競輪の車券は全部で7種類ありますが、その中でももっとも有名な車券が「3連単」でしょう。
競輪の最終目標は「3連単を的中させること」であり、同時に最も難しいのも「3連単を的中させること」です。
本記事では競輪の3連単についてその特徴と的中させるためのコツについて解説していきます。
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Contents
競輪の車券は全部で7種類
競輪の車券は全部で7種類あります。
競輪の車券の種類
- 2枠複
- 2枠単
- ワイド
- 2連複
- 2車単
- 3連複
- 3連単
それぞれの車券は予想の難しさや的中した時の配当金が異なるので、自分の予想力や目標とする利益、そして自分が車券を購入しようとしたレースの予想のしやすさなどを加味して最適な車券を選ぶのが車券を的中させるためにはとても重要です。
3連単とはどんな車券?
「3連単」とは、1着から3着までの選手を正確に予想することが求められる車券です。
同様に1着から3着までを当てる車券に「3連複」がありますが、3連単は3着以内に入る選手を当てるだけでなく、その順番まで的中させなければならないという点で大きく異なります。
そのため、3連単は全7種類の車券の中で最も予想が難しいものです。
しかしながら、3連単は競輪の車券の中で圧倒的な売上高を誇っており、他の車券の売上高を合わせても及びません。
その理由は、3連単が他の車券と比べて大幅なリターンが期待できるからです。
言い換えれば、「ハイリスクハイリターンな車券」と表現することができるでしょう。
多くの競輪ファンが3連単を買っている
さきほど3連単は競輪の車券の中で圧倒的な売上高を記録していると紹介しました。
では実際に3連単の売り上げがどれくらいのシェアを誇っているのか、2021年4月期の売り上げにおける各賭け式のシェアをまとめているサイトがあったのですが、そのサイトによると、購入金額全体はおよそ1億4,660万円のうち、3連単の売り上げはおよそ1億1,880万円、比率はなんと約81パーセントです。
少し古い資料にはなりますが、経済産業省が平成26年度にまとめた「競輪・オートレースを巡る最近の状況について」という資料においてもすでに3連単の比率が74パーセントとなっています。
このように実際の数値で見ても、競輪ファンの多くが3連単を購入していることが分かります。
3連単で全車選ぶと何通り?
では競輪の3連単を全車選ぶと何通りになるのでしょうか。
3連単の買い目点数の計算はそれほど難しくありません。
競輪には「7車立て」と「9車立て」があるので、まずは7車立てで計算してみましょう。
7車立てで全部の買い目を選ぶと、「7×6×5」という計算になり、全部で210通りです。
同じく9車立ての場合は「9×8×7」となり、全部で504通りとなります。
3連単の特徴
3連単は多くの競輪ファンが買い求める賭け式でありながら、競輪における最終目標ともなっています。
その理由は3連単の特徴を知れば恐らく理解できるでしょう。
ここでは3連単の特徴について解説していきます。
当たると高額配当が期待できる
多くの競輪ファンが3連単を購入する最大の理由は、3連単を的中させると高配当が期待できるためです。
9車立て3連単の平均配当はおよそ34,000円、それに対して1着と2着を順番通りに当てる2車単の平均配当はおよそ4,700円で、3連単と2車単の平均配当では約7倍近くの差があります。
ここまで配当金に差があれば3連単を買おうという気持ちになるのも理解できます。
とにかく当てるのが難しい
ところがその一方で3連単はとにかく当てるのが難しい車券です。
3連単と2車単の平均配当がここまでの差になっている最大の理由は、「2車単が本命決着になる可能性が高いから」です。
競輪は「ライン」という隊列を組んで争われ、ライン争いに勝利した選手たちが大きく有利になります。
その結果、1着と2着はライン争いに勝利したラインを形成している選手たちで決まる事が多いです。
ところが3着の場合は別ラインの先行選手が一気に追い上げてきて無理やり入着するケースもしばしば発生します。
2車単の予想では「どのラインが勝つか」だけを予想すれば買い目が決まるのに対して、3連単は別ラインの選手にも注目し、車券圏内に入りそうな選手は買い目に含めなければならないため、予想が非常に難しいのです。
ずっと3連単を買い続けている人でも1年間全く当たらなかったという事も普通にあり得ます。
3連単を当てるにはどんなレースが狙い目?
