この周長は全国の競輪場の約7割を占めるごく一般的な競輪場の長さとなっています。
みなし直線距離は58.9mと一般的な400mバンクよりも少し長めに設定されています。
みなし直線が長いということはそれだけ後方から追い上げる脚質の選手にとって勝つチャンスが多くなるので、青森競輪場は逃げ脚質の選手よりも差しや追い込み脚質の選手にとって有利なバンクという事が言えます。
この予測が当たっているかどうかは「決まり手の傾向」の項目で確認することにしましょう。
カントについては平均的なきつさで、特にコーナー時の走行に大きな影響を与えるような形状とはなっていません。
総合すると青森競輪場は周長やカントは平均的ではあるものの、みなし直線距離は平均よりも少し長いため、差しや追い込みなど後ろから攻める選手にとって有利な展開となりやすいコースであるといえるでしょう。
「決まり手」を過去データと最新データで比較
青森競輪場の決まり手比率がどのようになっているのかを調べてみることにしました。
なお、決まり手のデータに関しては「オッズパーク」のデータ分析を元にしています。
逃げ | 差し | 捲り | マーク | |
---|---|---|---|---|
2014年〜2022年 | 22.5% | 45.4% | 31.9% | 0.1% |
2023年 | 27.8% | 49.6% | 22.6% | 0.0% |
青森競輪場の2014年1月〜2022年12月までの全レースにおける決まり手比率を見ると、最も比率が高い決まり手が差しの45.4パーセント、次いでまくりの31.9パーセントとなっています。
逃げで勝利したのは22.5パーセントとなっているため、先ほどの憶測通りどちらかと言えば差しやまくりなど後方からの攻めが有効な競輪場であることがデータからも分かります。
2023年の最新データでは差しの比率が49.6パーセントと過去データよりも多くなっているのと比べてまくりの比率は22.6パーセントしかなく、過去データよりも10パーセント近く少ないです。
その分逃げの比率が過去データよりも5パーセント上昇して27パーセントとまくりの比率を上回っています。
風の影響について
青森競輪場は陸奥湾の近くに位置している競輪場であり、海からの風の影響を強く受けます。
陸奥湾はバンクから見ると3コーナー付近にあるため、海風はこの3コーナーあたりからバンク内に向けて吹き付けることになります。
3コーナーから吹き付けるということは、選手から見ればこの風は向かい風ということになります。
つまり風が吹きつけると逃げ選手には抵抗が大きくなるので不利となり、逃げ選手のスタミナ消費が大きくなるという事は元々有利な差し選手やまくり選手にとって更に有利な展開になりやすいという事が言えます。
しかし風は逆方向に吹くこともあり、バンクから3コーナーへと風が吹いている場合は選手にとっては追い風となります。
追い風であれば逃げ選手はスタミナ消費が少なくなって有利です。
バンクから外へ抜ける方向に風が吹いている場合は逃げ選手にも注目しましょう。
青森競輪場の地元トップ選手を紹介!
青森競輪場をホームとしていて、特に優秀な成績を残している選手を2名紹介します。
小原佑太選手
(引用元:KEIRIN.JP)
現在青森競輪場出身の選手でもっとも勢いがある選手の1人が小原佑太選手でしょう。
高校で自転車競技をはじめ、大学は朝日大学に進学、大学3年生の時に自転車競技日本代表に選出されます。
2019年に競輪選手としてデビューし、デビュー戦でいきなり1着になるとその後も勝ちまくり、A級2班、S級2班は特別昇級によって昇格しています。
2021年にはS級1班に昇級、その年の12月29日に実施されたヤンググランプリで優勝し、特別競走初制覇を達成しました。
高谷雅彦選手
(引用元:KEIRIN.JP)
高谷雅彦選手は2023年時点で51歳の大ベテラン選手であり、青森競輪場をホームとしている選手たちのまとめ役といった役割を担っている選手と言えるでしょう。
1991年4月にプロ競輪選手としてデビューし、5月20日に初勝利を達成しました。
その後1992年8月にはS級選手として初勝利を達成していて、過去には全日本選抜競輪、ふるさとダービーといったトップクラスのレースでも決勝で2着に入った実績も持っている選手です。
更に一度A級2班まで降級したにも関わらず現在はS級2班まで階級を戻しており、まだまだ活躍を期待できる選手と言えるでしょう。
2022年6月には通算600勝を達成しました。
青森競輪場のレースを予想する際に意識しておきたい事
青森競輪場のレースを予想する際に意識しておきたいのは、みなし直線距離の長さです。
青森競輪場のみなし直線距離は400mバンクのみなし直線距離の平均よりも6mほど長くなっています。
たった4メートルと思ってしまいがちですが、コンマ01秒を争う競輪の世界ではこの4メートルが勝敗を大きく左右する事もあります。
決まり手の比率を見ても差し・まくり選手に有利な競輪場なので、青森競輪場では強い差し・追い込み選手を中心に買い目を組み立てると良いでしょう。
ただしバンクから3コーナーへと海風が抜けていく場合は選手にとって追い風となり、逃げ選手に有利な展開となります。
2023年の決まり手比率では逃げの勝率がかなり高いので、条件によっては逃げ選手にも注目する必要があるでしょう。
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まとめ
青森競輪場は青森県青森市にある競輪場です。
市街地から離れた山の中にある競輪場であるにも関わらず、数々の特別競走が実施されている事もあって毎年全国の競輪場の中でも上位の売り上げを記録し続けています。
全国の競輪場で初となるミッドナイトレースが行われた競輪場であり、更に2012年に萌えキャラをマスコットキャラクターとして採用するなど先鋭的な取り組みをしている競輪場でもあります。
コースの特徴としては、周長、カント共に平均的ではありますが、みなし直線距離のみ平均よりも長くなっています。
したがってどちらかと言えば差しやまくりといった後ろから追い上げる選手に有利なバンクと言えるでしょう。
ただしバンクから3コーナーに抜けていくような風が吹いた時は選手にとって追い風となるので、この条件の時は逃げ選手にも注目しましょう。