競輪コラム

競輪の過去最高配当は驚きの金額!高配当になりやすい条件も紹介!

競輪の過去最高配当は驚きの金額!高配当になりやすい条件も紹介!

競輪のレース結果を見ると、各レースごとに配当金が記載されています。
配当金はそれぞれの賭け式ごとに書かれていますが、やはり一番目につくのが「3連単」の配当でしょう。

3連単はほかの車券と比べて非常に当てづらいですが、その変わり配当金も桁違いで、競輪では日に何レースもオッズが100倍を超える「万車券」が排出されています。
本記事では競輪の過去最高配当がいくらくらいなのか、そして高額配当を的中させたときはどうなるのかについて解説します。

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配当とは払い戻し金の事

配当とは払い戻し金の事

配当とは「払い戻し金」の事です。
出走表を見ると配当の項目に金額が記載されていますが、その金額は「その買い目を100円購入した時に受け取ることができる払い戻し金」が記載されています。

例えば1,000円購入していた買い目が的中し、その配当が2,300円だった場合、1,000円の23倍なので23,000円を受け取ることができます。

競輪における過去最高配当ベスト3

競輪における過去最高配当ベスト3

前述したように、競輪では毎日必ずといって良いほど3連単においてオッズが100倍を超える「万車券」が出ています。
例えば2023年4月28日では9競輪場でレースが実施されていますが、1か所を除いて最低1レースは万車券が出ており、中には10万車券を超えるような配当も出ています。

しかし競輪における最高配当は万車券や10万車券などをはるかに凌駕する金額です。
競輪における過去最高配当ベスト3は、以下の通りです。

第3位 富山競輪場 449万5,120円
第2位 小田原競輪場 458万2,050円
第1位 奈良競輪場 476万0,700円

すべて3連単での配当になっています。
これらのレースの映像が残っていればどのようなレースだったかを確認することができるのですが、残念ながらこれらのレースはすべて一般戦となっているため映像は残っていません。

史上最高配当になったレースの出走表が残っているので確認してみると、先行勢でともに愛知出身である2番と9番選手のラインが強そうというイメージです。
特に奈良競輪場は極端にみなし直線が短いため、先行選手が圧倒的に有利ということもあって、車券も2番と9番に集中していました。

ところがレース結果は大方の予想に反して差し選手である8番選手が1着、同じく差しが得意の4番選手が2着、3着に逃げ選手の5番が追走するという決着になりました。

高額配当になった最大の要因は、「大方の予想を大きく裏切る結果になった」ことです。
ほとんどのファンが軸にしていた2番と9番は1着を取れないどころか車券圏内にも入れませんでした。

この「8-4-5」という買い目の人気は3連単504通りの買い目の中で498番人気であり、ほぼ最低人気の決着になったといえます。
このレースの総投票数は63,476票だったのですが、的中したのはたった1票だったそうです。

この車券を当てた人については当然ながら公表はされていませんが、どの場所でこの的中を知り、どういった気持ちになったのか非常に気になるところです。

その他の公営競技の過去最高配当は?

その他の公営競技の過去最高配当は?

競輪以外の公営競技における過去最高配当についても調べてみました。
競輪の過去最高配当はかなり驚愕な金額となっていましたが、競馬、競艇、オートレースの過去最高配当もそれに負けずとも劣らない通常とは比べ物にならないような超高額配当になっています。

ちなみに、賭け式には1着を指定されたレース数当てる「重賞式」という投票方法がありますが、こちらの投票方法に関しては割愛し、あくまでも3連単のみの配当額になっています。

競馬の過去最高配当

競馬の過去最高配当は2012年8月4日、新潟競馬場で実施された第5レースで、配当金額は驚きの2,983万2,950円です。
このレースは「メイクデビュー戦」であり、一度もレースに出走したことがない新馬たちのレースでした。

出走頭数17頭立てで1着14番人気、2着が12番人気、3着が10番人気という買い人気決着で、3連単は4,080通り中3,850番人気とほぼ最低ランクの買い目であったため、通常では考えられないような高額配当となりました。

競艇の過去最高配当

競艇の最高配当に関してですが、実はつい最近、2022年11月に更新されています。
長らく競艇の過去最高配当は2011年5月22日に徳山競艇場で出た68万2,760円でしたが、それを10年以上ぶりに児島競艇場で更新、その金額は徳山競艇場の金額を大きく上回る76万1,840円となりました。

ちなみにこの買い目、57票の的中があったそうです。
競馬と比べると桁違いに少ないですが、そもそも競輪の3連単の中央値が1,500円〜2,000円程度といわれているので、それと比べると約350倍もの金額となっています。

オートレースの過去最高配当

オートレースの過去最高配当は、2006年5月22日、伊勢崎オートレース場第12レースで出た1,572万1,720円です。
この買い目は全336通り中331番人気ともう最下位人気と言い切ってしまっても良いくらいの買い目となりました。

オートレース過去最高配当の2位が約540万円となっているので、それと比べると3倍近くの金額であり、恐らくこの記録は破られることはないでしょう。

競輪の高額配当に必ず絡んでくる番号とは?

競輪の高額配当に必ず絡んでくる番号とは?