競輪のみならず、公営競技で的中を狙うためには「どのレースで車券を購入するか」が非常に重要となります。
最終的には的確に予想をしなければ車券は的中しませんが、正しいレース選定を行う事で的中難易度を大幅に下げる事ができるでしょう。
ここではどのようなレースが3連単を狙うのに向いているかを解説していきます。
確実に本命にできる選手を1名選べるレース
車券を購入する上で真っ先にやらなければならないのが「本命選手の選定」です。
各選手の情報は「出走表」を見て得る事になりますが、出走表を一目見て「この選手は本命にできる」とすぐに判断できる選手が1名いるレースは3連単を購入するのに適したレースの一つです。
競走得点が最も高く、先行脚質でなおかつライン争いでも優位に立ちそうなラインの先頭を走るような選手であれば本命候補にかなり適しています。
二分戦
競輪のレースはレース中に形成されるラインの本数によって、「二分戦」「三分戦」「四分戦」に分けられます。
ラインは少なければ少ないほど一本あたりの人数が多くなるので強いラインになりますし、ラインの強さを比較する時も相手が少ない方が予想しやすいです。
したがって3連単を購入するのであればラインが2本の「二分戦」を選んだ方が的中させやすくなります。
F1、F2戦
競輪のレースはグレード制になっていて、大きく分けると誰でも出場できる一般戦と、出場条件が定められている「グレードレース」の2種類となっています。
グレードレースは注目度が高く、有名選手が多数出走するため、ついつい車券を購入しようと思ってしまいがちですが、グレードレースに出走している選手はいずれも厳しい条件をクリアしており、実力差はそこまで大きくありません。
そのため3連単を購入するレースとしてグレードレースはあまり相応しくないと言えるでしょう。
一般戦は誰でも出走できるという事もあり、グレードレースと比べると選手の能力差が大きいので本命にできそうな選手を見つけやすいため、3連単を購入するのであればF1やF2といった「一般戦」がおすすめです。
同じ脚質の先行選手が2名居る三分戦
競輪のレースで最も多いのは「三分戦」です。
三分戦で3連単の的中を狙うのであれば、同じ脚質の先行選手が2名いるレースにしましょう。
先行選手の脚質は、「逃げ」か「まくり」のどちらかなので、3つのラインの先行選手3名のうち2名が同じ脚質となっているレースが狙い目という事になります。
例えば「逃げ」選手が2名いると、両者が前のポジションを確保しようと争い、お互いスタミナを消費する事になります。
すると残りの「まくり」脚質の選手は体力を温存することができ、逃げの2ラインをあっさり抜いて勝てるため、まくりラインの選手を中心に買い目を組み立てるのが非常に有効です。
そして「まくり」選手が2名いる場合は後方でお互いの出方をうかがうようになるため、逃げ選手に対するプレッシャーがほとんどなくなり、逃げラインは楽にゴールする事ができるでしょう。
7車立て
競輪のレースは9名で行われる「9車立て」と7名で行われる「7車立て」に分けられますが、3連単を的中させるのであれば7車立てレース一択です。
7車立ては210通りですが、9車立ては504通りと買い目の数だけ見ても約1.5倍違います。
更に3連単を的中させやすい「二分戦」がおよそ半数のレースで発生する点も、7車立てをおすすめする理由のひとつです。
3連単の車券の買い方は主に3つ
3連単の車券を購入する場合、基本的に10点以上買う事になるので、必要な買い目を効率よく購入しなければなりません。
3連単を購入する際には主に3種類の買い方を状況に応じて駆使していく事になります。
3つの買い方はいずれもメリット・デメリットがあるので、全ての買い方の特徴を把握しておきましょう。
ボックス買い
ボックス買いは、選んだ買い目が全て当たるように全通り購入する買い方です。
3連単は着順を決めなければならないのが難易度を高めている最大の理由ですが、ボックス買いをする事で着順を決める必要がなくなります。
