全ての人が障がいの有無や年齢などに関係なく、誰もがバリアを感じない社会の実現を目指すプログラム。
名古屋城のお堀の満開の桜を望むホテルナゴヤキャッスルにて、接遇の場面での「心のバリアフリー」を広めていくため、在名古屋のホテル業界の関係者の方々を対象に、経済界協議会メンバーによる「心のバリアフリー研修」を試行しました。
経済界協議会から障がいのあるメンバーが講義を実施。前半は「心のバリアフリー 汎用性のある研修プログラム」をベースとして「障がいの社会モデル」についての説明をしました。後半は、障がいのあるメンバーの実体験を紹介するとともに、ホテルの接遇の場面で想定される課題とその解決方法について、参加者、障がいのあるメンバー、ユニバーサルツーリズムの専門家とともに活発な議論を行いました。
議論では「障がいのあるお客様を受け入れた際の悩み」や「対応のノウハウを共有する方法についての提案」などについて、さまざまな角度での取り組みの可能性が話題に上りました。今後も関係者と相談しながら「心のバリアフリー」の理解に繋がる活動を進めていく予定です。
多くの人が障がい者や高齢者、文化の異なる外国人の状況や苦労を理解し、自ら率先してサポートしている。そのような社会を、経済界協議会は目指しています。
<参加企業>
JTB、トヨタ自動車、トヨタループス、富士通
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