競輪の過去最高配当に関してですが、奇妙な共通点があります。
最も高額配当となった奈良競輪場のレースの買い目は先の項目で触れた通り「8-4-5」、2位の小田原競輪場の買い目は「6-7-9」、3位の富山競輪場の買い目は「8-6-9」です。

この3つの買い目には全て「4、6、8」の3つのうち、どれかの番号が必ず含まれています。
これは偶然ではなく、競輪の車番にはある法則があり、その法則の結果3つとも通常では考えられないくらいの超高額配当となっているのです。

競輪には通常「ヨーロッパ車券」というものがあります。
これは4番、6番、8番が絡む車券は高配当になる可能性が高い事を示す隠語です。

実は競輪の車番のうち、4番と6番と8番にはそれ以外の車番と比べると能力的に劣る選手が必ず振り分けられます。
競輪ファンはその事を知っていますし、知らなくても出走表を見れば実力が下である事が分かるため、必然的に人気薄となり、車券に絡めば高額配当になるというわけです。

50万円以上の払い戻し金は受け取り方が変わる

50万円以上の払い戻し金は受け取り方が変わる

ここからは実際に高額配当を的中させた際にどうなるのかを解説していきます。
競輪で車券が的中した場合、競輪場など実際に現地に行って車券を購入した場合は自動精算機に的中した車券を入れると、自動的に配当金が払い戻されます。

ただしこの方法で受け取る事が出来るのは50万円までで、50万円を超えた場合は受け取る場所が変わります。
その際は自動精算機などからではなく専用の受け取り口に移動する事となり、その際は役員に付き添われてその受け取り口へと向かい、そこで配当金を受け取る、といった流れです。

一方でネット投票で購入した車券で高額配当を得た場合は通常の配当と同じく自動的に配当金が支払われ、その日のレースが終了すれば精算されて指定口座に振り込まれます。

1年間トータルで50万円以上の払い戻し金があるなら確定申告しなければならない

1年間トータルで50万円以上の払い戻し金があるなら確定申告しなければならない

これは高額配当を受け取った受け取っていないに関わらず、公営競技で配当金を得ようと考えているのであれば頭に入れておいて欲しいことなのですが、1年間の払い戻しがトータルで50万円を超えた場合、確定申告をして所得税を支払わなければなりません。

公営競技の投票券が的中した際に支払われる配当金は、「一時所得」に該当します。
一時所得には50万円の基礎控除があって、50万円までは実質収入がゼロとみなされるのですが、それを超えると収入を得たという扱いになるので、確定申告をしなければ「脱税」とみなされます。

ここで注意してほしいのは、この50万円以上というのは競輪だけではなく、「すべての一時所得が対象になる」という点です。

例えば競輪のほかに競艇や競馬の投票をしていて、それぞれで配当金を受け取っていたのであれば、それらの金額も合算して50万円を超えていれば確定申告が必要になりますし、一時所得にはくじ引きの当選金など、そのほかのものも該当します。
何が一時所得に当てはまるのかを確認し、それらの合計が50万円を超えているかを確認しましょう。

税金を払ってない事がバレるとどうなる?

税金を払ってない事がバレるとどうなる?

しかし実際には50万円をはるかに超える配当金を得ている人でさえその多くが確定申告をしておらず、税金を支払っていないそうです。
税金を支払っていないことがバレた場合、当然支払っていない税金を支払うよう要求されますし、更に「延滞税」も支払わなければなりません。

延滞税の利率は納期期限から2か月以内は年7.3パーセント、それを超えると年14.6パーセントと、消費者金融のカードローン並みの利率で、かなりの出費になることは間違いありません。

近年はネット投票が主流となっていますが、ネット投票は収支の記録が残るので、仮に調査対象となった場合、滞納しているとすぐにバレてしまいます。
黙ってればバレないというのは過去の話なので、しっかりと確定申告しておきましょう。

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まとめ

競輪では毎日各競輪場で1回は100倍を超える「万車券」が出ています。
万車券が当たるだけでも夢のような話ですが、競輪の過去最高配当はそんな万車券をはるかに凌駕する驚きの金額でした。

競輪の過去最高配当金は、奈良競輪場の一般戦で出た476万700円で、このレースでは圧倒的に有利と言われていた先行選手たちが全員着外となり、不利な状況だった差し脚質の選手が上位2位を独占したため、このような異次元の高配当となりました。

この時の買い目は「8-4-5」であり、このレース以外のベスト3すべてに4番、6番、8番の社判が必ず絡んでいます。
競輪では4番、6番、8番に他の選手よりも実力が劣る選手を配置しており、この番号が絡む車券は「ヨーロッパ車券」と言って高配当が狙える車券の代名詞となっています。

高額配当を的中した時の配当金の受け取り方ですが、現地で車券を購入した場合は受け取り場所が別になるので、役員付き添いの元その受け取り口へ行き、配当金を受け取ることになります。

ネット投票で高額配当を的中させた場合は通常と同様にそのまま入金され、レース終了後に指定口座へと振り込まれます。
公営競技の配当金は「一時所得」に該当し、50万円を超えると確定申告をして所得税を支払わなければなりません。

  • この記事を書いた人

山川

競輪歴14年の山川です。 競輪だけで生活しています。 独自のリサーチと情報収集力で競輪予想サイトの真偽を見極めるコラムを執筆しております。
競輪予想に役立つような情報を発信中。

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