また、選んだ買い目の組み合わせを全て購入するので、着順が入れ替わった場合、思わぬ高配当が得られる事があるのもボックス買いのメリットです。
ただし一方で全通り購入するため買い目点数が多くなってしまうというデメリットがあります。
また、的中には直接関係ありませんが、ボックス買いは着順を無視できる買い方なので、予想力が上昇しないというデメリットもあります。
フォーメーション
フォーメーションとは、1着から3着(2車単や2枠複の場合は1着と2着)に入る車番を個別に選んで購入する買い方です。
フォーメーションの最大のメリットは、柔軟に買い目を選び、必要な買い目のみを選択できる点です。
他の買い方と比べても、フォーメーションは汎用性が高く、3連単や2車単などを購入する際にはほとんどの場合、フォーメーションが使用されます。
フォーメーションでは必要な買い目のみを選択するため、買い目の数が多くても車券代を抑えることができます。
ただし、逆に必要最小限の買い目のみを選ぶため、選択を誤ると「見送った買い目で決着してしまう」というリスクが存在します。
流し
「流し」とは、特定の車番を固定し、残りの車番を選んで購入するという買い方です。
通常、固定する車番は競走得点が最も高い選手になります。
固定した車番を1着に設定することで、他の車番を広範囲に選ぶことができるのが流しの最大のメリットです。
ただし、もしも固定した車番が1着にならなかった場合、どれだけ買い目を増やしても車券は的中しません。
軸にした選手が1着にならなかった場合、全ての車券が不的中となります。
これが流しの最大のデメリットと言えるでしょう。
ボックス買いなら4車ボックスまで
3連単のボックス買いの買い目点数は、「選んだ車番の数×(車番の数-1)×(車番の数-2)」で求めることができます。
例えば、5車を選ぶ場合は5×(5-1)×(5-2)で計算し、合計60通りになります。
ただし、60通りだと1点100円でも車券代は6,000円となり、高配当が期待できるレースでもリスクが大きすぎます。
4点選ぶ場合は、「4×3×2」となり、計算すると24点となります。24点ならば十分な利益を得ることができます。
そのため、ボックス買いをする場合は、4車ボックスで勝負することをおすすめします。
フォーメーション買いでオススメの買い方
フォーメーションの買い方は組み合わせ次第で無限にありますが、ここでは初心者におすすめできるフォーメーションの買い方を3つ紹介します。
2-2-4
7車立て二分戦で有効な買い方です。
1着と2着はそのラインで実力上位者2名を選びます。
3着の4名は4名ラインの残り2名を選びつつ、別ラインの選手を2名選びましょう。
別ラインの選手が3着に入れば高配当が期待できます。
1-3-5
突出して強い選手が1名いる場合の買い方です。
1着はその選手固定、2着の3名は同じラインを形成している残りの選手、3着は2着で選んだ選手と別ラインの選手を選ぶようにしましょう。
2-3-6
はじめに紹介した買い方と似ていますが、2着に別ラインの選手が飛び込んで来ることを想定した買い方です。
3着も別ラインの選手を含めるので、どちらかと言えば中穴程度を狙う時に有効な買い方です。
まとめ
3連単は、1着から3着に入る選手を順番を含めて予想する車券です。
高配当が期待できる一方で、当選確率は非常に低いというデメリットがあります。
3連単を的中させるためには、以下のようなレースを選ぶことがおすすめです。
3連単を的中したい人へのおすすめレース
- 本命選手を早く確定できるレース
- 二分戦
- F1やF2戦
- 同じ脚質の先行選手が2名いるような三分戦
3連単の買い方には、ボックス、流し、フォーメーションの3つがあります。
それぞれにはメリットとデメリットがあるので、すべての買い方の特徴を把握し、臨機応変に使い分けるようにしましょう。